彼女と別れて許嫁と付き合おうとしたら親友の姉でした。〜何故か元カノと許嫁がおれの取り合いをしてます〜

第18話

「あなたが須藤　浪香さんで合ってるかな？」

「う、うんあってるけど、どうかしたの要さん？」

幸弥くんが転校生の手を引いて走っていった時、私は苦しくなった。

私が知らない女の子。

その女の子は幸弥くんに手を引かれた時とっても嬉しそうで少し嫉妬した。

私が嫉妬した相手そんな彼女が今私の前にいる。

「あなたは幸弥くんの元カノってことで合ってる？」

「元カノ」って言われてまた苦しくなる。

もう諦めなきゃって思ってるのに、まだ私は幸弥くんに未練たらたらなんだって自覚する。

「今から言うことは簡単なこと。あなたがうなずかなくても私は1人で実行する。あなた私と幸弥くんを取り返さない？」

「え？無理だよ、そんな事、できっこない。私はできなかったんだよ？ずっと離れ離れっだった幼馴染の要さんにそんな事できっこないよ！」

私だって分かってる。

要さんが私と同じくらい、私以上に幸弥くんを好いているという事を。

でもできないんだよ………。

「そうだと思う。私一人じゃ無理。だから須藤さんあなたに聞いたの。私とあなたが一緒に……そしたらうまくいくかもしれない」

「二人で……………」

あの二人の仲を引き裂くのがどれだけしてはいけないことかは、要さんも多分、分かってる。

いいのかな。

私が幸弥くんと復縁できるチャンスがある。

なら迷う必要はないよね。

「分かったよ、その作戦、私参加させてもらおうかな」

「そう、良かったです」

「ちなみにどんな事するの？」

要さんが教えてくれたことは思っていた以上に過激だった。

少しというかとってもエッチなこともするみたい。

でも幸弥くんが戻ってくるなら。

「本当に私が譲ると思ってるの？……ふふ、バカみたい」

要さんがなにか言ったけど、私には聞こえなかった。

でも今はそんな事どうでもいいや。

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あー真那と浪香が、悪い子になっちゃいましたね。

さあさあこれからどうなるのか、僕も楽しみですよ！

だっていま作るのがとっても楽しいですから。

これからも一応毎日投稿できそうです！