第7話
教室での出来事から2日。
俺は転校してきた雪華さんと毎日昼ごはんを食べるようになっていた。
相変わらず浪香は俺と雪華さんの関係に文句を言っている。
はぁどうにかならないかな。
ピロッ
ふいにスマホから通知の音がする。
ラインかな?
そう思いスマホのロックを解除する。
通知は雪華さんからのラインだった。
『今からそっちのお家に行きたいんだけど良いかな?』
「え?」
何度見直しても内容は「家に行ってもいいか」という内容。
『ダメかな?』
顔は見えてないのにそのたった4文字から可愛いと思えてしまう。
重症だな。
やっぱり好きすぎる。
『大丈夫だと思います』
『そう?良かったー』
◇◇◇
それから少しして雪華さんが顔合わせ以来のお母様を連れてやってきた。
それを母さんに伝えるとソッコーで帰ってきた。
いや、母さん仕事すっぽ抜かして帰ってくるのすげえよ。
「単刀直入に言います。娘の雪華と幸弥さんの同棲の許可をいただけませんか?」
「は?」
「そんなことでしたか、私は全然オッケーですが、幸弥がどうするかですので雪華さんと幸弥が話し合って決めることにしましょう」
待て待て待て、なんで勝手に話進めてんの?!
いや、雪華さんとの同棲とか願ったり叶ったりなんだけども!
母さんは家から実の息子がいなくなることを悲しんではくれないのか?
「どうですか幸弥くん。私と同棲しませんか?毎日キスできますよ?おはようとお休みのキス他にも色々」
「しましょう!雪華さん俺と同棲しましょう!!」
あれ?俺こんなにちょろいやつだったっけ?
まぁ良いか。
◇◇◇
驚いた。
まさかその日の内に俺は引っ越すなんて。
「緊張してますね。ふふ、そんな幸弥くんも可愛いですよ」
「えっと、ありがとうございます?」
可愛いと言われて喜んで良いのかわからなかったが一様お礼はいっておこう。
今日からこの家で暮らすのか。
雪華さんとの二人暮らし。
正直今日は色んな理由で寝れる気がしない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
びっくりです!!
朝起きたらフォローが65人超えてて、午後には100人突破してたんですよ?!
ほんとたくさんの方が未熟な僕の小説を読んでいただけて、とっても嬉しいです。
あ、でも星とハートはねだってもいいですか?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます