RED LIGHT

どうやら世界は狂ってしまったらしい


眠っても起きても同じ毎日

人の目が赤く見えるんだ

光る赤目が俺を見ているんだ

人が人を監視しあうこの社会に

自由何て存在するものか

いつからこんな世界になったんだ? 

どうやら世界は狂ってしまったらしい


かつて彼らが何色だったか

俺はきっと知れないんだろう

それでも足枷を外さないのは

赤く染まるのが怖いからだろう

なら今の俺は何色なのか

それもわからず叫んでいる

どうやら世界は狂ってしまったらしい


楽する者と努力する者

両者が作る人の文字

どちらが優遇されるかなんて

とうの昔にわかっているんだ

それでも努力をやめられないから

置いてけぼりになっているんだろう

それでも世界が回っているなら

世界は狂ってないのかもしれない

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