総括、そして次へ向けて

まだ見ぬ自分を探しに

【最終結果と得たもの】

 最終的に、各作品の順位は以下の通りでした。

(※「参考スコア」は、掲載順の影響を数学的に補正したスコアです。詳しくは主催者様の近況ノートをご参照ください)


【No. 086】木蘭を返せ → 実順位55位(参考スコア55位)

【No. 140】犯人はヤス → 実順位18位(参考スコア3位)

【No. 164】ヤツは死なない。何度でも蘇る。 → 実順位49位(参考スコア7位)


 掲載順が後半だったことを考えると、最高順位18位は大健闘だったのではないかと思います。参考スコアトップ10に2作入ったことも。

「参考スコア」、掲載順が後半の作品にとってはとても励みになる指標で、発案された主催者様にとても感謝しています。

 参考スコア以外にも、期間中、主催者様がTwitterで様々な切り口でのランキングを発表してくださっていてとても励みになりました。評価される機会が多ければ多いほど、ハッピーになれる参加者が増える……ということをとても理解してくださっていて、感謝しきりです。

 本当にありがとうございました!


 そして、最初にたてた二つの目標「名前を覚えてもらう」「名前を覚えて帰る」。

 こちらも、かなりの度合いで達成できたのではないかと思います。

 前者について「『木蘭orヤスorヤツは死なない』の作者」として認識してくださった方は何人かおられる感じでしたし、後者についても、好きな作品の作者さんやDMグループで発言の多かった作者さんの名前はばっちり認識できるようになりました。

 この回をアップした後、時間ができ次第フォローに回らせていただこうと思います。よろしくお願いいたします。




【やり残したこと、そして次回へ向けて】

 今回いちばん心残りだったのは「3作しか出してなかったにもかかわらず、その中でさえ傾向が被ってしまっていた」ことですね……。

「木蘭」と「ヤス」は、やりきれなさを残す読後感が共通していましたし、「ヤス」と「ヤツは死なない」は、ネットミームに題材をとっている点が共通していましたし。


 せっかく匿名かつ作品数無制限だったので、もっといろいろできればよかった。

 重いだけでなく、熱かったりほっこりしたり幻想的だったりする読後感を狙ってみたり。

 題材も古今東西色々な事物から採ってみたり。

 そういえば、普段よく書く料理ものも、既存作があるからと今回は書いてなかったです。

 作者名と切り離された貴重な場なので、いろいろ実験してみるには最適のはずなんですよね。あえて普段の得意不得意を外して、手当たり次第に色々試してみれば、試した分だけ知らなかった自分に出会えていた気がします。


 次回が開催されたら、今度は、日程が許す限りいろいろなものを投げ込んでみたいですね!

 得意なものも不得意なものも、よく書くものも書いたことないものも。

 その結果、何が残るのか……楽しみです。

 願わくは、次回開催時には時間的余裕がありますように(今回は家庭の事情で自宅時間がほぼ使えず、大部分を職場の昼休みに書き進めていたので)!




 あらためまして、主催者の板野かも様、作者参加者の皆様、応援で参加された読者の皆様、おつかれさまでした&ありがとうございました!!!




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 次話「コメント返し」にて本稿は完結予定です。

 ただ、幸いなことに期間中多数のコメントをいただきましたので、アップまでに若干お時間をいただくかと思います。

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