応援コメント

第51話 隣にいたい」への応援コメント

  • おお。なんだかんだ二人の仲も進展している!
    ただ夕莉が自分から勉強を教えると言い出さないのが不思議。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    夕莉がなぜ勉強を教えなかったかについて、裏話的な内容になりますので、以下長文になってしまいます。
    ご容赦くださいませ…。

    夕莉は、詩恩が奏向に「中間テストで三位以内に入らなければ、退学にするよう直談判する」という条件を課そうとしていたことを、あらかじめ知っていました。

    その経緯として…

    奏向が暴力行為を犯したと夕莉が知った時、本当は生徒会長として学校に告発するべきだったのですが、心の底では奏向を庇いたいという気持ちがあったので、自分が黙っていれば公になることはないと思っていました。
    (この時点で夕莉も共犯になっているのですが…笑)

    しかし、ここぞとばかりに詩恩が例の騒動を深掘りしてしまったので、事実を知っている自分がそれを見過ごすわけにもいかなくなり…。

    校則を破ったという事実を知りながらなぜ告発しなかったのかと、夕莉は裏で詩恩から迫られていました。
    が、夕莉も引き下がらなかったのでしょう。

    奏向を庇いたい夕莉と、奏向を退学にしたい詩恩が事前に話し合い、詩恩が提案した「中間テストで〜」の条件を奏向に課すことを、お互いの妥協点としたのです。

    言ってしまえば、ある意味夕莉は詩恩と結託しているということになります。

    つまり、自ら奏向に勉強を教える行為は、校則違反をした生徒を手助けしてしまう上に、詩恩との取り引きを裏切ることになるので、生徒会長の立場としては、校則違反者を直接的に助勢するわけにはいかなかったのです…。

    詩恩に隠れて密かに教える、という方法も考えられます。

    しかし、すでに奏向の暴力行為を黙認していたという前科があるのと、隠し事はどんな手段を使ってでも徹底的に追及する詩恩に、これ以上奏向を助力するような行為をしていることが万一バレたら、今度こそ容赦なく奏向を退学に追いやろうとすることは目に見えていたので、リスクがあります。

    なので、今回は奏向を信じてただ見守ることしかできませんでした(◞‸◟)

    編集済
  • 今回のお話尊さが溢れてますね( т т )
    2人がただの契約関係という認識を正せて本当に良かったです!2人とも本音を伝えあってすごく頑張った回ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    今回は二人の関係が大きく進展するきっかけになった回でしたね!