第51話 次の日です

俺は目が覚めるとラララがいる。

ラララは、俺を見るとよってくる。

「ふあ………ユウタ」

「ラララ?」

「ユウタ………………踏んであげる」

「え」

寝ぼけるラララは、俺を地面に倒すと上に乗る形になる。

「ら、ラララ!?」

「踏んであげるわ。この踏まれたがりや」

「あ、こ、これは」

そこへノックがなり、入ってきたのはミラだ。

「ユウタさん。失礼します。ユウタさん。お手紙が来ています」

俺はラララに踏まれてる。

ミラは目を開く。

「な、何をしてるのですか!?」

「ユウタが踏んでっていったのよ」

ミラはあわわとする。

「ユウタさん!あなたはよくないさんです!」

ユウタは正直ゾクッとしてしまう。

「ミ、ミラ!それより手紙って?」

「…ルヴァイルさんからです」

「誰だっけ………」

「とにかく!ラララさん!そんなよくないさんから離れるべきです!」

ラララをミラは離そうとすると。

「ミラさーま。かーわいいー」

ミラを押し倒した。

ミラはピンク色の髪を布団に流れるように広がる。

「あの…ラララさん?」

ラララは舌なめずりをする。

「ミラさーま。かわいい…かわいいわ……ふふふふ」

俺はその光景を見つめる。

やばい。

これやばい。

「ミラさーまー」

「………っ!ラララさんっ!待ってください」

「私が待つのかしら?」

「………ユウタさん!」

「あ、俺見てるから。」

ミラはなき目をする。

「助けてください!」

俺は。

「ラララ、その寝ぼけるのはよくないと思うぞ」

ミラは俺を冷たい目で見てからラララへ言う。

「あちらにユウタさんがいますよ」

ラララの顔は俺を向く。

狙われてる。

「ユウタ!ツボを踏んであげるわ!」

「ついてくるなあ!」

俺は逃げる。

目が怖い。

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