第42話 集合に、ラララまで来ました

熊に似たモンスターと、イシコとペンギンに囲まれていると、ラララが来る。

「ユウタっ、て、何かいっぱいいる!誰よ!?」

俺は答える。

「熊?モンスターとイシコ。ペンギン」

「な、変わった友達ね?ペンギン………かわいい……おいで」

ペンギンは素直にラララの元へ行く。

ラララは、膝をつけるとペンギンの頭を撫でる。

「初めまして。私はラララ」

ペンギンは答える。

「僕はペンペン!ラララ!ねえダンス好きペン?」

ラララはワタワタする。

「ダンス、で、で、出来ないわ」

「そうなの?なら僕とおどるペン!」

ラララは、カクカクと踊り始めた。

「おおう、ラララ…結構踊れてる…!?」

イシコは笑う。

「あら、ユウタは踊れないのかしら?」

「ハチミツ踊り!」

熊モンスターは、ハチミツの話しかしない。

うおい!

イシコへ言う。

「俺は…おど…踊れなくて悪かったな!」

イシコは笑う。

「いいのよ。下さえちゃんと見てればいいわ」

は!

「イシコっていい奴だな」

イシコはまっかになる。

え!?赤!

「恥ずかしがってんのか?ほお。イシコ」

「な、何よ!もう帰るから!」

石はどこかへ行ってしまう。

そこへ、熊モンスターが言う。

「ハチミツ!」

「ハチミツはここにはありません!」

俺は答える。

「ハチミツは渡さないぞ!」

「俺は人のハチミツはとらない!」

「え…………」

「ん?」

熊モンスターは、俺のことを見つめる。

「ほんとに?」

「ほんとだ」

「……………………………」

熊モンスターはふにゃんとする。

「そっかあ。ごめんね。勘違いして……俺ハチミツが大事だから……ごめん」

俺は熊モンスターの頭を撫でる。

「分かってくれたし、怒ってねえから」

熊モンスターは、笑顔になると帰る。

「またね。ユウタ。俺のハチミツ今度渡しにくるね」

俺は一応

「自分の食いもん持ってこなくていいから!自分で食ってくれ!」

熊モンスターは笑う。

「また会いに来るねー」

「お、おう」

そこへラララがいい感じに華麗に踊り、俺の元へ。

「あら。ユウタ。私の華麗な姿に恋した?」

ペンギンは笑う。

「ラララは、筋がいいペン!」

俺は落ち込む。

ペンギンは行ってしまう。

「……………………」

俺は顔を覆う。

ラララ、踊りうま!

俺は下を向いた。

「………………」

「ふふん。私は何でも意外と出来るのよ」

「イイナーウラヤマシイナー」

俺は棒読みで言った。

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