第31話 ラララとパーティー組みました

ラララとパーティーを組んだ。

彼女はレアアイテムを出しやすくする。(今は逆でレアでないアイテムを出す)

ラララと共にギルドクエストをするのだが。

今までの一人と違い、しかも、ラララはランク5を選ぼうとする。

「ランク5をするわよ!」

「俺はランク1の方がいいと思う!」

ラララは、経験値もたくさん上げられるからランク5がいいと言う。

が、それは。

「倒されたらゼロだぞ!」

「挑戦もしないでランク1なんて臆病者のすることよ!」

な、なんだと!

「お、臆病者だって!」

「臆病者ーおくぴょうものーユウタは臆病者」

イラッ

「お前とは、お前とは、パーティー解散だあ!」

俺は走る。

「あ……………」

__________

俺は川の近くで体育座りをする。

「臆病者って言われて……俺。何してんだろ」

ラララ、せっかくパーティー組んだのに

そこへ誰か来る。

「あ、あ、お、お、えと、ユウタが悪いのよ!臆病者すぎるのよ!」

なぬ!

「………………う」

「でも、私も考えが浅すぎたわ」

「お、と、お、おれもわ、わる……かった」

パーティー組むのは大変なんだな。

ラララは言う。

「ごめんなさい。勝手を通そうとして…」

「俺こそごめん!」

ラララは笑う。

「ふ、ふんっ。べ、べ、別に………とにかく行くわよ!」

もう一度ギルドへと戻った。

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