話外 しんこんりょこう 解決その2 人狼風味

 使徒は天使とはまた別の神の尖兵であり、地上における神罰代行者神の意思の伝達者であった。

 我らが主上は、この星の大地母神たる名を伏せし女神さまである。

 が、当の女神さまは今、これ以上ない恐怖と混乱に打ちのめされていた。


 ああ、なんてこと。我らが偉大なるあなたさまがそんなコトでは困ります。


 我らが女神さまは戦慄している。あの幼女に恐怖している。は一体何者だと。

 慄きおののが使徒たる自分にも伝わってくる。強烈な眩暈と悪寒と暗転をともなって。


 これはアカンやつですやん。


 たった一日で、これほどまで劇的な心情の変化・変容が起きようとは。

 私見を述べよう。我らが女神さまの恐怖から分析する幼女像を。


 はプレデターだ。すなわち捕食者。とんでもない相手を敵に回したらしい。

 自分にはわかる。

 はすべてを喰らいつくす蛇。世界蛇ヨルムンガンドに近いナニカ。漆黒のあぎとを持つ怪物。

 なぜって。

 時折、の縦長の獣の瞳が、その虹彩が、ゆらりと揺らぐように。

 見るものすべて、これは食べて美味いか不味いかを。

 推し量っているのに気づいてしまったから……。


 まるで大蛇の眼前で身動きが取れなくなったカエルの気分。本当なら二重身たる自分こそが捕食者でなければならないのに。神さま、女神さま、助けて。


 封印もしくは殺害どころか、逆にあの恐るべき幼女に殺されそうで身がすくむ。

 身の毛のよだつ想念に圧しつぶされそうになる。それに必死で耐える。


 くっ、現状を嘆いていても何も解決しない。世界は自身を助ける者を救う。

 ピンチほど前向きに考えよう。意思決定が一人になった分、身軽になったとする!


 よし、深呼吸しよう。すーはーすーはー。……今夜の行動について考えよう。


 最優先事項。


 霊媒師役職を持つガイラより先に、を排除しなければならない。

 ディロン・エッツィオの正体がどうとかどうでもいい。

 

 それよりもを叩く方がはるかに重要。そんなこと、わかっている。

 兵は拙速を貴ぶ。

 星すら砕く偉大なる主上の御力。一撃必殺に賭ければ、あるいはもしかしたら。


 思って、真夜中。


 の寝泊まりする部屋を襲おうとしたのだが――

 できなかった。

 最悪の事態。我が不運を呪う。

 狩人の役職者が、を守護していたらしい……。

 どうやっても侵入できなかった。不思議な力でどこからも部屋に入れなかった。


 もうダメかもしれない。お先真っ暗。


 を排除できないとは。絶望と恐怖で思わず失禁してしまう。

 このままでは……このままでは……っ! 我々が敗北する……っ!

 迂闊なもう一人の二重身。役に立たない狂人。頼れるのは自分のみなのに。


 今日明日にでも自分の正体がバレて封印されるかもしれない。


 むしろ出会い頭に、逆に自分がさっくりと殺される可能性すらある。

 得体の知れない、異世界から来た怪物幼女に。


 ああ、女神さま。我らが偉大なる主上。

 どうか敬虔なるあなたの使徒に、困難に打ち勝つ力をお与えください。


 と、とりあえず、失禁対策にオムツをつけようかな……。



 ◆◇◇◆◇◇◆



 夜、二重身が私を殺しにやってくるかなと待っていたのだけど。

 来なかったわ。

 残念。持て余すこの気持ちをどうしてくれよう。なんだかムラムラするよ。


 ともあれ。


 どうやら狩人の役職者が私を守護してたっぽいね――と思っていたら。

 実のところ、全然、違ってた。

 ごめん、二重身がこの部屋に来れなかったのはたぶん私が原因。


 魔帝になってからは特に、私という存在は私だけでは完結できなくなっていた。

 つまり、国家の最高権力者が無防備でいてはならないってコト。

 私にもし何かあったら帝国も大変な事態になる。私こそ帝国なのである。

 勘違いにしろ我が帝国の弱体を垣間見るや、南方連合国が侵攻してきたように。


 なので結構強めの結界をね、程度で言えば主神クラスの神もシャットアウトする結界を、プチダンジョン化させた自室に張っていることを忘れていたのよ……。


 いやあー、日常の延長で、無意識にやっててウッカリさん。

 そんなの弱くてレベルの低い堕女神の使徒なんか、私の部屋に侵入できないね。

 ごめんね、二重身。お前を喰うのが一日伸びてしまったわ。


 ……ん? そうだよ?


 偽物のディロン司教はともかくとして。

 もう一人の二重身。そう、お前。お前のこと。私は心に誓っているんだよ。


 封印なんてしてやらない。そんな生易しい処置なんて絶対にしてやらない。


 繰り返すけど、お前は必ず、喰う。

 掴まえて、血を吸いつくした後、さっくりと喰う。んふふ、楽しみだね!


 だから、早く――私の部屋に襲っておいで。待ってるから。にゃはっ☆



 ◆◇◇◆◇◇◆



 朝。大広間。話し合いの場であり、封印の場でもある二重身ゲームの主戦場。


 私は伯爵のメイドに抱っこされ、おまけに戦闘バトルメイドの護衛つきで参上していた。



「にゃあ! みんなおはよー! 今日も太陽の光がすっごく気持ち悪いね!」

「なんというか、吸血鬼独特の朝の挨拶だな……おはようさん」

「あははっ、太陽が今日も気持ち悪いー♪ おっはよー♪」

「おはよう。そうそう、朝メシの後で良いから霊媒師役職の報告を聞いてくれよ」

「おはようございます、みなさん」

「おはようございます」

「お、おはよう……ございます……カミラ……さま」

「ぐ、もに」

「おはよう、カミラ。調子はどう?」



 もしかしたら虎獣人のガイラが二重身に狙われたかもと思ったら、何のことはない。ガイラは生きていた。昨日の話の流れでは、正常な判断のできる狩人役職者なら私か彼のどちらかを守護していたはず。まあ彼も無事だから問題はないけれど。


 私は今朝の結果に満足した。ふふん、と密かにドヤ顔をする。


 で。


 仮の主人として、メイドたちに私は命令を下した。 

 全員無事なら心理的ショックもない。となれば朝ごはんを食べて然るべき。


 そんなこんなでメイドたちにメンバー全員を城の食堂へと誘導させる。



「……実は昨日も思ってたんだが、お嬢ちゃんたちって吸血鬼なんだよな?」

「うん、そうだよ。それがどうしたの、カッシュ?」



 朝のメニューはふわふわの丸い白パン、プレーンオムレツ、ウィンナー、コーンスープっぽいマイルドなナニカ。トマトジュース、フルーツ類となっていた。

 私はファミレスなどで見かける幼児向け腰高椅子に座り、プレーンオムレツを食べていた。そこをカッシュが何やら感慨深い表情で話しかけてきたのだった。



「この世界の吸血鬼はさ、血と、血をブレンドしたワインしか口にしないんだよ」


「栄養摂取効率は多少下がるけど、にゃあたちの世界の吸血鬼は基本的になんでも美味しく食べるにゃ。もちろん、血しか口にしない古典主義者もいるけどねー」


「そうなのか……じゃあ血に飢えることはないと?」


「そんなことないにゅ。人だって今日はお肉をお腹いっぱい食べたいって思う日もあるでしょ? それと同じで今日は童貞の男の子の血を飲みたいにゃーとかあるよ」


「童貞の男の子の血……ああ、うん、お嬢ちゃんはレディバンパイアだもんな」

「男の娘でもいいけどね。お尻だけ使っているの血もまた滋味深いー」


「マジかよ、オトコのムスメと書いて男の娘。お嬢ちゃんの世界の吸血鬼は未来に生きてるよな……それってオカマ野郎とどこが違うのかさっぱりわからんが」


「男の娘は元々女の子みたいな容姿の美少年だけが認められるレアスタイルにゃし」

「つまり?」

「ちんちんのついた可愛い女の子と扱えばいいにゅ。実際、にゃあはそうしてる」

「まーじかー。確実にお嬢ちゃんたち未来に生き過ぎじゃねぇ?」



 とまあくだらない雑談しつつ朝食を摂っていると、少し気になる様子が見られた。


 謎精霊のラ・ダ。


 皿ごと、全身で朝食を摂ってるし。魂的な従姉妹のマイノグーラみたいな食べ方をしている。もっと視覚的に例えるなら某JOJOの柱の男の食事風景というか。



「ラ・ダ。朝ごはん美味しい?」

「皿が、うま……うま……」


「お皿は食事を乗せるための、いわゆる食器だよー?」

「うま……うま……おかわりほしい」


「あはははっ、それなら私のお皿も食べちゃうー?」

「ランの皿も、もらう。うま……うま……」



 いや、美味しいなら良いのだけどね。人間でも稀に土を食べる人もいるし。

 精霊とは自然現象が集積してある種の仮想人格を持った存在である。

 となれば訳の分からないラ・ダみたいなトンチキなのもいるはずなんだよね。


 でもね……うーん。我がゴーストが囁くのよー。

 ちょっと、尋ねてみる?



「にゃあ。ねえねえ、ラ・ダ。いくつか確かめてもいいー?」

「う、ん……? カミラ、なに……かな?」


「狂人役職は、狂った行動を取るのが役目。だけどそれは他の人にバレないよう二重身にくみするためのものにゃ。別に奇行種になれって意味じゃにゃいの」


「え……。そう、なの……?」

「うん……」

「頭おかしい人ムーブ、頑張ってたのに、ショック……」

「うん……そだね……方向は違うけどラ・ダの狂人役職への努力は評価したい」

「――ドゥブッハァ!?」


 なんとなく会話を聞いていた魔族司教が盛大にトマトジュースでむせた。

 うわっ、と思わず身を捩る咎人エルフ。ケラケラ笑うアホの子のダークエルフ。



「ゲホゲホ。図らずも狂人役職のヒト、わかってしまいましたねぇー」

「ラ・ダ、素直すぎてこの役職に向いてなかったのにゃー」

「ご……めん……」

「良いのだけどね。これで困るの二重身だけだしー」

「お皿、おかわりほしい……」

「はい、どうぞ」


「皿が美味しいってのはわざとボケてたのではなくて素の話かよ……」


「カッシュ、その皿もラ・ダにあげてー」

「いいのか人んちの食器を勝手に精霊に喰わせて?」

「貴族は金持ちだからダイジョーブー。……ふみゅ。あとズヴァルトピレン、さっきむせたときに鼻からトマトジュースが垂れて、鼻血みたいになってるよ」

「おっと、これは失礼をば」



 人狼ゲーム――二重身ゲームの真っ只中というのに和気あいあいとする。

 実際のテーブルトークなら普通にあり得る光景。

 だけど、この今やっているゲーム。

 下手したら毎日死人が出ちゃうデスゲームなのだった。

 それなのに、みんな、和気あいあいとしている。

 誰も疑心に苛まれたりしていない。

 いや、一人――否、一体だけは疑心と焦燥に身と心を焼いているか。

 二重身。

 うふふふふ。こちらは私の手によって掌握済みだよ。

 あと、お前が誰に化けているか、私はゼロ日目から知っているんだよ。

 一つの矛盾。有り得ない行動。それだけで十分。正体は看破している。


 さあ、どうする? 諦めて自分から封印に申し出てもいいわよ?

 お前を殺すのは最後にしてやろう→あれは嘘だ。とか映画ネタも挟んであげる。


 とかなんとかおよそ幼女らしくない思惑でほくそ笑む私。


 ちなみにガイラの霊媒判定ではやはり――

 前日封印されたディロン司教は偽物で、二重身であったという。


 まあ、分かってたけどね☆


 狂人役職には向いてなかった、元々からどこか変な謎精霊のラ・ダは。

 一応形だけでもした封印投票によって封印が決まった。

 ラ・ダは素直に頷いていた。

 ただ、封が解けたらまた一緒に踊ろうね、と約束だけして。


 その夜。時刻は午前二時。


 吸血鬼たちの感覚では午後の気だるい昼下がりみたいな良き夜だった。


 遠慮がちに、扉が、こんこんこんっと3回ノックされる。


 来たね、二重身が。

 どうして今夜コイツが来るのを予想していたかって? 外部の仮下僕のメイドたちからコイツの動向を逐一通報を受けていたからなんだよねー。

 私のところへ来ないならその程度。見るも無残に処分するつもりでいた。

 でも、コイツはやって来た。

 諦めてバンザイ特攻ってところかしら。

 どうでもいいけどね。腹マイトで自爆を狙おうと、そんなの無意味だから。


 私はフィンガースナップ――なんて洒落たマネできるわけがなく、代わりにペチィッと両手を叩いた。するとガチャ、と外と中を区切る部屋の扉が開いた。

 本来なら不思議な二重身(人狼)パワーで鍵のかかった扉も関係なく開けてしまうはずなのに、わざわざノックをするとか面白い。前世の吸血鬼概念では、建物の住人が招き入れない限り吸血鬼はその住居に侵入できないとかあったけれどね。



「お、お邪魔します……」

「ようこそ二重身。待ってたよ」

「あう……」



 恐る恐る扉を開けて入ってきた人影は。

 それは……。

 マリーの姿を取っていた。



「結論から語ろうね。……にゃあはお前を許さない。お前の血を吸って、喰う」

「ひっ!? あああ……出ちゃったあ……」

「……?」

「ああ……お漏らし、気持ちいいです……」

「なんでこの状況で新しい性癖の扉を開けてるの! マリーの姿でやめるにゃ!」

「ひっ、ごめんなさい! あああ出ちゃう」

「ったくもー。こいつお漏らし前提で既にオムツつけてるしー」



 なんかすごいのが来ちゃったわ。

 オムツお漏らしに目覚めた二重身とか。

 ……ふむ。

 今度、ホントのマリーでオムツプレイしてみようっと。私がお母さん役ね。



「……あ、あの」

「なんにゃ。喰われる前に言いたいことや聞きたいことがあるなら今のうちにゃし」


「し、死ぬの嫌です!」

「知らんにゃー!」


「じ、じゃあ……なぜ、私が偽物だとわかったのです!?」

「そんなの簡単だよ。にゃあとマリーは夫婦だからだよ。吸血鬼で、淫魔属性を持っていて、ちゅっちゅが大好き。どんな状況でもはするの。……わかる?」


「わからないです!」


「ゼロ日目、夜、寝る前までにゃあはお前がマリーに化けていることに気づいてなかった。だけどにゃあのお出かけオムツを交換したあとに、しようと誘ったらお前はなんて言ったっけ。要約すると、断ったよね」


「は、はい」


「ホントのマリーは、にゃあと同じ淫魔特性を持つため、は絶対に断らない」

「え……」


「お前、化けた相手にどれくらいの精度で模倣できるにゃ?」


「姿は完璧に模倣します。見た目だけなら親ですら騙せるでしょう。体臭や対象の独特のクセも高い精度で模倣できます。中身的には、コピーされた記憶を検索しつつ模倣します。戦闘力は女神さま準拠になります。すなわち、レベル35兆です」


「ふーん、にゃるほど。マリーはレベルで負けて模倣されちゃったと。まあでも、クセは模倣できても性欲まで模倣できなかったのがお前の敗因にゃし!」



 あのとき、私が百合百合仲良し(ちゅっちゅ)を偽物マリーに提案して断られて、にゃあー? となったのだった。あの時点であれれー、おかしいなー? と、どこぞの死神少年探偵のように疑問が湧きたったわけで。


 それが証拠にこの二日ほど、私はこの偽マリーとは最低限の会話しかしていない。

 偽物と話す必要なんて、ないから。

 あと、私の愛するマリーを奪い取ろうとしたコイツに、飛び掛かり星ごと滅ぼしかねなかったのもある。なるべく関わらないようにしないと、私は。


 さて、この偽物を、どうしてくれよう。



「夫婦の片割れを模倣するなら、夫婦の夜の営みくらいできないと話にならない」

「だって女の子同士とか、怖くてしたことないもん……」


「脱ぐにゃし」

「え」


「脱げと言ってるにゃし。百合百合指導してやるにゃ。ほら、オムツ姿になる!」

「か、勘弁してつかぁーさい!!」


「どこのアルペジオにゃ! ほら脱ぐ! オムツ姿でベッドへ行く! お股開く!」


「あ、やめ……っ、あっ、そんなっ、手際が良すぎであっという間に裸!?」


「まずは吸血してやるにゃー! たっぷり吸ってやるので覚悟にゃー! ガブー!」


「アッー! 勘弁してつかぁーさい! き、吸血が……ンギモチイイーッ!!?」



 百合の花びらが、はらりと一枚、落ちていくイメージ。


 どうもマリーとできなくて、無性にムラムラしてきたのでヤっちゃった。

 眷族化して、下僕にして、リアルオムツプレイしてやったわ、にゃははっ!


 私は宣言を守ったよ。ある意味でね!


 暴食で食べると思った? 残念、さやかちゃんでした!(謎発言)

 性的に喰う。なかなか美味しかったわ!



「うう……女神さま……もうお嫁に行けない……気持ち良すぎました……っ」

「女神も後でお尻をぱーんしてやるにゃし」



 私はベッドで満足のため息を尽きつつ、マリーに化けた新たな眷族の二重身をはべらせる。もう完璧に事後。実際にしたのでホントに事後。


 私、Win! 第三部、完!



「で、ホントのマリーはどこ?」

「あ……はい……いま解放します……」

「ちょ、場所を聞いただけでまだ解放は!」



 偽物マリーは性的に満足しすぎて朦朧としているのか、私の静止を聞かなかった。


 ゆらっと、空間がゆれて。


 マリーが、すとんと、ベッドに着地。



「あれ? ここどこ? ……裸の私がいる!? カミラも裸!? なんで!?」


「あぁ……やっちゃったあ……」


「ご主人さま……マリーさんはちゃんと解放いたしましたよ……」


「カミラー?」

「う、うみゅ、マリー。ごきげんよう……」


「事情、説明してくれるよね? なんで私がいて、なんで二人とも裸で、しかもオムツをつけていて、あろうことかオンナノコの香りが充満しているのか……っ」


「えーと……」


「目を逸らしちゃわからないでしょ?」

「マリーの姿に我慢できなかったと言うか」


「それで、しちゃったの? この私は誰?」

「にゃあ……二重身っていう敵だった子なのよ。マリーと入れ替わってたの」


「……ふーん? でもカミラなら入れ替わってもすぐ気づくわよね?」

「うん、すぐに気づいたにゃー」


「……ふーん」


「ごめんにゃさい」


「……いいわ、許してあげる。でもね?」

「うにゅ?」


「私もこれから参戦するから!」


「「えー!!?」」


「こんなえっちな匂い嗅がされて何もしないなんて、ありえないでしょ!」



 マリーは鼻息荒く衣服を脱ぎ捨てる。あっという間に全裸に。そして。


 ……ヤりました!(またこの終わりかよ)




【お願い】

 作者のモチベは星の数で決まります。

 可能でしたら是非、星を置いて行ってくださればと。

 どうぞよろしくお願いします。

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