話外 しんこんりょこう 後編 人狼風味

 は危険だ。女神の神判について異様に詳しく知っていた。

 人狼ゲーム、だったか。ふざけたネーミングだ。我々は女神の使徒であるぞ!?


 ……いや、落ち着け。冷静さを欠いては勝てるモノもままならなくなる。


 そもそもあの幼女、会話の内容がおかくしなかったか?

 知識量もさることながら――

 子どもらしい変な喋りのわりに物事への理解が異常に早くなかったか。

 しかも、まるですべてを見透かすような言動ではなかったか。

 見た目は生まれて数年しか経たぬ無力な幼女。未だオムツを必要とするほど。

 しかし我が直感は囁きかける。

 あれは只者ではないと。あれは幼女の姿をした別な何かだと。いわんや怪物だと。


 極端な話、二重身われわれを炙り出す推理法も知っているのではないか……。


 ……早急に始末すべきだな。可能なら今すぐにでも殺害せしめるべき。


 だが昼間の会話ターンでは女神のルール上、我々は直接殺人を禁じられている。

 転じて夜のターンは我々の時間となる。なぜなら女神が決めたルールだから。


 我々は、一晩に一人だけ、狙った相手に圧倒的な力を振るうことが出来る。


 その強さは我らが女神と同等。つまり、この世界において比肩するモノ無し。

 たとえ星々と相対しても、それが狙った相手ならば、我々が必ず勝利するだろう。


 あいつは高位の吸血鬼だったか。しかし殺せなくとも終結まで排除はできよう。

 そして女神に勝利を捧げ、あいつは女神の敬虔な信徒にしてしまおう。


 だがまあ。


 まずはこの神判の発起人となった、ドラキュラ伯爵を始末せねばなるまい。

 彼もまた知り過ぎている。

 愚直な吸血鬼。妻を愛する良き夫。悪い人柄ではない。むしろ好感さえ持てる。


 しかし、それがどうしたというのか。


 たとえアンデッド特性の影響で死なずとも判決中はリタイアしてもらう。

 我々が不利になる状況は極力排除せねば……。



 ◆◇◇◆◇◇◆



 朝、目覚めたら部屋外の気配がやたらと騒がしかった。



「もー、うるさいにゃー。にゃあの眠りを邪魔しちゃだめなのよー」

「おはようございます、陛下。聞き耳を立てたところ、この城のご当主がどうやら何者かに襲われてお亡くなりに――いえ、灰になられたとか」

「みゅー? そうなの、セラーナ?」

「そのようです、陛下」

「ここでは公爵家令嬢で通っているから、昔みたいに呼んでくれても良いにゃ」

「はい、お嬢さま」

「そっかあー。まあ棺に灰を入れておけばそのうち復活するよ」

「はい、おっしゃる通りでございます」

「……モーニングすーはーする?」

「ぜひ……っ」



 私はセラーナたちお世話メイドたちに体を預ける。メイド隊は飢えたわんこみたいに私に貪りつき、身体の色んなところをクンカクンカすーはーする。

 腋とか首元とかおへそとか……お股とか。匂いの溜まるところを吸うのだった。


 猫吸いならぬ、幼女吸い。人が見ればおかしな光景だけど、これも私の日常の内。


 にしても朝か。うーん、太陽が不愉快にも陽光を大地に照らしている。吸血鬼をはじめとする夜族は太陽が大嫌いだ。でも、ゲームのために昼間に活動しないと。


 ドラキュラ伯爵城。あてがわれた客間。


 無断で改造してプチダンジョン化した仮の自室。地下3階、地上10階の迷宮。

 部屋には一人でいるという人狼ルールなど無視。だって私、ちっちゃい女の子だもの。お世話してくれる人が必要だよ。なのでメイド隊のセラーナたちを召喚。

 人狼……じゃない、二重身が侵入してきても逆にやっつける自信があるからね。

 そもそも鑑定を使えばどれだけ他者にうまく化けても区別できるんだよ。


 ……ヤっちゃおうか? ズバッと一撃。


 少なくとも私も狙われる以上、自衛のため『処理』をするのも悪くないかも。

 


「どーしよっかなー。でも神さまがせっかく企画してくれたしー」



 ちなみに今もメイド隊たちにクンカクンカすーはーされ続けています。

 ホント、この娘たち、私の体臭が大好きなんだから……。

 私は私でちょっとメイド隊たちのおっぱいでもモミモミしちゃおうっと。



「うーん……まあ、襲われたら暴食で丸ごと食べちゃえばいいかなー」



 着替えなどの支度を済ませて、私は客間(ダンジョン化済み)から出かけていく。


 先ほど知っての通り、城内は騒然としていた。


 特に、伯爵の眷族たる使用人たちが余裕を失った表情で右往左往している。彼女たちの赤い目は、今にも泣きだしそうなほど不安に揺れていた。


 へえー、と思う。伯爵、眷族たちにとっても愛されているのね。

 ならばひとつ、見舞いに行ってあげようかな。今は灰になっているけれど。


 私は想像魔法『空の雫』を唱え、地下の伯爵の寝室へと向かう。


 途中、私に気づいた彼のメイドたちは私を伯爵の部屋へと行かせまいとした。なので魔眼に色欲権能をほんの少しブレンドして平和的に魅了堕ちさせてしまう。

 かしずく彼女たち。せっかくなのでおっぱいモミモミしちゃう。

 今、彼女らに必要なのは主人の存在である。伯爵が復帰するまで私が仮の主人になってやろう。そしてしばらくの間、部屋外での私の手足になってもらおう。



「……伯爵。お前、ゼロ日目に自分が狙われることに気づいていたね?」



 地下五階の最奥にあるドラキュラ伯爵の寝室。吸血鬼の寝所は墓所と扱いは同じ。

 私は彼のメイドたちに護衛させ、しかも一人にお姫様抱っこされていたりする。


 古典的な吸血鬼映画に出てきそうなバロック調の、無駄に豪奢というか、趣味が悪いと言うか……ゲフンゲフン、まあ貴族的な伯爵の寝室でのこと。

 黒を基調とした天蓋付きベッドにドカンと置かれた黒檀に金の装飾の彼の棺。


 二重身ゲーム、もとい人狼ゲームのためにメイドたちが朝、伯爵を呼びに行ったら棺の中で灰と化していたという。二重身にヤられていたというわけだ。



「物語では主催者、または発起人がデスゲームでまず最初に排除されるパターンがあるにゃ。なぜって、真の主催者が裏にいるから。神さまがイベント企画したらトンデモになる良い例として覚えておくとして、ある意味でにゃあの被害者みたいなものだからお前の切なる願いを叶えるよう動いてあげる。なので安心して眠っててね」



 言い残し、私は伯爵のメイドにお姫様抱っこされたまま彼の寝室を去る。

 彼も高位の吸血鬼だ。殺されて灰になったくらいで滅ぶような手合いではない。

 そのうち蘇るはずなのでその辺りの心配はいらない。ただ、二重身ゲーム中は女神サイドの妨害で復帰はできないと思われる。簡単に言えばリタイヤである。


 私は始めに通された大広間へ向かう。


 すでに昨晩会ったメンバーは全員集まっていた。



「おはようカミラ、今日も太陽が気持ち悪いわね」

「おはよう、マリー。昨晩は一人でどうだったにゃ?」

「とっても寂しかった」

「うん。にゃあも寂しかった」



 あてがわれた部屋を無断で改造してプチダンジョン化させ、メイド隊を召喚しても寂しいものは寂しい。マリーと一緒にいたい。が、さすがにプレイヤーを就寝時に同室に招いてしまうのは色んな意味でよろしくないので私としても遠慮している。



「……集まった、な」



 昨晩見た聖堂騎士みたいな四十路の男が呟いた。隣の白ローブの青年が頷く。


 エルフはツンと横を向いている。ダークエルフはどこから持ってきたのか干し肉を食べている。モフモフタイガーの獣人はむすーっと腕を組んで目を閉じている。魔族の騎士と詰襟男は静かに佇んでいる。人型の謎精霊はぼーっと空中浮揚している。



「昨晩未明、ドラキュラ伯爵が二重身の襲撃を受けて灰になった。吸血鬼は強い。単純に腕力だけでも脅威となる。そんな彼ほどの強者があっさりやられてしまった」


「二重身ゲームは昨晩より開始されています。現在、この城は入城こそ可能でも退城は死体になる以外不可能のようです。おそらくは名もなき女神の力によるものでしょう。そして重要なのは、この中に既に二重身が紛れ込んでいるということ。二重身に成り代わられた本体は……残念ながら死んだものと見てもいいかもしれません」


「つまり、このゲームからは逃げられない。二重身ゲームの目的は、当人になりすまし、夜に殺害行動に出る二重身を昼間の間に割り出して封印することになる」


「にゃあ」


「はい。発言したいことがあるなら言ってくださいね」


「にゃあはカミラだよ。吸血鬼なの。それで、あなたはだあれ?」


「ああ、そういえば。御令嬢たちは昨晩、私どもの誰よりも遅くに到着なさいましたね。本来なら伯爵が全員の紹介をあなたにしてあげないといけないのですが」


「……じゃあもう一度自己紹介するか。俺はカッシュ・ウル。聖王国セント・ジョーンズの神殿付騎士。聖堂騎士ともいう。蘇生神器の使用による立会人の一人だ」

「私はディロン・エッツィオ。聖王国セント・ジョーンズで司教を任じられています。ドラキュラ伯爵が購入した蘇生神器使用の立会人の一人です」


「テス。見ての通りエルフ。S級資格を持つ冒険者だ。ギルド指名依頼で来た」

「ランちゃんだよ。ダークエルフなの。伯爵とは千年以上のお友だちで、亡くなった奥さんを復活させるっていうから見に来たの。そしたらこんな騒ぎに」


「ガイラだ。虎獣人。A級資格を持つ冒険者。ただしギルド指名依頼で来たわけではない。たまたま近くの集落に用向きがあって……気づいたらここにいた。自分でも何を言っているのかよくわからない。まるで何かに化かされたような気持ちだ」


「ズヴァルトピレンです。見ての通りメリノー種の悪魔系魔族です。海原の神セミスさまを拝する司教でもあります。異世界人のあなたはひょっとしたら不思議に思うかもしれませんが、この世界では三千年前の大和解によりヒト族と魔族の関係は非常に良好となりました。お互いをわかり合えば、みんな、仲良くなれるのです」

「ロ・アンです。ズヴァルトピレンさまの護衛騎士です。誤解なきようお断りいたしますが、この顔は仮面ではなく、素顔です。種族がゴーレム系魔族なもので」


「……ラ・ダ。お前たち、認識、精霊」


「最後は私ね。私はマリアンヌ。愛称はマリー。カミラと同じ吸血鬼で彼女の妻よ」


「……妻!? 友だちなどではなく!?」


「ええ、カミラの妻です。ガイラさん?」


「マリーはにゃあのお嫁さんにゃ」


「……異世界は未来に生きているな。同性で幼女同士で婚姻関係になれるとは」



 虎獣人のガイラはモフモフの顔から想像つかないほど驚いた顔になっていた。


 まあー、珍しいかもねー。


 それよりも。



「自己紹介は済んだとして人狼……二重身の割り出しトークタイムに入らにゃい?」


「そうですね。……ちなみにカミラさんの知る『人狼』でしたっけ。そのゲームではどのように始まりを進めていくのですか?」


「んー? ディロン。まずGMゲームマスターが必要になるんだけど、たぶん城内に潜む女神がGMにゃんだろうね。それが公正で公平な審判になるかどうかはともかくとして」


「カミラさん、神を疑ってはなりません」


「堕落した女神にゃし」


「……それでも、です」


「聖王国セント・ジョーンズが拝する神はだあれ? 三柱全員なの?」


「三柱の神、全員です」


「ディロンはどの神の司教かにゃ?」


「大地の神、ドラシンさまです」


「そっかぁー」



 私が首肯すると、そのまま沈黙が落ちてきた。どうやら神殿関係は強い力を持つ存在であるらしい。つまりアンタッチャブル。迂闊に口を挟むとマズイやつ。



「で、お嬢ちゃんとしてはこれが人狼ナンチャラとして、まずどうするんだ?」


「カッシュ。占い師と霊媒師のCOを呼びかけるの。狩人は名乗り出ちゃダメよ」


「……COとは?」


「カミングアウトのこと。宣言、だね」


「というわけでいたら自己申告してね。出て来ないなら出てこないでよし。ただしそれは人類サイドに不利益を生む可能性を覚悟してね。よく考えるにゃー」



 私の呼びかけにスッと一人が手を挙げた。



「ガイラ?」


「……先ほどの自己紹介でいつの間にかここにたどり着いたと言っただろう。それで気がついた折、俺に誰かが囁いたんだ。お前に霊媒師の役職を与える、と」


「そうなんだ?」


「遺体または封印体を視界に入れて調べることで二重身か否かが判明するらしい」


「オッケーにゃし。……あとは占い師のCOなんだけど、いにゃい?」



 全員が周りを見回す。が、出てこない。


 占い師が名乗り出ない。確かに戦術の一つではある。なんせCOした占い師ほど狙われやすいものはない。人狼ゲームでの占い師の生存率はことさら低いのだ。

 が、初心者ばかりのこの卓(独自用語)で、そんな戦術を使うとは思えない……。


 そのとき、ピンときた。



「なるほど、占い師が出てこない理由がわかったにゃー」

「なになに? オネーサン知りたいー」

「ランちゃんだったっけ、つまり、プレイヤーは11人だったってことだよー」

「んんー? どゆことー?」

「もう一人いたでしょ、プレイヤーは」

「……あっ。伯爵が占い師だったの? なのにいきなり襲われてしまったから」

「そゆことにゃー」



 うーむ、とみんなして唸り声をあげる。



「……何か意見のある方、いませんか」



 ここで、人狼ゲームでもっとも疑われやすいヒトが誰なのかを言おう。

 それは。

 終始無言のヒト。

 喋らなければボロが出ない、人狼だとバレないと考える。

 それは幼児プールよりも浅い思考だと私は嘲り立てる。喋らなければ確かにボロは出ない。が、喋らないやつは一番疑われる指針となることに気づいて頂きたい。

 アイツちっとも喋らないし怪しいから吊ろうぜー、となるわけ。



「たぶんみんな、色々と警戒してると思う。だけど人狼ゲームの経験からにゃあは断言するよ。喋らないやつは、疑いの対象になりやすいとねー」


「そうは言われましても、なかなか話すことも思い当たらず……」


「ズヴァルトピレン、じゃあね、にゃあとお話しよっ! にゃあは異世界人だからこの世界のこと、何でも知りたいの。確か、海原の神、セミスの司教なんだっけ?」


「あっはい、そうです」


「タコについてどう思う?」


「美味しいです。大好物なんですよ」


「おおー。にゃあもタコ好きっ。特にたこ焼きにすると、ハフハフと美味しい!」


「た、たこ焼きとは……!? 聞くだけで何やら美味しそうな印象を受けます!」


「球形の凹みが並んだ熱した鉄板に溶いた小麦粉生地を流し込んで、ぶつ切りにしたタコを一つ一つ入れて、生地の表面が焼けたらくるっとキリでひっくり返して」



 私は詳しくたこ焼きについて語る。ソースと青のりかつお節のトッピング。

 ついでに必要材料なども教えてあげて、更にたこ焼き鉄板もプレゼントする。



「おお……神よ! あなたの恵みを新たな方法で賞味できるスベを知りました!」



 めっちゃ喜んでる。よしよし。

 じゃあ次のターン。

 トラップカードを伏せたままターンエンドに向かうとしよう。



「信仰は、三神全員を拝しちゃダメなの?」


「いえ、一般の方は偉大なる神々三柱の全員を拝し、信仰するのは構いません。が、やはり聖職者ともなれば、捧げる神はおひとかたにしないと色々と問題が」


「そうにゃの?」


「まず、神より貸与される奇跡の力が半端になります。それでは我々に助けを求める信徒に神のお力を表せられません。何より、神に身も心も捧げる聖職者として、神に失礼です。信仰する三柱の神の内、仕える神以外は敬意を示す程度に留めます」


「うんうん。スッゴイわかる!」


「ご理解いただきありがとうございます」



 そうやって一人一人――

 私は尋問にならないよう細心の注意を払いながら全員と会話を交わしていく。


 聖王国の司教と騎士はまあ、相変わらずといったところ。ガード硬め。


 テスはぶっきらぼうなだけで感情の根底には悪意はないことがわかった。

 ランちゃんはアホの子だ。職は呪術師らしいけど、今は何故か使えないとのこと。


 ガイラは虎獣人として怖い印象だけど、子どもは好きみたい。モフモフさせて! ってお願いしたら彼の膝に座らせてくれて存分にモフモフを堪能できた。


 スヴァルトピレンとその騎士ロ・ランは、普通に善良な聖職者と護衛騎士の印象を受けた。特にロ・ランはゴーレム系魔族なのだけど、私の幼女惑星の幼女ゴーレムの話をすると大変興奮した様子で仔細を根掘り穴掘り聞いてくる始末だった。


 変わり種の変な精霊、ラ・ダはそもそも何を考えてるのかさっぱりだった。が、とりあえず手を繋いでみたら彼(彼女?)は何を思ったのか突然踊りだしたので、お遊戯よろしく私たちはしばらく楽しく踊った。ラ・ダはとても満足そうだった。


 もちろんマリーともお話ししたよ。手をつないで頰にキスしたり。すべらかな肌、だって幼女の肌だもの。人前なので、深いちゅっちゅはしなかったけどね。


 ……ふむ、まあ欲しい情報は手に入れたかな。少なくとも言い負かすくらいは。



「それでね、みんな、ちゅーもーく」



 両腕をフリフリ、私は10名の視線を集める。本来の人狼ゲームとはまったく違う昼間会話ターンだったけど、私以外全員初めてだから仕方ないかもね。



「お話してて、一人、いや、一体かな。二重身を確定できたよ」


「それは本当か? わかるものなのか?」


「わかるよ、カッシュ。明らかに矛盾したコト言っていたからね」


「では、見つけた二重身は誰なんだ?」


「それはねー、聖王国セント・ジョーンズの司祭、ディロン・エッツィオだよ!」



【お願い】

 作者のモチベは星の数で決まります。

 可能でしたら是非、星を置いて行ってくださればと。

 どうぞよろしくお願いします。

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