☆「二学期・前半」の登場人物
※人物紹介です。飛ばしていただいても、物語上問題ございません。
高校三年生。カーストのトップで、いつも仲間を連れている。
髪はオレンジ色の短髪で、耳にピアスを多数付けている。
ココアにレイプ紛いの性暴力を振るったことで、駿の逆鱗に触れた。
駿に制裁を受け、学校中に自分のやったことが広まってしまう。
山辺生徒会長による要請で、学校側からの制裁として十日間の停学となった。
音楽教諭、コーラス部顧問。
駿が率いる第二軽音楽同好会の顧問を掛け持ちしている。
教員生活二十年以上のベテラン教員で、生徒たちからは「おばちゃん先生」と親しみを込めて呼ばれている。
おっとりしていて、とても優しい先生だが、音楽にかける情熱は本物で、指導者としての力量も非常に高い。
第二軽音楽同好会を音楽研究部として部活に昇格させた立役者。
高校三年生、教師相手に一歩も引かない頭の切れるやり手の生徒会長。
身長一七五センチメートル弱、標準体型、黒髪七三分け、黒縁のメガネをかけている。
高い志を持ち、生徒の立場を重んじながら、学校側と交渉している。
生徒会長の立場から、吉村に暴力で制裁を加えた駿を責めた。
駿の思いを聞き、それに理解を示しつつも、暴力を行使することに反対。
駿の優しさと正義感を買っているからこそ、非暴力の大切さを駿を諭した。
学校側に吉村への制裁を要請。
同時に、性暴力などに関する教育の充実を学校側に要請し、実現させた。
さらに、駿から相談を受けた文化祭でのライブ開催を、持ち前のアイデアと行動力で決定させた。
高校一年生、幸子の同級生で学級委員長。
生真面目で融通が効かず、黒髪おさげであだ名も昔から「委員長」。
駿たちとは小学生時代からの長い付き合い。
一学期にキララと衝突して以来、ギャル軍団を目の敵にしている。
ある日の昼休み、ジュリアの母親を侮辱したことで衝突。
幸子の怒りの咆哮を受け、駿の仲介もあり引き下がった。
高校一年生、幸子の同級生で「委員長」の親友。
暴走しがちな「委員長」のストッパー役のつもり。
黒髪ボブで少しぽっちゃりしたいつも笑顔の可愛らしい女の子。
一学期から徐々に様子が変わってきた「委員長」を心配している。
いまや「委員長」の暴走は止められない状況にあった。
幸子の中学生時代の同級生。
当時の幸子の唯一の友だちで、完全に依存していた。
女子のカーストの高い位置におり、その優しさは徐々に変貌していく。
幸子との友だち付き合いは、内申の点数のための「偽物」で、卒業式の日に幸子を裏切り、侮蔑の言葉を叩きつけた。
その言葉は<声>となり、今も幸子を苦しめ続けている。
幸子の中学生時代の同級生。
身長一七〇センチメートル、中肉中背、黒髪真ん中分けの真面目そうな男の子。
優しく思いやりがあり、幸子が当時好きな男子だった。
亜利沙の彼氏でもあったが、幸子はそれを知らなかった。
卒業式の日、幸子からの告白を優しく断る。
が、そんな幸子に侮蔑の言葉を吐く亜利沙に驚くこととなった。
駿が中学生時代に入っていたサッカー部のマネージャー。
駿の一年先輩。周囲には内緒で同じくサッカー部の天木と交際していた。
駿とポジション争いをしていた天木の依頼で、駿と偽りの交際をする。
交際が偽りだと知った駿は、心に大きな傷を負い、結果を残せず退部。
しかし、その偽りの交際のことと、天木との下世話な噂が校内に広まり、学校に居場所がなくなる。
高校受験も失敗。不登校のまま卒業を迎えた。
駿が中学生時代に入っていたサッカー部の先輩。
イケメンではあるが、悪い噂が絶えない。
絵美里を利用して、駿と偽りの交際をさせた。
駿に揺さぶりをかけたことでポジションを得たが、結果は残せなかった。
しかも、偽りの交際のことが校内に広まり、学校に居場所がなくなる。
高校受験にも失敗し、不登校のまま卒業を迎えた。
※絵美里と天木は「新春特別編」で主役・準主役として登場します。
引き続き『コンプレックス』をお楽しみください。
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