第65話 チャット (5)
19:04 [駿が幸子を招待しました]
19:06 [幸子が参加しました]
19:06 幸[大変ご迷惑をおかけしました]
19:07 ジ[さっちゃん、お帰り!]
19:07 コ[わ~い、さっちゃ~ん]
19:07 達[ケガとか無いんだな?]
19:08 幸[はい、ありません]
19:08 太[(OK! のスタンプ)]
19:08 キ[何事も無くて良かったよ]
19:09 幸[すみませんでした]
19:09 駿[結果オーライということで。みんなもありがとな]
19:10 亜[ふざけんな]
19:11 駿[亜由美、どうした?]
19:11 亜[ふざけんなって言ってんのよ]
19:11 亜[結果オーライじゃないでしょ]
19:12 亜[いきなり姿消したりして、一体何なの]
19:12 駿[今回は仕方なかったんだ]
19:12 太[姉御、落ち着いて]
19:13 ジ[中澤(亜由美)、そんな風に言うなって]
19:13 コ[ケンカしないで]
19:13 幸[亜由美さん、ごめんなさい]
19:14 亜[山口(ジュリア)だって、竹中(ココア)だって、泣いてたじゃない]
19:14 亜[何かあったんじゃないかって、泣きながら伊藤(キララ)と探してたじゃない]
19:15 亜[タッツンも、太も、何か事件に巻き込まれたんじゃないかって]
19:15 亜[警察に相談した方がいいんじゃないかって]
19:15 亜[あなたひとりにみんな振り回されて]
19:15 達[亜由美、もういい]
19:15 駿[亜由美、やめろ]
19:16 亜[全然良くない]
19:16 幸[亜由美さん、ごめんなさい]
19:17 亜[みんながどれだけ心配したか、わかる?]
19:17 亜[みんながどんな気持ちでいたか、わかる?]
19:17 駿[亜由美、もういいって]
19:18 亜[あなたが何かを抱えているのは分かった]
19:18 亜[それを晒せとは言わない]
19:18 太[姉御、お願いだから落ち着いて]
19:18 亜[それはきっと、私たちには解決できないことなのでしょう]
19:19 亜[だから、何もかもから逃げ出した]
19:19 キ[中澤、もうやめよう]
19:20 亜[でもね、私たちのあなたを想う気持ちはどうなるの?]
19:20 亜[あなたの力には、なれないかもしれない]
19:20 亜[でも、力になりたい! そんな私たちの気持ちは?]
19:20 亜[私たちはそんなに頼りない?]
19:21 幸[そんなことないです。本当にごめんなさい]
19:22 亜[さっちゃん、約束して]
19:22 亜[泣き叫んだっていい、ワケわかんなくなってもいい]
19:23 亜[でも、いきなりどこかに逃げ出したり]
19:23 亜[いきなりいなくなるような真似はやめて]
19:23 亜[逃げ出すんだったら、私たちのところに逃げて来て]
19:24 亜[ワケわかんなくなったら、私たちのところに飛び込んできて]
19:24 亜[泣き叫びたいときは、私たちの胸で泣いて]
19:24 亜[私たちは、何も聞かない]
19:24 亜[私たちは、さっちゃんをただ愛情のままに抱きしめるから]
19:25 亜[お願い、さっちゃん。約束して]
19:25 亜[お願い]
19:25 亜[お願い]
19:25 亜[お願い]
19:26 太[さっちゃん、ごめんね]
19:26 太[でも、姉御、本当にさっちゃんのこと、心配してたんだよ]
19:26 達[もちろん、俺らもな]
19:26 キ[ジュリアも、ココアも、泣きながらさっちゃん探したんだ]
19:26 駿[亜由美がキツイこと言ったけど、亜由美の気持ちを汲んであげて]
19:27 幸[ごめんなさい てがふるえて]
19:29 幸[みなさん、ご心配をおかけして、ごめんなさい]
19:29 幸[亜由美さん、約束します。もう二度と今回のようなことはしません]
19:30 幸[本当にごめんなさい]
19:30 亜[私たち、みんなさっちゃんのこと、大好きだからね]
19:31 幸[はい、私もみなさんのことが大好きです]
19:31 亜[じゃあ、みんなからお仕置きね]
19:31 幸[え?]
19:32 達[俺、強めのデコピンな]
19:32 駿[アレ、さっちゃん、泣いちゃわないか……?]
19:32 達[ダメ、強めのデコピン決定]
19:33 太[ボク、しっぺ]
19:33 駿[加減しろよ……さっちゃんの腕、折れるぞ……]
19:34 達[駿は?]
19:34 駿[んじゃ、オレ、ブルドッグ]
19:34 達[両方のほっぺた引っ張るヤツな]
19:35 幸[お手柔らかにお願いします……]
19:35 キ[私、来週末にちょいと付き合ってもらおうかな]
19:36 ジ[いーねー、色々引きずり回して、奢ってもらおう!]
19:36 コ[市中引き回しの刑!]
19:36 幸[ファストフードで何とか……]
19:37 ジ[中澤はどうすんの?]
19:37 亜[決まってるじゃない]
19:37 亜[学校でお尻ペンペンの刑よ]
19:38 幸[それはかなり恥ずかしい……]
19:38 亜[ダーメ。お仕置きなんだから、当たり前でしょ]
19:39 駿[亜由美]
19:39 亜[なに]
19:39 駿[そこに
19:40 亜[(ドキッ! のスタンプ)]
19:41 亜[当たり前じゃない!]
19:41 亜[ついでにさっちゃんのお尻揉んじゃおうとか]
19:41 亜[どさくさに紛れてさっちゃんのお尻に顔うずめようとか]
19:42 亜[決してそんなこと思ってないわ!]
19:42 駿[お前はセクハラ親父か]
19:42 太[(変態…… のスタンプ)]
19:42 ジ[駿]
19:42 駿[ん?]
19:43 ジ[あーしもそれやりたい]
19:43 駿[キララ、ジュリアの教育がなってないぞ]
19:43 キ[(おかけになった電話は…… のスタンプ)]
19:44 駿[さっちゃん]
19:44 幸[はい]
19:44 駿[週明け、亜由美たちのセクハラ受けてくれ]
19:44 幸[えー]
19:45 幸[我慢します……]
19:45 亜[(やったー! のスタンプ)]
19:45 亜[駿]
19:45 駿[何?]
19:46 亜[駿もやる?]
19:46 駿[やるか!]
19:46 幸[駿くんなら、我慢します……]
19:46 駿[ことわんなさい!]
19:47 コ[じゃあ、私のお尻さわる?]
19:47 駿[さわんねぇよ!]
19:47 ジ[あーしのお尻もあるよ]
19:48 駿[なんだオマエら、そのセクハラジェットストリームアタックは]
19:48 太[www]
19:48 達[駿、モテモテだな]
19:49 駿[いぇーい! って、オイ!]
19:49 太[wwwwwww]
19:50 駿[純粋だったさっちゃんが、ギャルたちに毒されていく……]
19:50 ジ[さっちゃんも成長したってことで]
19:50 駿[そんな成長いらんわ!]
19:51 駿[ジュリアも、ココアも、文化祭では絶対そんなこと言うなよ!]
19:51 亜[文化祭?]
19:52 駿[オレらのクラス、メイド喫茶やるんだよ]
19:52 太[(可愛いメイドさんのスタンプ)]
19:52 亜[あー、そういうことね]
19:52 太[ボクら、お化け屋敷]
19:53 コ[お尻触っていいなんて、駿以外には言わないよ]
19:53 ジ[あーしもー]
19:54 駿[オレにも言ってはいけません]
19:54 亜[駿]
19:54 駿[なに]
19:55 亜[今、顔赤いでしょw]
19:55 コ[本気にしたの~?]
19:55 ジ[スケベじゃね?]
19:55 キ[H]
19:56 駿[オマエらは、オレをからかわないと死ぬ病気にでもかかってんのか?]
19:56 達[間違いなくかかってんだろ]
19:56 亜[wwwwwww]
19:57 太[メイド喫茶って、準備にお金かかりそう……衣装とか……]
19:57 達[そこは高校生の出来るレベルで]
19:58 駿[普段通りの制服に、白いエプロンと]
19:58 駿[ふわふわの付いたカチューシャを付けるらしいよ]
19:58 達[それで十分だろ]
19:59 駿[本格的な衣装はレンタルするにしたって金掛かるからな]
19:59 駿[それに、それで十分可愛いと思うよ]
19:59 キ[最悪、買うにしても、エプロンとか高いものじゃないしね]
20:00 幸[私、何か特別な衣装があるって……]
20:00 駿[特別な衣装?]
20:01 幸[私専用らしいです]
20:01 ジ[?]
20:01 駿[ん? なんだろうな、それ?]
20:02 幸[文化祭推進係の渡辺さんに言われました]
20:02 駿[渡辺さんに? うーん、何だろうね?]
20:03 幸[来週、衣装を持ってくるとおっしゃっていました]
20:03 駿[へー、楽しみにしとこ]
20:04 幸[あまり期待しないでください……]
20:04 亜[駿]
20:04 駿[みなまで言うな、分かってるから]
20:04 亜[(OK! のスタンプ)]
20:05 幸[まさか……やめてくださいね]
20:05 達[亜由美]
20:05 亜[ん?]
20:06 達[念の為、俺も撮っといてやるから]
20:06 亜[タッツン! 持つべきは友だね!]
20:06 幸[もー!]
20:07 ジ[あーしもスマホのメモリ確保しとこ]
20:07 コ[私も~]
20:07 キ[私、デジカメ持っていこ]
20:08 幸[もー!]
20:08 太[www]
20:09 幸[みんな、だいっきらいです!]
20:09 亜[wwwwwww]
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます