応援コメント

その後の物語 4 - 石井由美子と安田武と有園透子 (4)」への応援コメント

  • 良いお話でした、ほっこり。

    作者からの返信

    プロエトスさん、こちらのエピソードを最後までお読みいただき、ありがとうございました!

    由美子のお母さんは、由美子を咎めることはしませんでした。
    その代わりに、ひとの心の中は分からないこと、そして、だからこそ『思いやり』がいかに大切かを説きました。

    透子の本当の気持ちがみんなに伝わり、「無意識のイジメ」の解決に真正面から取り組み始めたクラスメイトたち。きっと『思いやり』を持った子どもたちに育ってくれると思います。

    イジメの原因になるからとあだ名を禁止するのは、子どもたちが自ら考える機会を奪っているような気がします。何がいけないのか、どうするべきなのかを子どもたちと一緒に考えていく、そんな場に学校がなってくれればいいなと思います。

  • こんにちは、コメント失礼します。

    "あだ名"のお話、(言い方が間違いかもしれませんが)興味深く拝読しました。あだ名は悪気がない場合が多いばかりに、無意識に人を傷つけてしまうことがありますよね……きっと学生に限らず、大人もそうなのではないかと思います。
    そして自分の小学生の頃を気づけば思い返していました。自他問わず様々なあだ名が飛び交っていましたが、あの名前によってあの子は傷ついてはいなかったか、同様に私自身も抱いていたモヤモヤがあったな、とか。

    下東さんのお話はいつも、こうした「大切なのに普段目を逸していること」を考え直すきっかけを与えてくれるなと思います。
    透子ちゃんのお話、とても素敵でした。

    作者からの返信

    冬原さん、コメントありがとうございます!

    今、あだ名を禁止する学校が増えているそうで、
    イジメのきっかけになるから、ということのようです。
    その考えも分かるのですが、大切なことはそれではないと思います。

    大切なのは「何がいけないのか」「どうしていけないのか」を
    きちんと考え、学ばせることではないかと、私は思います。
    今回は由美子ちゃんが『無意識のイジメ』というかたちで提示し、
    クラスの大きな課題として取り組むことになりましたが、
    こういったことを教える側が主体として取り組むべきではないかなと…

    学校は、勉強で頭を、運動で身体を育成する場だと思いますが、
    人間を育成する場でもあってほしいなと切に願います。

    …なんてカッコいいこと言っておりますが、
    本当は「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」について
    書きたかったのですが、うまく書き切れず、
    改変を重ねて、結果こうなりました(笑

    ただ、このエピソードが考えるきっかけになったようであれば、
    書き手としてそれに勝る幸せはございません。
    いつも真摯にお読みいただき、本当にありがとうございます。

  • いいお話でした……!
    トロ子ちゃんが自分のあだ名を受け入れた一言、良いですね
    「仇名」が「ニックネーム」として彼女の中で変化するきっかけになったのかなぁと、想像しました。

    作者からの返信

    松下さん、コメントありがとうございます!
    そう言っていただけて嬉しいです!

    透子ちゃんは嬉しかったでしょうね!
    何出来ないと思い込んでいた自分へ
    クラスメイトのみんなが羨望の眼差しを浴びせてくれて。
    「私の絵を見てくれるなら」は『本当の私を見てくれるなら』なのです。

    でも、クラスメイトたちは「トロ子」と呼ぶことをやめました。
    きっと透子ちゃんには、心から笑顔を浮かべられる
    新しいニックネームがつけられるんじゃないかな、と思います。

    『イジメを誘発するからあだ名はダメ』なのではなく、
    由美子ちゃんたちは、何がダメなのか・どうしてダメなのかを学びました。
    『無意識のイジメ』から学んだ『思いやりの心』。
    由美子ちゃんたちは、大人になっても忘れないと思います。

  • 安田くんのような、言葉足らずそうな感じの男の子って、やっぱ惹かれますよね。
    笑顔でも、腹の中は……という人より絶対良いです。

    助け合うことが理想ですが、それが上手くいかないのが現実なわけで·····
    実際、何かあった時、すぐに警備員さんなどを呼べないこともあると思うので、やっぱり、その場にいる人が頼りになる。

    知り合いなら尚更。
    その場を一緒に逃げることも考えられますが、相手が悪すぎるとそれも難しい💦

    危険な目にあったことがある立場としては、家族も友人も、警察もあてにできない時があったので。
    だから、自分の身を守ることも備えておいた方がいいのかな。と、思って護身を兼ねた盾型を習ったことあるんですが(^_^;)

    そして、透子ちゃんの、「トロ子でいい」と、キッパリ言い放ったシーン。一番、心に残りました。

    自分に自信を持つことは、本当に大変なことだけれど、あだ名なんて関係ない。みんなが笑ってくれるなら。と、いうような想いは、これも、誰しも持っていると思うので(o^^o)

    次回からも楽しみに待ってます!
    (^^ゞ

    作者からの返信

    Chocoさん、コメントありがとうございます!

    そんな怖い思いをされたことがあるのですね…
    すでにご利用されているかもしれませんが、下記のようなアプリがあります。

    Yahoo! 防災速報(防犯情報の速報サービス)
    https://notice.yahoo.co.jp/emg/sokuho/service/crimeinfo.html
    ※上記の「対応都道府県」をご確認ください。

    防犯アプリ Digi Police
    https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/tokushu/furikome/digipolice.html
    ※警視庁のアプリのため、対象地域は都内のみ。
    ※「防犯ブザー機能」や「痴漢撃退機能」は有用かもしれません。

    それとご参考までに…

    女性のための安全サポートブック(警視庁・PDF)
    https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/keihatutu_ru/josei.pdf

    女性がそこまで追い詰められた状況を考えると、
    私には想像もできないような恐怖だったとお察しします。
    Chocoさんが今平穏であることをお祈りします。

    透子ちゃんは、あんな風に言いましたが
    クラスメイトたちは、もう「トロ子」とは呼びません。
    「透子先生」とか「画伯」とか呼ばれるようになるかもしれませんね。
    そんな心からの笑顔を浮かべるようになった透子ちゃんがいますので、
    安田くんも徐々にクラスに馴染んでくるんじゃないかな、と思います。

    ちなみに、透子は10年後、『TOROKO』という名前で
    画家・イラストレーターとしてデビューすることになります。
    そんな『TOROKO』の側には、子どもの頃から彼女を支える
    彼氏の存在があるとか、ないとか…

    本編とこの後の「特別編(まだあるんです…)」、
    引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

  • 自分の回りの人の様子をみる。
    困っていたら、声をかける。
    素晴らしい事をしていたら、ほめる。
    泣いていたら、話を聞いて一緒に泣く。
    笑っていたら、話を聞いて一緒に笑う。
    怒っていたら、話をきいて宥める。
    好意を持ったら、告白する。

    これらを実践すれば、アナタは幸せになります。(何かの宗教か?)


    由美子ちゃんの先生を観ていたら、わたくしの恩師を思い出しました。
    3年生の時に新任で担任になった先生。
    物凄く影響を受けました。
    その先生も養護学校の校長を経て定年退職をしてしまった・・・
    月日の経つのは速いなぁ~(シミジミ)

    作者からの返信

    わたくしさん、コメントありがとうございます!

    わたくしさんが挙げられた相手を思いやる行動、
    何気にできないことも多いですよね。
    自分も相手も幸せになれる行動、
    ちょっと意識して過ごしていきたいと思います。

    私も 3・4年生の時の担任の先生が
    厳しくも優しい女性の先生で、印象に強く残っています。
    I先生、お元気かな…