駿クンは相手の期待に応える気持ちが大きすぎて、少し疲れていますね。
他人に裏切られた経験が、「自分が相手を裏切ってないか?」と余計に反応してしまうのでしょう。
そしてお互いに「自分は相手には相応しく無い」と思っていて、苦しんでいる。
第三者が「そんな事はない」と諭してくれた。
後は互いに正直に話し合えば、解決に向かって行くでしょう。
作者からの返信
わたくしさん、コメントありがとうございます!
「期待に応えなければいけない」という気持ちは、
男性としての自信を失ってしまった駿にとって、
男としての自分を保つ唯一の方法でした。
そして、わたくしさんの仰る通り
「裏切ってないか」という気持ちは、
周囲から見放される恐怖の裏返しでもあります。
そんな疲弊した駿の心を癒やしてくれる人は、
これまで誰もいませんでした。
初めて本当の自分を肯定してくれた澄子さん。
彼女の暖かい抱擁が、駿を変えるきっかけとなるのです。
そして、さっちゃんもまた、駿のために行動を起こします。
(澄子さんとさっちゃんの行動について、
この先物議を醸すであろうシーンがいくつか出てきます。
現在、文面等を微調整中です…)
編集済
男性の不能って、「相手によっては治る」場合もあるそうです。というか、知人はそうでした。
ですが治らなかった場合「自分は本当はこの人の事を愛してないんじゃないか」などと勘ぐってしまう事も、当事者の人達ならばありえるのだろうなぁ、とか思ったりしてます。
だから、治る治らないは別の物事として置いておいて、シンプルに、今のお互いの状態を受け入れて、「好き」と思いあってるさっちゃんと駿くんは、とても尊いと感じます。
作者からの返信
Y.Tさん、コメントありがとうございます!
頭や心と直結している部分でもありますので、
Y.Tさんが仰るようなことが実際にあり、
当事者はとても辛いですよね…
さっちゃんと駿を「尊い」と言っていただけて、
とても嬉しいです!
今ふたりは、お互いに好きあっているにも関わらず、
それぞれ「自分ではダメだ」と考えています。
特に駿は、これまでただひたすらに
自分を誤魔化し続けてきました。
澄子さんとさっちゃんの力で、
ずっと後ろ向きだった駿は変わることができるでしょうか…
駿くんも、幸ちゃんも、いい子だなぁ。
誰でも、何かしらの傷を抱えているものだよ。ふたりとも頑張れ。
応援してます。
作者からの返信
本城さん、さっちゃんと駿を応援してくださいって、
本当にありがとうございます!
本城さんの仰る通りです。
その傷とどう向き合っていくのか、
さっちゃんと駿にとって必要なのは、そこなのかなと思います。
そういった心の動きをきちんとお伝えできるように、
引き続き精進してまいります。