応援コメント

第52話 二学期の始まり (5)」への応援コメント

  • 生徒会~!
    フッ使える奴らだな。しめしめ。

    とならないのが駿くんの良いところですね。

    そもそも生徒会は敵にもなる可能性あるし。

    しかし、生徒会長めっちゃ話せる人じゃん!
    自分は肩書きで人を判断してはいけませんね。

    作者からの返信

    音楽研究部にとって起死回生のアイデアを山辺会長が提案してくれました!
    半分諦めかけていた文化祭でのライブ開催が、いよいよ現実味を帯びてきました!

    そして、山辺会長は駿の力になることを約束しました。
    騒動を起こした駿の思いを、山辺会長はきちんと受け止めていたのです。
    だからこそ、駿を買い、非暴力の大切さを説きました。
    その山辺会長の強い思いは、駿にも、キララにも、きちんと届きました。
    やんちゃな駿も、こういったこときっかけに、少しずつ大人になっていくのだと思います。

    さぁ、文化祭でライブが開催できるのか!?
    山辺会長、よろしくお願いいたします!

  •  花壇のときにも思いましたが、会長さん、できる人ですねぇ

    作者からの返信

    プロエトスさん、読み進めていただき、ありがとうございました!

    会長、本当にやり手ですよね!
    暴力を厳しく非難しながらも、駿の心根の優しさを理解し、認めるべきところはきちんと認める会長の姿勢と言葉に、やんちゃな駿も少しは成長できたのかもしれません。

    さて、文化祭でライブを開催できるか否かがいよいよ決まります。
    会長による交渉。はたして、その結果は――

  • あの場で、自分が駿くんだったらどう行動してたんだろうかと悩みつつ、読ませていただきました。緊急性とか考えると、どうしてもケースバイケースにならざるを得ないのかなと。どれが正解というのは無さそうですよね。

    駿くんはいつもしっかり者だけど、今回はちょっとハラハラしました。大事がなくてよかったです(泣)

    大谷先生みたいな先生、良いですね! こんな先生がいてくれたら、学校に行くのが楽しくなっちゃいますね。

    キララちゃん達ギャル三人衆にはいつも癒しをいただいていますが、ジュリアちゃん達、怖かったでしょうね…中々心の傷が癒えないだろうけど、音楽と友情の力で元気になって欲しいです。

    作者からの返信

    望月さん、コメントありがとうございます!

    このシリーズ「二学期の始まり」につきましては、多くの方々から様々なご意見・ご感想を頂戴しております。また私自身も考えを省みる機会となりました。

    駿の暴力と、山辺会長への「綺麗事を言うな」という叫びは、私自身の怒りと心の叫びでもあります。
    一方で、山辺会長の示した「学びの機会を作る」というのは、そんな私自身へのカウンターであり、私なりの答えでもあります。
    無知こそが最大の罪。ハラスメントや性暴力など、早いうちから学ぶことが大切なのではないかなと私は考えております。

    今回は駿も、山辺会長とのやり取りの中で、ひとつ成長できたかと思います。
    ジュリアとココアは本当に辛い目に会いましたが、望月さんの仰る通り、キララやさっちゃん、駿たちとの友情や音楽の力で、心を少しずつ癒やしていくことでしょう。
    大谷先生をお褒めいただき、ありがとうございます! 生徒の立場で物事を考えてくれるとても優しい先生です! こんな先生に教わりたかった…

    望月さんのまたのお越しを心よりお待ち申し上げております!

  •  前回、前々回と、無礼なコメント失礼しました。
     僕ってけっこう直情型なんすよねー。笑

    作者からの返信

    Y.Tさん、全然問題ございません!
    逆に、これまで無かった観点からのご意見だったので、
    興味深く拝読させていただきました。

    このエピソード、様々な読者様から様々なご意見を頂戴いたしました。
    そういう意味では、暴力というものを考えるひとつのきっかけに
    この『コンプレックス』がなったのかな、と思います(←思い上がり)

    私なりの答えは、暴力、今回で言えばきっかけとなった性暴力そのものを
    減らすための施策として「学ぶこと」を提示させていただきました。
    これについても、Y.Tさんはじめ、多くの方はご意見があるかと思います。
    私はそれで良いと考えております。
    自分が納得できる他のもっと良い手段があれば、
    私は自分の意見や主義主張をあっさり捨てます(笑
    誰に何のしがらみもございませんので。。

    このエピソード、様々なご意見を知ることができて、
    書いて本当に良かったと思います。

  •  こんにちは。お話の中途半端なところで恐縮ですが、コメント失礼します。

     今回は何だか、いつも以上に考えさせられた回でした。下東さんの本作品は、人間の行動や悪意について考えさせられる物語だな……と思っているのですが、同時に、意見が分かれそうなエピソードもありますよね(もちろん、いい意味です!!)。それを真っ直ぐに書き綴っていることが凄いです。
     傷ついたキララちゃんと、精算のための暴力を行使した駿くん。生徒会長とのぶつかり合いは、両者の意見どちらも分かるところではありました。私はどちらかというと生徒会長の意見に近く、駿くんが暴力を振るうことで傷つく"身近な人"もいると思うのですよ……きっとさっちゃんも、その一人なのではないでしょうか。

     ……なんて、勝手ながら考えてしまいました。とはいえ行動力の塊である駿くんはとても頼もしい存在ですよね。
     この行動力で救われた人は、たくさんいますし!

     続きも楽しみに拝読したいと思います。長々と失礼しました。

    作者からの返信

    冬原さん、コメントありがとうございます!

    実は、この近辺のエピソードは、私自身の思いを色々と込めて書かせていただきました。

    冬原さんにドン引きされるかもしれませんが、第45話「夏の思い出 (8)」で乱暴されかけたことを告白するココアのシーンで「弱いかな…」と考えました。
    すぐに思い直しました。「弱いってなんだよ!」と。
    物語の中でとは言え、女性を酷い目にあわせて「弱い」と考えた自分が怖くなりました。

    第48話や第51話での駿の怒りは、私自身の心の叫びでもあります。
    そして、それに対する自分自身へのカウンターが、会長の言葉なのです。

    会長に対して、綺麗事を言うなという駿の言葉は、私自身の言葉でもありますが、「教育」という暴力以外の手段を指し示した会長の言葉は、女性への性暴力やハラスメントに対する私なりの答えでもあります。

    今回悪役の吉村は、実は生来の悪ではありません。
    彼の最大の問題は「無知」なことなのです。
    (彼はまた登場の機会がありますが、そこでもそれが問題となります)
    様々な情報が溢れ出る現代、早めの教育が何よりも必要かな、と思います。

    ちなみに、私と同じように「弱い」と感じる読者が多いのでは… と考え、どれだけ酷い目にあったのかを描いたのが「少し前の物語」になります。
    具体的な描写は、女性の読者が離れると考えましたが、あえて最低限の修正だけにして、公開いたしました(ココア、本当にゴメン…)

    先日、一部のエピソードの冒頭に、虐待や性暴力の描写に関する注意書きを追記しました。
    「それでいいか」と考えていたのですが、自分の考えとやっていることが、どうにもちぐはぐだと考え、そういったテーマを扱った自分なりの責任として、今さらではありますが、後書き代わりに情報を追記いたしました。
    『その後の物語 2 (2)』『少し前の物語』
    もしよろしければ、文末の情報だけでもお目通しいただければと思います。

    ここのエピソードは、様々な読者様よりご意見をいただいております。
    賛否両論色々とございました。それで良いと思います。
    考えていただく機会や、知っていただく機会を提供できたと思えば、自己満足の塊な『コンプレックス』にも意味を持たせられたと思うのです。
    …という考えもまた自己満足的ではありますが(笑

    私も長々と申し訳ございません…!
    冬原さんのまたのお越しをお待ち申し上げております!