ああ……心の傷はまだまだ根深そうですね
駿の方もやはり何かがある様子
二人それぞれのコンプレックスがテーマになっていくのでしょうか
作者からの返信
さっちゃんの心に根深く残る深い傷は、もはや拭うことのできない黒いシミとなって<声>を滲み出し続けています。
一方で、駿もまた何かを抱えているようです。タッツンはそれが何かを知っているようですが……
誰もが心に抱えている『コンプレックス』。
それが本作のテーマとなっております。
深い心の傷に苦悩するさっちゃんは救われるのか、完璧超人の駿が抱えているモノとは何か…… そんな多感な少年少女たちの恥かしいほどの素の姿を描かせていただきました(きちんと描けているかは分かりませんが……)
季節は梅雨から夏へ。
色々あった一学期も、まもなく終わりを迎えます。
夏休み前の最後のイベントをお楽しみください!
幸せそうな二人だったのに……。
駿君、やはりなんか心に抱えた闇があるんですね。
幸子ちゃんも又心の負の声が聞こえてきて、パニック状態になってるし……。
続きが気になります。
作者からの返信
女の子にモテモテで人気のある駿。
でも、そんな駿には特定の彼女がいません。
いつも優しくしているさっちゃんから好意を向けられても、それを受け止めることができないようです。
彼の抱える闇を知っているのは、親友のタッツンだけ。
はたして、その闇とは……
そして、さっちゃんも闇に翻弄され続けています。
「勘違いするな」と自分を貶める<声>。
そもそもこの<声>とは何なのか?
間近に迫ってきた楽しい夏休み。
さっちゃんにとって大きな出来事が起こります。。
駿くんが並べたさっちゃんが素敵な子である理由って、そのまんま駿くんに当てはまるものですよね。
ここまでどうして駿くんはこんなに善良で優しい人なのだろうと思いつつ読み進めていたのですが、今回でその理由がわかったような気がします。つらい過去ですが、駿くんには孤独の苦しみがわかるから、同じように孤独を抱えた人に敏感だったり、見つけ出してあげることができるんですね。
作者からの返信
愛衣さん、コメントありがとうございます!
的確な考察、ありがとうございます! 鋭いです!
加えて、駿は手を差し伸べることの大切さを身をもって知っています。
そのエピソードも、この先で語られることになります。
そして、バスターミナルで悲痛な表情を浮かべた駿。
彼もまた闇を…
駿くん…なんだよぉ…(´•ω•̥`) と思いながら読みました。
登場人物みんな個性的で良い子ばかりで心が暖かくなる素敵なお話ですね!
この先がどうなるのか非常に気になりますが…
引き続き読ませて頂きます。
作者からの返信
picoさん、コメントありがとうございます!
拙作には勿体無いお言葉とご評価、重ねて厚く御礼申し上げます。
駿たちの支えを受けつつも、心の闇に飲み込まれるさっちゃんですが、
闇を抱えているのは、さっちゃんだけではありませんでした。
駿もまた闇を…
見失った自分の価値をもう一度見出すため、
闇を抱えながらも、もがき続けるさっちゃんと駿たちを
よろしければ、ぜひ見守っていただければと思います。
(先程「ゼロピュア(勝手に短縮しました… ゴメンナサイ!)」の
キービジュアルを拝見しました。今はAIでイラストができるんですね…
本当に驚きました… 明確なイメージがあると、物語を読んでいる時に
より鮮明にイメージが湧きますね!)
さっちゃんは少しずつ自信が付いて来たケド
まだ、自分を否定する心が残っていますね。
少しずつでも良いので、頑張って欲しいです。
(訪問・投稿時間が変なのは気にしないで下さい。仕事やプライベートで空いた時間で読んでいるダケですから…)
作者からの返信
わたくしさん、コメントありがとうございます!
はい、わたくしさんのご推察の通りです。
自分を否定する心… それを生み出しているのも自分の心…
本人は気が付いていませんが、
さっちゃんの心は、想像以上に壊れているのです。
この後の夏休み、そして二学期。
さっちゃんにとって、とても大きな出来事が次々と待ち受けています。
彼女はそれを乗り越えることができるのか…?
頑張るさっちゃんを応援していただけますと幸いです。
わたくしさんのまたのお越しをお待ちしております。
駿くんもさっちゃんも、沢山の思いや葛藤を抱えているんですね。
今まで何度も描写されていますが、二人がすれ違いはじめた気がして、この話で二人の思いや葛藤を強く感じました。
自分は、小学校6年から中学校卒業まで親元を離れて暮らしていたことがあります。
自分は自分で親元を離れることを選んだのですが、「家族」というものは基本的に自分自身で選べないし、色んな形があるものなんだと思います。
その様々な形に、駿くんは、自分の境遇をおじさんの元で暮らしてきた日々を「実家」と表現し、さっちゃんに温かい家族を見出だしたんだと思います。
色んな家族の形を尊重できるのは素晴らしいことなのでは、と思います。
下東さんにご紹介いただいた楽曲を聴いてみました!
ボーカルがなかった曲ですが、合ってますかね?
駿くんのファッションに通じるような世界観の楽曲だと思いました。
どこか飄々としているけど、力強いサウンドを感じる最高にカッコイイ曲でした!
普段、流行りのJ-POPと有名な海外の曲(?)と美空ひばりと演歌くらいしか聴かないので、うまく説明できなくて申し訳ないです汗
新たなジャンルを発掘した気がします。
作者からの返信
久保田さん、コメントありがとうございます!
久保田さんの仰る通り、駿もさっちゃんも抱えてしまっているものがあります。ふたりに何があったのか、この先どこかで語られることになるでしょう。
そして、駿にとって両親の抱擁やぬくもりは、どんなに望んでも手に入らないものです。しかし、龍司や綾さんと暮らしてきたことで「家族=血のつながり」ではないことを肌で感じ、理解しています。このことは、この先駿に大きな影響を与えることになります。
今にも壊れそうな心を抱えたふたり。
心からの笑顔で過ごせる日が、いつか来るのでしょうか……
はい、ボーカル無しの曲です!
ジャンルとしてはファンクになると思います。
演歌も日本の誇る音楽の文化ですよね! あの独特の節回しは、演歌特有だと思います。
節回しというと、奄美島唄の歌い手・朝崎郁恵さんとかも素晴らしいと思います。ご興味がございましたら、YouTube などでお聴きになってみてください。「おぼくり~ええうみ」がオススメです。