第4話 幻惑

 帝国王宮の王女付きメイドであるリリアンは、「アツシ喫茶館」に訪れていた。

 目的は帝国王室の侍従長からルルラリア王国での協力者である「ジョージ」の居場所を尋ねるためだ。旧王宮前商店街の様々な店があるのだが、比較的入りやすい雰囲気の店がこの「アツシ喫茶館」だった。


 何も頼まずに情報を得るというのも悪いと思ったリリアンは、メニュー名でなんとなく出てくる物が想像つきそうなチョコレートケーキセットを注文した。今は任務中だ、メニュー名が奇抜さに惹かれて冒険的に注文して、精神的にダメージを食うリスクは避けなければならない。そう、例えば少年が大人になり立ての頃、連れてこられたバーで心ときめかししてカクテル「セックス・オン・ザ・ビーチ」を注文したところ、出てきた物が思ったより普通で「あーあ、お前やっちまったな」との周囲の冷ややかな視線を浴びるが如くの精神的ダメージを食らうことは避けなけねばならないのだ。



「おいしい……」


 カウンターに座るリリアンの前には香りが良いお茶と、皿の上にちょこんののせられたケーキがあった。そのケーキは薄い層を何度も重ねた様なふわっふわっの生地に甘々しいクリームとビターなチョコが入り混じったショートケーキで、リリアンはここの底からそのケーキを堪能していた。侍従長からの手紙の存在はちょっとだけ忘れた。


「ありがとうございます。

 お姉さん♪」


 リリアンが口から漏らした感想を聞いたのだろう。

 彼女の前にはエプロンをつけた少年がいた。年頃はティーンエイジなりたてだろうか。

 にっと笑った笑顔がまぶしい。


「え、あ……うん、

 おいしいわ。このお茶とケーキ」


 リリアンは少年に対抗して年上オーラをマックスにした。


 年端もいかない少年に「お姉さん」と言われるこの感覚、なんかいい……。

 よく見るとなかなかの将来有望な美少年だし……。


「これも、良かったら食べてください」


 そう言って少年は小皿に茶色のふんわりとした素朴な焼き菓子を出した。


「えって、これって……」


「マドレーヌです。

 これも今後、うちのメニューに加えようと思って……。この紅茶に浸して食べるんです。

 お姉さんに……ちょっと感想きかせて欲しい、な」


 少年はあざとく首を傾げた。

 そのアピールはどきゅんとリリアンの心に刺さり……ぐぐっと彼女は耐える。この少年……プロだ。


「ええ……試してみるわ」


 お姉さんモードは息切れ寸前だったが、なんとか死守した。


 少年の視線を感じながら、リリアンはマドレーヌと呼ばれたふんわりとした焼き菓子を指先でつまみ、カップのお茶の中に一部分を沈めた。

 ふわりと甘く上品な香りが鼻腔をくすぐる。


 ――そういえば、子供の頃に似たようなことやってママに怒られたなぁ……食べ物で遊ぶなって。小さな部屋の幸せな時間……あの頃に王女様達と仲良しだったら、わたしの家に誘って一緒にお菓子食べたのかしら。王族でもあの二人、安いお菓子がなぜか大好きだし。


 ほっとしたせいか、リリアンは昔のことを思い出していた。そして、あの幸せな時間に王女様達をつれてきたらどうなるだろう、と思った。あの巨大な王宮はあの子達には窮屈とても狭い場所なんだろう……わたしが感じているように。


<リリリアン・ダイクンギア、あなたにわたしとエレナの世話を銘じます>


 彼女は今から一年ほど前に聞いたカレン王女の言葉を思い出す。その声は今もはっきり憶えている。その日からずっと彼女は王女お付きのメイドをやっている。


 そうだった、と彼女はこの店にきた当初の目的を思い出した。


「あの、ちょっと聞きたいんだけど……」


「はい?」


「この街で、『ジョージ』という方はいるかしら?」


「ジョージ?」


「ええ、『ジョージ』と言っても判らないわね、

 ……トレードマークの大きな太刀を携え、銀色の長髪を靡かせる姿は精霊獣のリリアリア王国の精霊獣フェンリルと例えられたわ。一見剣士のように見えて実は風魔法も得意で、立体的に空間を使い敵軍勢の中に飛び込み、鬼神の如く切り込み蹴散らすこと多数。庶民の出でありながらも、その身のこなし、その気品、その正義への忠誠を誓う心は敵軍からも尊敬されていて、彼の野性味あふれる甘いマスクに心ときめかせる戦場の女性達+αもいたとか……」


 リリアンは侍従長から聞かされたジョージの情報をより妄想……もとい、より具体的に組み上げてその少年への判断材料を提供した。抽象的では無くより具体的な話にすることでコミュニケーションは活発化するはずなのだ。



「お姉さん……それ現実にいる人の話だよね?」


 少年は笑顔を崩さないが、口調は明らかに困惑していた。


「ええ」


 リリアンがこっくりと自信たっぷりに頷くのを見て、少年は腕を組んで何やら思案しているようだ。


「どうした?」


 店の奥から少年と顔が似た青年が出てきた。


「あ、兄さん。

 お客さんが、なんかすごく格好いい長髪のジョージという人間がこの街にいないか? って」


 青年はリリアンをちらっと一瞥した後、腕を組んでううむと唸った。



「……そんなジョージ、この街にいるか?」



 そして出てきた答えがこれである。


 ハゲでスケベな老人ジョージならいるにはいるのだが、それを彼女が捜す「ジョージ」と紹介するのは人として正しい行為とは思えない……、と青年は思った。



「ええっ?」


 リリアンは思わず声を上げた。

 この時彼女の中での侍従長の株がだだ下がりとなった。 あのじじぃ、いい加減なことを……。

 

 侍従長は悪くないはずである。


「え?、じゃ、じゃこれ?

 この住所になにか見覚えはある?」

  

 リリアンはナプキンにさらさらっと侍従長から教えてもらった住所を書いて、それをカウンター向こうの二人に見えるようにした。



「う、うーん、

 これ昔の住所かなぁ? この通りは今は別の名前になってるし……」


「これ、僕たちみたいな年じゃ無くて

 もっと商店街のお年を召した方なら判るかも……」


 のぞき込む二人からは、有益な情報は得られそうもない。


「そう……」


 リリアンは別の高齢な方がやっている店でもう一度同じ質問をしてみようと、と思い始めていた。


 少年はそっと口元をリリアンの耳元に近づけた。彼女は思わず身構える。

 ささやき声が聞こえてきた。


「ところでさ……

 さっきから店の外からあなたのことじっと見ている人いるけど

 知り合い?」


 その声にリリアンは、思わず勢いよく上半身の向きを大通り側の窓の方に向けた。

 青年はその彼女の風を切るような素早い動作に眉をひそめた。



「あ、あー……なんだ、

 先輩だ……」


 

 リリアンはほっと息をつく。

 窓の外でじっと彼女のほうを見ていたのは 、今朝の同じ竜便に乗り合わせた王宮関係者の女性だった。


 そしてリリアンは別の予感が襲う。


 あ、あ、ひょっとして先輩……

 わたし喫茶店でサボってると思ってるぅ?


 とたんに彼女の心臓がばくばくと鳴る。

 リリアンがメイドとして王宮に勤め始めた頃に上司やら先輩やらに色々と怒られた記憶が蘇ってきたのだ。こういう時は早めに対応をするのが彼女の処世術だった。


「じゃ、じゃおお代はこれでっ!」


 リリアンは慌ててお金をカウンターに置いて、店から飛び出していく。



「ありがとうございます……」


 お金を受け取った少年が声を返した時には、既に彼女はドアの外へ出てしまっていた。



 ◆◆◆


「あ、あの先輩。

 これはですね……」


 喫茶店から飛び出したリリアンが先輩の姿を捜すと、彼女はすでに旧王宮とは反対方向に向かって大通りを歩き始めていた。その後をリリアンは慌てて追う。あーあ、面倒なことになったなぁと背を追うその表情が語っている。


「あなた、……喫茶店で一体何をやってたの?」


 メイドの先輩であるの彼女は歩きながら横目でリリアンに視線を向けた。


「ええ、まぁ……ちょっと人捜しを」


 リリアンは侍従長との件をどこまで話してよいか思案しながら、答えていた。


「……侍従長からの依頼ね?」


 先輩の言葉にちょっとリリアンはびっくりした。

 彼女が侍従長から直接用件を命じられたことは秘密だったからだ。


 彼女はどう答えようか迷いながら、先輩に合わせて歩いていた。



「あ、……あれ?」


 そう言えば先輩はどこへ向かって歩いているのだろう?とリリアンが思った時、彼女は自分たちが港近くの倉庫が立ち並ぶ通りの裏道を歩いていることに気づいた。背の高い倉庫にと壁に囲まれた細く荒れた道で、薄暗く人の気配は無い。


 ……いつの間に?


 リリアンの背中に冷や汗が流れた。

 大通りを歩いているつもりだったが、いつの間にかこんな小道に迷い込んでいる。

 ひょっとして幻惑魔法を使われた……?


「先輩、止まってください!」


 リリアンは立ち止まり、先輩の手を引いて彼女を無理矢理停止させた。

 先輩はその行動に驚くようなこともなく、代わりに冷えたまなざしをリリアンに向けた。


「なにかしら? ……リリアン・ダイクンギア」


 その声色にリリアンは背中がぞくりとなった。この感じ、やっぱりヤバい感じ……。


 彼女はこの場から離れようと、上半身をひねり左足をぐっと力を入れる。

 目は後ろに向けられ、今来た道が視界に入る。彼女はそこで、チッと舌を打った。


 観光客を装っているが明らかに怪しい風貌の二人が脇道からリリアンの前に出てきたからだ。


 王家に害する者か?それともママのパートナーの侯爵様のその何かよくわからない関係者か……わたしの存在、どう考えてもダイクンギア家にとってマイナスだし……。



「リリアン、あなたが侍従長からの受けた密命の内容はわかってるわ」


 リリアンに先輩と呼ばれた彼女は話し出す。

 どうやらダイクンギア家は関係ないようだ。周囲の気配を探りながら、彼女は先輩の方に向き直った。


「ルルラリア王国との国交回復。

 それも、第一王子第二王子を差し置いて、エレナ王女アンナ王女の名においてね……」


「え?」


 違う違う。

 わたしは単に王宮から抜け出した二人を保護しようと……。


「先輩、朝のメイド長からの話を聞いてなかったんです?

 王女様達が王宮から抜け出したから我々は、リリアリアまで竜便で来たわけで……」


「……そんなあからさまなフェイクを信じる人なんて

 少なくとも王室勤めの者にはいないわ」


「えー……」


 フェイクならどんなに良かったことか……。


「大体、あの年頃の女の子が

 単独でリリアリア王国に向かうなんて、無理がありすぎる話と思わない?」


 ふふっと先輩は笑う。


 それは確かにそうだと思う。リリアンは思わず頷きそうになった。

 しかし、あの二人の実態を知っている彼女はたははは苦笑する

 

 ……あの二人ならやる。


「おそらく王女が第一王子第二王子派に警戒されること無く、

 王女と王女付きの者を自然とリリアリアにいる状況をつくりたかったようね……。

 どうやら王女派に知恵の回る人がいたみたい……」


 もしもそんな知恵の回る人がいたら、まず王女の王宮抜けだしを防ぐ策を練ってほしい。

 いろいろ調査したが、王女がどういうルートを使って王宮から抜け出したのか誰も判らないのだ。王族の一部しか知らないルートを使ったのだろうが……。


「さらにダイクンギア家のあなたが、侍従長から密命を受けた」


 ダイクンギア、という名が出たときリリアンは渋い顔をした。


「あなたが持つ密書の宛名人はジョージ・グレイサイド。30年前のリリアリア王国王都防衛戦の英雄……。リリラリア国王が王子時代に冒険者バーティを組んでいたとの情報もある。今も王室とつながっていてもおかしくないわ」


 色々ダダ漏れじゃねーか、とリリアンは奥歯を噛みしめた。


「侍従長はそのときの黒旗部隊の部隊長、血みどろの戦いを繰り広げたこの二人に親交があることは考えづらい。ならば、国王より直接命が下ったと考えるべきね」


 確かにそう言われればそうかもしれないな、とリリアンは一瞬納得しそうになった。

 あんなに嬉しそうにジョージのことを語る侍従長はひょっとしてかなりの演技派なのかもしれない。腹芸だらけの王宮で、言葉が通じる数少ない人のはずなんだけど。


「国王レベルの要人が国交に出てくるならば、相手も相応の身分の者――つまりリリアリアの国王が出てくるはず。

 最高権力者である国王が出る外交で行われるのは何か? これまでの外交方針をがらりと変える政治的決断が行われると考えるのが自然。

 いま至急に解決がもとめられる外交的案件の中で、リリアリアが関係するものといえば、国交回復しかあり得ない」


 ……多分違うと思う。

 侍従長からジョージ宛ての手紙を預かっただけで、ここまで推察できるのは凄いというか……怖い。


 そう思っていてもリリアンの服裏に忍ばせてある封書が急にずしりと重みを感じたのは否定できない。しばらく人間不信になりそう……。


「国王も今の時点で、第一王子第二王子のどちらかに外交的手柄を与えるのは宜しくない、と考えたようね。そのため第三極の王女にその使命を担わせた。あるいはそういう方にしたほうが良いと助言した王女派の奸臣が側にいたのか……」


 先輩の瞳に殺意が走った。

 権力ゲームの参加者によくいる、上しか見ない、どこか浮世離れした殺意の表情がそこにあった。リリアンがメイドになる前に、蹴落とされる側としてよく見た表情だった。


 リリアンは観念して認めた。

 自分たちが完璧に帝国の継承権争いに巻き込まれてしまっていることを。縁のない世界が向こうから駆け足でやってきた。


 帝国民からの認知度がそれほど高いわけでは無い二人の双子王女の存在は、継承権争いのステージにはまず立つことの無い存在だった。どこか有力な貴族へ嫁がされるためだけの存在だったはずだ。それがここまで警戒される存在となったのは一体何故……?


「継承権争いには中立派と思われていたダイクンギア侯爵が、まさか継承権争いに王女を推すことを考えていたなんてね……誰も想定していなかったわ」


「あの人、何も考えていないと思いますよ」


 遺伝子上の娘として言わせていただきたい。

 何であんな男にママが惚れたのか解らない。


「っ!……おだまり!

 あなたが王女様達に帝国の民を魅了する術を教えたのは明白なのよっ!」


「えっ?」


「あなたが、この王宮にメイドとして来て王女付きになって以来、

 帝国民向けへの式典やパレード、さらに写真や映画で見せる魅力的な姿に帝国民の人気は王子達を差し置いてうなぎ登り。帝国内に自発的な私設王女ファンクラブがどれくらい乱立したと思ってるの!」


 どうやら継承者争いのステージへの登壇をアシストに自分も一役になっていたようだ……。


 先輩の言葉に、リリアンの目からぽろぽろと涙がこぼれた。


「なっ……、何?

 怖くなって泣いちゃったの!?」

 


 ――ああ、良かった。


 さほど売れていないアイドルから、突然有力貴族の娘ということが発覚して、ファンになにも伝えること無くステージから降ろされて、そのまま事務所を解雇されて、生活が困窮して、遺伝子上の父親である貴族にお情けのよう認知されて、そのまま王宮にメイドとしてほおりこまれて、雑用にまみれ夢も希望を失って腐っていたわたしを……わたしを、あのかわいい王女様――エレナ様、アンナ様は自分たちをメイドとして選んでくれた。わたしを選んでくれたんだ!


 王女の周り。そこはちょっとだけ華やかな場所だった。だけどそこでわたしは希望の味を再び思い出したんだ。


 選んだのは聡明な王女様の気まぐれだったのかもしれない。でも、恩を感じてしまったのだ。わたしにできることを、彼女たちに返さなければならない、とおもってしまったんだ。


 だからわたしは彼女たちに教えた。

 帝国民から王子達の人気に隠れてないがしろにされている彼女たちに。


 自分をどう国民に見せたら魅せられるのかを。

 自分たちをどうアピールすれば人気を得られるのかを。


 王宮の外の人たちは全てが怖い人じゃない。

 きっとファンになってくれる人がいることを。


 王女様たちにはわたしが持つことができなかった、人気者となる才能と舞台を持っていることを。


 わたしがアイドルをやってきたときに学んだ、魅力をアピールする術を全てを彼女たちに教えた。国民の前で笑顔になる術を教えた。

 王女様はわたしの教育によく応えてくれた。



 ……でも、わたしは結局はそれほど売れなかったアイドルだ。

 自分が知っている技術が本当に通じるのか、不安だった。

 王女様の貴重な時間を奪っているのではないかと、不安だった。

 学んだ技術が何の役にもたたなかったときの彼女たちの絶望を想像すると、不安だった。



「へへへっ……」


 わたし、久しぶりに笑った気がする。

 わたしの技術、大丈夫だった。王女様の役にたった。

 わたし、やったんだ。王女様達、ちゃんと人気者になった。


 人気が出たら出たでちょっと面倒なことになってるけど……大丈夫、あの二人なら乗り越えてくれるはず。わたしが保証する。


 わたしは泣き笑いながら、ふらふらと後ろを振り返った。

 後ろにいた怪しい二人、わたしが恐怖の余り気が触れたのかと思っているのだろう。


 ……構えを解いている。

 隙ができた。



 ――さぁ。 逃げようか。



「……!

 止めなさい!」


 先輩と呼ばれる女性が声を出した時には、すでにリリアンは事前動作なしに側壁を駆け上がり、そのまま男二人を飛び越えていった。彼女はもう一度ジャンプし、片方の側壁に足を着いた後その反動を利用して地上に飛び降りた。男がポケットから小さな金属片を取り出す。

 風を切り音がした。


「っ!」


 彼女は着地した足を無理矢理横にずらす。

 上半身のバランスが崩れるが、無理矢理体重を前にかけ、走る体勢を崩さない。小石が転がる。それに混じってからからと地上を金属がこする音がした。湾曲をついた刃を持つ小さなナイフだ。下手すれば足が切り落とされたていたかもしれない。


 擦った……。


 右足の足首あたりに痛みが走る。

 傷口の割には足の動きが重くなっているような気がする。



 ……毒かな?



 そう思いながらリリアンは走る。



 ――まだまだ二人には教えたいことがあるんだ。



 だから。


 だから。



 生きてやる、と思った。

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