第10話 閑話
このように、高校1年・2年の間はずっとラリって生活していました。
20種類弱の病気を抱え学校では吐き、トイレに籠り、倒れる。登校できたとしても保健室に行くか早退することが多かった。
保健室の冷たいベッドに横たわりながら白地の天井を眺めていたり。
単位が足りないだとかでとうとう保健室を出禁になってからは休み時間以外は人がいない図書室で寝るようになったり。
不安が襲ってくるたび頓服として処方されていたクロチアゼパムに加えてゾルピデムを飲んで泥のように空き教室で寝ていたり。
ずうっと寝ていたら、「単位補充しても卒業できなくなる」と言われてしまい高校2年生の10月から他の高校へ転入することになってしまいました。
普通高校から通信の高校へ。
そこでは生徒1人1人に支給されたタブレットを使って授業を受けることができました。おかげで高卒認定は取れたのですが、この通信高校時代からODを始めるきっかけがうまれたのでした。
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