#9 異能と、実力は

「開始っ!」


 ライザの合図と共に、リョウタから尋常ならぬ魔力の圧を感じた。とっさに身構えたその瞬間、彼は地面を抉るような一歩で踏み込み距離を詰めて来た。


「マジかっ!?」


 咄嗟とっさに両手を地面に向け、魔方陣を展開する。そして風元素魔法で発生させた突風を利用して真上へと跳躍した。

 それと同時に爆発音のような轟音が鳴り響き、大量の土煙が闘技場を包み込む。滑空するように距離を取って着地する、そして土煙が落ち着き視界が晴れる。


「う、嘘でしょ……?」


 さっきまで僕が居た場所の地面は大きく抉られ、そこから亀裂が幾重にも走っていた。


「あんま壊すと怒られるんだけどなぁ」


 何よりも恐ろしいのは今の一撃が魔法でも何でもなく、リョウタ自身の拳だという事。彼が砂埃を払うと辺りからどよめき声が聞こえだした。

 恐らく魔法で身体強化をしているのだろうが、限度というものがある。明らかには理を超えた『異能イレギュラー』。

 だが、このままではかつての教え子に見せる姿としては不甲斐ない。立ち向かわなければ、彼に。


「……フクシアちゃん、龍族の子任せても大丈夫?」


 少し離れたところに居るフクシアに向かって、僕はそう声をかけた。


「え? それってどういう」

「僕がリョウタ君を抑える。だから全力でその子の腕輪を奪い取って欲しい」


 そう伝えるとフクシアは頷き、龍族の子に対して身構えた。僕が再びリョウタの方を向き直すと待ちくたびれた様子で声を出す。


「相談はもういいか?」

「君の魔法はよくわかんないけど、僕がリョウタ君の相手になる」


 その言葉が何か変だったのかリョウタは笑いながら話しだす。


「魔法? が……? あっはっは! やっぱそう見えるんだ」

「ち、違うの?」

「これは魔法とか魔術の法則ルールからズレてる。なんでこんな力が使えるのか不思議だけどね」


 リョウタは腕を大きく振り回しながら話を続ける。


「父さんや母さんはこれを『異能力いのうりょく』って呼んでる。この異能力は無元素を利用した魔法に分類されるみたいだが…… 如何せん魔法や自然、そして人智をも超越した力が働いてるんだ」


 リョウタはこちらへと一歩踏み出し、構えをとった。彼の能力に対する情報は未だに不足している、だがこのままというのは性にあわない。

 片手を前に出し魔法陣が浮かぶ、リョウタも警戒するように身構えた。


「なら、僕も全力で行かせてもらうよ。『顕現コール 古代武装アーティファクトティルフィング』!」


 僕がティルフィングを顕現させると、リョウタは感心したような表情でこちらを見つめてくる。


「ふーん、それがお前の……」

「君の異能力には到底及ばないかもしれないけど、これが僕の全力だよ」


 古代武装が彼にどこまで通用するか怪しいが、今まで積んだ経験、知識全部を生かして戦うしかないだろう。

 僕はティルフィングの艷めく剣先をリョウタへと向ける。正直、一瞬で返り討ちに合う可能性が高いだろう。だが怖がるだけでは彼には勝てない。


「うぉおおおあ!」


 風魔法を背後に展開し、突風の勢いで加速する。今の自分が出せる最高速度で距離を詰めた。そして、ティルフィングの刀身がリョウタの体を掠めたと思ったその瞬間。


「それが全力かよっ!」


 目にも留まらぬ速度でティルフィングの薙ぎ払いを避け、カウンターで拳を入れてくる。


「――ぐはっ!?」


 彼の拳は目にも留まらぬ勢いで僕の腹部に命中し、後方へと一気に吹っ飛ばされる。視界が一瞬暗転し、全身を大きく鞭打たれたような激痛が走る。


「……!? 気が飛んでたかも、危ない」


 辺りは深い土煙が舞い上がり、僕は競技場の壁に大きくめり込んでいた。

 人智を超えた力とはよく言ったものだが、彼の『異能力』はそれに相応しい力だ。


「ひとまずこの状況をなんとかしないと……」


 僕は半ば無理やりめり込んだ壁から脱出する。そして軽く目を閉じて治癒魔法を発動させる。

 『治癒力加速クイックエイド』、光元素の象徴とも言える初歩の治癒魔法だ。あくまで自然治癒を加速させるだけなので身体への負担も大きいのだが、背に腹はかえられない。


「へぇ、光元素も使えるんだな」


 土煙を振り払いながら、余裕と言った表情のリョウタがゆっくりこちらへ歩を進めながら問いかけた。

 だが、僕の適性はこれだけじゃない。


「カタリナさんから聞いてないの? 僕はだよ!」

 

 右手から火元素を、左手から水元素の力を絶妙な割合で抽出する。そしてそれらで同時に目前で爆発を巻き起こす。


「マジかよっ!?」


 驚くリョウタの声を掻き消すかの如く、轟音と霧散する蒸気が辺りを包み込む。

 水元素により発生させた 大量の水、それを強い火元素の力で爆発させ大量の水蒸気を発生させたのだ。


「正面が駄目なら『展開オープン 古代武装アーティファクトハルバード』! あと、『顕現コール 古代武装アーティファクトロンギヌス』!」


 リョウタの頭上に大きな魔法陣が現れ、そこから雨のように大量のハルバードが降り注ぐ。

 一本一本のの威力はそこまで期待できない、が目的はだ。この隙を生かし、リョウタが居た場所の背後に向かって駆け出す。


「そんな大量に武器を具現化して魔力とか枯渇しないのかよ!?」

「魔力は他の人よりも少しだけ多いからね!」


 水蒸気の中で彼とそう問答を交わす、だがその最中恐ろしく強い突風が巻き起こる。遅れて空を切るような音が鳴り響き、僕の頬を軽く切り裂かれる。


「これで、小細工も仕舞いだぜ。トモキ!」


 それと同時に水蒸気が一気に辺りから消え去った。原因は彼が空に向かって大きく拳を空振りさせ、その風圧で辺りの水蒸気を一瞬で振り払ったのだ。いくら何でも無茶苦茶すぎる!

 だが、その判断に至るまでに僕は既に彼の背後へと迫ることができている。


「ここだっ!」


 僕は手に持っている古代武装の弐、ロンギヌスを全力でリョウタに向かって投擲した。

 ロンギヌスは投擲に特化した槍、大きく加速しながらリョウタへと一直線に飛んでいく。普通の人ならこの速度に対応するのは困難、ましてや今は彼の背後を取っているのはずだ。


「――っ!」


 不可能。そう思っていたが直撃する寸前、彼は驚異的な反射神経で槍を避けようと身体を捻じる。

 だが完全に回避することは叶わなかったようでロンギヌスはリョウタの肩を掠め取ることには成功し、それと同時にロンギヌスはその場から消滅する。


「小賢しい、調子に乗るなよっ――!?」


 リョウタは再びこちらへと猛進しようとするが、次の瞬間体を硬直させて膝を着く。


「……んだよこれ、手が痺れるし身体が気怠い」

「腕輪を取って降参した方がいいと思うよ。さっきの槍、『』があるから」


 理由はさっきのロンギヌスの影響だ。アレには『魔力の総量が多ければ多いほど悪化する毒』が穂先には付着している。この毒は『解除リムーブ』を宣言すれば自然消滅する。

 この実技試験で装着している腕輪の影響で、リョウタの魔力の合計は龍族の子との合計値になっているはず。つまり、自然と魔力の総量は膨大な物となっているに違いないのだ。


「リョウタ君自身も他の人より魔力の量、かなり多いんじゃない?」

「知ったような口聞くじゃねぇか」


 このまま戦闘続行は不可能になるかと思ったが、リョウタはフラフラしながらも立ち上がる。


「はっ、この程度で勝った気になるなよ」

「相変わらず負けず嫌いな所が君のいい所だよねっ!」


 リョウタが再びこちらへと間合いを詰めて来た。手負いだとは到底思えない程の威圧感、だが流石に毒の影響か勢いは落ちている。

 僕も負けじと全力でティルフィングを構える。彼の拳とティルフィングが鍔迫り合い、火花を散らしながら彼と睨み合う。


「くそっ!」


 彼は鬱陶しそうに僕を弾き飛ばす。たまらず体勢を崩してしまうが、気合いで踏ん張り堪える。いったいどうすれば素手と剣で火花が散るなんてことになるんだ。

 だが毒の影響が色濃く出始めているのか、彼は頭を抑えながらよろめいている。


「毒のせいで威力が出ねぇ……」


 リョウタが怯んでる隙に彼の腕輪へと手を伸ばす。しかし、すんでのところでそれに気付かれ距離を取られる。


「させる訳ねぇだろうがぁ!」


 リョウタは凄まじい覇気と纏い、雄叫びをあげながら振りかぶる。壁を背にしているこの状況、回避は無理だ。ここは受ける覚悟で守りに徹するのが得策だ。


「『展開オープン 古代武装アーティファクトエイジス』!」


 リョウタの拳が直撃する寸前、自分の身長よりも大きな巨大な盾。古代武装の四番目であるエイジスの展開が辛うじて間に合った、そう思ったのも束の間。


「う、嘘でしょ!?」


 リョウタの直撃を受けたエイジスはミシミシと嫌な音を立て始め、そして粉々に粉砕されてしまう。勢いの余波で僕の身体も大きく吹き飛ばされてしまう。

 毒の影響で弱体化しているとは思えない威力、彼は最初から本気なんて出してなかったんじゃないかと疑ってしまうほど。


「防御手段まであるとはな、往生際が悪いぜ」


 毒の影響でフラついているように見えるが、リョウタは不敵な笑みを浮かべている。


「リョウタ君こそ、まだそんな力が出せるんだね」

 

 何とか受け身をとって着地した僕は立ち上がり、リョウタと再び対峙する。

 彼の拳から流れる血を見るに、どうやら毒の影響は確実に出ているのは間違いない。だが決定打に欠けているのが現状だ。


「リョウタ様っ!」

「フラン!? こっち来んなって言ったろ!」


 突如として僕の背後へと割って入って来る黒い影が目に入った。

 振り向くとそこには背丈程に伸びた黒髪の少女がこちらを睨みながら立っている。間違いなくリョウタのペアである龍族の子だ。


「!? 龍族の女の子、なんでこっちに……」


 まさかフクシアが負かされたのかと思い龍族の子が走ってきた方向へと視線を向ける。


「待って待って! 急にそっちへ飛んで行ったんですよ! もう、あの子強すぎるんです!」


 フクシアがそう言いながら必死にこちらへ走ってくる。彼女も相当の苦戦を強いられているようだ。

 僕の魔法は身一つで戦うリョウタに比べて小回りが利かない。四人で戦う乱戦状態だけは何としても避けたかったのだが。


「っち、良い所だったのによ」


 リョウタが半ば残念そうに悪態をついてる最中、フクシアが僕の背を肘で突き話しかける。


「えっと、貴方様のお名前は?」


 僕ら三人に追いつき、僕と背中を合わせて龍族の子と対峙するフクシアが突如そう問いかけてきた。


「それ今なの!? えっと、僕はトモキだよ。トモキ・ツワブキ」

「やっぱり…… 本当はお話したいことが山ほどあります、けど今は自分の役割に集中します!」


 そう言ってフクシアは胸ポケットから何やら単語帳のような物を取り出し︎、そのうちの一枚を破り取る。


「『吹き飛べ』!」


 彼女はその言葉と共に紙を龍族の少女に叩きつけた。

 次の瞬間、龍族の少女は大きく競技場の壁面まで吹き飛んでしまう。これが彼女の魔法なのだろうか、それにしては予備動作が見えなかったが。


「あと…… トモキさん、龍族の子は任せてください! 絶対にそっちには近づかせません!」

「ありがとう、気をつけて!」


 それを聞いた彼女は軽く頷き、龍族の少女へと駆け出した。そして再び一対一で相見えるリョウタの視線は刃物のように鋭いが、どこか満足そうだった。


「これでいい、アンタとはサシで決着つけたかったからな」

「望むところだよ。僕も君の先を行かないといけないから!」


 再び古代武装の壱、ティルフィングを顕現させ身構える。リョウタも答えるように構えた。

 実技試験中に古代武装を使いすぎた影響か、自分自身も少し身体が重く感じる。スタミナ切れも近いのだろうが、いずれにしても彼の攻撃で倒れてしまうのは目に見えている。


「次の一発で絶対に決めます。君には全力以上じゃないと傷一つ付けられない」


 僕はティルフィングの剣先を彼に向け、そう宣言して見せる。

 エイジスを使って守りに徹すれば数発なら耐えられる。しかし、それではいつまで経っても彼を倒すのは難しい。フクシアもずっと押さえつけていられる訳ではない、先にジリ貧となるのはこちらだ。

 だとするなら、次に全てを賭けた渾身の一撃を浴びせるのが勝利への一歩だ。


「はっ! それでこそトモキ先生だ、少しは尊敬してて良かったぜ!」


 彼の魔力の圧がぐんと上がるのを感じる。間違いない、彼も次の一撃にすべての力を込めるつもりだ。


「いくぞぉおお! トモキ!」

「勝つのは僕だぁああああ!」


 僕とリョウタは雄叫びを上げ、大地を抉りとるような跳躍で接近するリョウタを渾身の構えで迎え撃つ。

 そう、そんなお互いの全力の一撃。それが直撃すると思っていた時だった。


「……!? 解除リムーブ!」


 急いでアーティファクトをの顕現を解除する。

 リョウタが突然その場に倒れ込んだのだ。どうやらただ気絶しているだけのようだが。


「トモキさーん! やりましたよー!」


 少し遠くからフクシアの声が聞こえた。見れば腕輪を片手に大きく手を振っている。

 それを見て力が抜けたように膝から落ちてしまった。彼女が腕輪を取ってくれたお陰でペアであるリョウタの魔力が底を尽き、気絶したのだろう。


「大丈夫ですか!? お怪我とかはないですか?」


 近寄ってきたフクシアが上目遣いでそう言ってくる。


「あぁ、僕は大丈夫だよ。フクシアちゃんこそ」

「私は問題なし! ……とは言えませんがなんとか」


 実際フクシアの身体には複数の傷が見える。彼女も彼女なりに必死に戦ってくれていたようだ。

 フクシアの傷を治癒魔法で治していると拍手をしながらライザがこちらにやって来た。


「おめでとう二人とも! 流石はオズワルド館長の息子君、これでゼノに一泡吹かせられるよ」


 清々しい顔でライザがそう言った。


「教師がそんなこと言っていいんですか?」

「いいのいいの、じゃ次は医務室で会おうね」


 そう言って徐に彼女は僕らの腕輪を引き抜いてしまった。これじゃ気絶してしまう。


「……ん? どうしてなのかな」

「えっと、これはどういう」


 と思ったのだが腕輪を抜けれたはずなのに気絶せずに済んでいる。ライザは何度も僕らに腕輪を着けては外しを繰り返しているが僕やフクシアには何の影響もなかった。


「君、やっぱだね。特別だ」


 ライザは僕の頭を杖で軽く小突きながらそう言った。『転生した人間』という括りで見ればリョウタも特別なはずだが。


「本当は後で通達する予定だったけど、ここで発表させて貰うね」


 僕は何の事か分からず、ライザを見つめる。


「え、何をですか?」

「決まっている。Sクラスの順位さ」


 そう言って僕の腕をライザは高らかに上げさせ。


「これを持ってトモキ・ツワブキ君を『S』とする!在校生、拍手!」


 耳が劈くような拍手の音が競技場内に響く。Sクラス? 確か試験の開始前にライザがそんなことを言っていた気もするけど、なんの事だろうか。

 面食らった顔の僕に気づいたのがフクシアが小声で耳打ちする。


「この学園は『S・A・B・C』でクラス分けがされるんです。そのクラスを決めるのは筆記試験。その『筆記試験を突破できた生徒』はSクラスに自動的に決まります。この実技試験はそのSクラス内の順位を決めるということですね」


 その説明に驚いてしまい、彼女の顔を見つめて聞き直した。


「え!? これ含めて入学の試験じゃないの?」

「何言ってるんですか。『この三次試験に通過した時点で既に入学は決定しているんです』、学園の資料読みませんでしたか?」


 そう言う彼女は呆れ顔になり、やれやれと肩をすぼめる。

 資料は全て父が所持していた。まさかあえて僕に伝えなかったのか? だとしたら何で。

 いやいや、今は考えても仕方ない。ひとまず一番高いクラスに入れたことを喜ぶのが先か、それとも一位となってしまったことを聞くのが先か。


「あのライザ先生」

「なんだい?一位なんだからビシッとしなよ」


 ライザは何故か親指を立てながら嬉しそうにそう言ってくる。


「そういう訳じゃなくて、勝手に決めていいんですか? 僕ら一番手でしたし他の子の手前もありますし」

「いいのいいの、だって君強いじゃん。ゼノの息子君以外は、Sクラスの子が束になっても勝てないくらいには」


 彼女はそう言いながら笑っている。確かにリョウタ以上の生徒というか力を持った生徒が何人も居てたまるもんじゃないだろうが、他の生徒は納得するだろうか。


「あ、ライザ先生!私はどうですか、結構やれる自信あるんですよね」

「んー『アカバナの娘』ちゃんはまだ未定。全員の見終わってから決めるよ」


 それを聞いたフクシアは頬を膨らませている。彼女もかなりの魔法の使い手のようにも見えたが、あの先生のお眼鏡にかなわなかったのか。


「談笑も程々に、次の試験があるからゼノの息子君と『』は君たちが医務室まで運んどいてね」

「絶対その仕事って先生がすることですよね……」


 ライザはけらけらと笑いながら僕らに背を向け歩き出す。まったく、責任感のない先生だ。


「御明答! 君たちは元気、私は仕事を一つ減らせて超ラッキーという訳だね!」


 それを聞いたフクシアが更に頬を膨らませて怒っている。フグみたいだと言おうにもこの世界にフグが存在しないことが悔やまれる。

 ひとまずライザの指示通り龍族の少女とリョウタを担いで競技場を後にする。リョウタとはまだ話したいことがあるし、これはこれで良かったのかもしれない。


「なんで入学したての私たちがパシリに…… なんか言ってやってくださいよ! トモキさん!」


 未だにプリプリ怒っている彼女を除けば、だが。

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