6月の僕と竜

@bbrr0613

第1話

プロローグ

6月10日の23時頃だ、ゴロゴロと大きな音が家の中まで響く。ドン、ドドン、神社の方で大きな稲光が走る。ドンと大きな揺れが2回ほどあり。地震かと驚くが、すぐに揺れが収まった。

僕は、スマホでこの現象について検索するもニュースは、見つからなかった。


僕の日常

家との往復、世界は、なんて狭いのであろう。

学校に、なじめない僕は、自分のちっぽけささに嫌気をさしていた。

6月中頃にさしかかり、体にまとわりついて離れないムシッとした空気に嫌気がさらに倍増させる。

中学2年生ともなり、友達も出来た。

しかし、僕は、上辺だけの同調性の圧力の人間関係に表情筋が固まるような感覚に覚えてしまい、学校にいるのが苦痛に感じる日々が続いていた。

この人間関係から外れてしまうと、いじめ、無視の類いになりかねない。

自分の狭い世界では、なかなか気が休まることが少ないのだ。

人間関係の難しい仕組みにつまずいてしまい、このゴールデンウィーク開けから不登校に近い形になってしまったのである。

 今日は、梅雨入り少し遅れている6月11日の金曜日、一限目だけなんとか教室に入り数学の授業だけ受けて保健室に置いてあった鞄を持ち帰宅しているわけだ。

両親は、この状況をあまり好ましく思っておらず、ギクシャクした関係が、続いていた。

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