話し合い
「トモヤ久しぶりね、元気にしてるの」
なんだこの展開は誘拐犯と母親が普通に会話してるどうしてこうなったんだ。
「あー元気だよさおりの方はどうなんだよ」と俺はさおりに聞いた。
「私ね今ナースやってるの、帰るのは土日だけ、娘にいい生活させてあげたくてさ、朝と夜勤両方やってるの」とさおりは離してくれた。
「トモヤはなんで誘拐なんてしたの?、何か悩みでもあるんじゃない?」。
実は今日、君みたいな無能がいるから仕事が進まないって言われて会社をクビになったんだよ、それで酒飲みすぎちまってこんなことになっちまったんだよ。
「俺どうすればいいんだよ取り返しのつかねーことやっちまったよ」と俺は今頃酔いがさめてきて自分が犯したあやまちを理解してきた。
こんなのはどうかな、私帰れるのが少ないから娘にめちゃくちゃ寂しい思いさせてるのね、トモヤと過ごしたらどうかしら。
「ちょっと待ってくれよ、俺子供なんて育てたこともねーし、俺らの娘もかわいそーだろーがよ」と俺は口調が強くなってしまった。
ちょっと娘と変わってくれる?。
「リナ、この人は貴方のお父さんなの、今後どっちと暮らしたいか貴方が決めなさい、怖い思いしちゃったかもしれない、でもねトモヤは普段はとても優しいのよ、暴力もふるわないし、私と暮らすより寂しくない暮らしができると思う、すぐには決めなくていいは、数日一緒に住んでみなさい、きっとトモヤの方がいいってゆうと思うは、私忙しいから電話切るね」
トモヤさん、貴方がお父さんだったんだね。
そうみたいだな、それでどうするんだ。
まだわからない、今日は疲れたから寝かせてもらう。
会社をクビになった俺、酒を飲みまくり実の娘を誘拐しちまった件 タマコッペ @gapmd
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