10アンジュ再び王城へ宮廷料理人の師匠になる。

この間の叙爵弊爵の件もあり父様と一緒に謁見の間に居る。アスクル男爵もいっしょである。この場で私が今代の聖女であることが発表された。エトワール家が辺境伯から大公への弊爵王家筋の辺境伯からのあきらかに王家の次に権力を得ることになった。

弊爵叙爵の義が終りワ私はーちゃんの付き添いのもと本来の目的のシェフ達の居る王城の調理場に来ていてた。

はーちゃんも手伝ってくれてオペラを無事教えきったクレープは問題なく作れるようになってくれた。

後すっと気になっていたチョコクリームをもらい飾り付けまで教え、ひとくちケーキにクリームにチョコをかけ普段より良くしてみたあともう少しマカロンの作り方も伝受してみた飲み物に関してもブラックコーヒーだけではなくカフェオレにカフェモカを薦めて紅茶にジャムやレモンを浮かべるよう進めてみたただの水ではなくオレンジやレモンをつ漬けておく事も進めると果実水で食事が広がる事があることを進めてみた。これで王城で安っぽいケーキが出ることはなくなるついでにティラミスも教えておいた。メレ作って焼菓子にしたからマカロン大量に残ったメレンゲでクッキー作ってチョココーティングさせた!ワンランク上のお菓子の完成!王家より試食してもらい集まっていた貴族たちに食べてもらって評価は上々料理長はじめシェフの皆様方に物凄く喜んでもらった。いつも残っていたお菓子類も見事に完食されてて見た目も華やかにしてみた飴細工を教え見た目もかなり素晴らしい出来栄えになった。丁度昼食の準備に差し掛かるところで料理長より相談を受けた。パンをどうするべきかとのことだったサンドウィッチを教えた手頃に食べれるサンドウィッチなら挟む素材がどうすればよいのか悩んでいたらしい

それならばとローストビーフを葉物野菜とともにはさむことを勧めた女性ならばたっぷりのホイップの中にベリーやオレンジといった果物を挟むこと勧めてみた。いわゆるフルーツサンドである。ならば、ステーキはそのままじゃなくてパン粉をつ揚げてからパンでハサむ前にソースに粒マスタードをつけることを勧めた。カツサンド食べて感動したのか料理長をはじめシェフの皆さんがパンを片手に泣き始めパン食べて泣く人しかも大勢

パンにレパートリーが見いだせなかったんだって昔の不味すぎるパンがあたまをよぎってしまい駄目だったらしい急激に発達して食文化が残念になってたらしい最後に簡単に棒状のプレッツェルに軽くチョをつけてはーちゃんに手渡すとはーちゃんが泣きだした

『ねーちゃん、これポッキーだ懐かしいよ・・ありがとうねーちゃん』まぁポッキーは外でも食べれるしね早くデパートにおろしてくれることを願って自由に食べれるようになることを祈っておくことにした。

『カツササンド久しぶりぶりに食った~ポッキーうまぁー』

ジャンクフード作ったわりにはお菓子まで考えてなかったみたいだ

ジャンクフードだけでは心は満たされないのさ‥‥

さて王宮にふさわしい豪華なデザートは後はフレンチフルコース!

料理長にフレンチフルコースを伝授しパン生地についてもバターの量やこね方や毎日の焼き方によって変わることも伝え一通り真似て作ってもらった。

せっかく作ったリャ売が毎日まかないに消えるのは悲しすぎるもんね!もっとレパートリー増やせば飽きることなくなく食べてくれるはず今日のデザートはバニラアイスに熱々のコーヒーをかけて食べてもらうものにしたポッキーとマカロンも添えてアフォガードなら女性も食べれるだろう一緒に作ってた女性のシェフさんがアフォガード食べて感動してた。アイスコーヒーに浮かべるのはありですか?と聞かれた

流石はシェフアフォガード食べて思いつくもんだねいわゆるコーヒーフロートである。もちろんOK出しておいた!

これから色々な発想で作って欲しいと言ったらみなさまが目を輝かせて良い返事をしてくれた。人生なにかあるかわからないばぁちゃんの良く言ってた言葉。まさか私が異世界で王宮綾里人たちの師匠になるとはおもわなんだ••••••エドワード殿下が来てくれたおかげで私も調理パから戻ることになった最後に料理長から「師匠ありがとうござあました!」と深々と頭を下げられて料理教室は終わった。

「アンジュってすごいな••オレ、釣り合わないかも••」「殿下!?あの私を守るためにお茶会の後追ってきてくださったのでしょう?凄く嬉しかったですこの指輪だって本来は殿下がつけるべきです。」「今の俺に出来る精一杯の・・・」私ももらってばかりだと気が引けるのであの後おお母様とセバスチャンに頼んで殿下の瞳の色とそっくりの魔法石を埋め込んだ目立たないブレスレットを用意した

魔法石には私の守護結界と聖域展開が展開できるように魔力を込めてみた殿下に手を出してもらってブレスレットを付けてみる殿下の顔がものすごく真っ赤になってててて可愛くてついくすりと笑ってしまった笑顔が見れたことに嬉しかったらしく更に顔を赤くした殿下が焦り始めた

「アンジュの笑顔が可愛い!」

前世でも言われたことなかった台詞がまさかの殿下から聞けるとは!

「ありがとうアンジュ!これからもっと頑張るよ!王立学園で会うことになるとお思うけど、学園にいくまで釣り合うように

がんばるよ!」

そう今の私は10歳あと5年後には王立学園に通うことになる。

また学生のやり直しが始まる事に少しうんざりした。授業は日本とは違うだろうけど、学校の授業程嫌なものはない。小さい名探偵はよく飽きもせず小学校に行けるなと感心したものだ。

二人で廊下を歩いてるといつの間にかタークスのお兄さんが後ろをついてきてた。こわっ!気配消えてたよ!

そりゃそうだよね殿下の独り歩きはさせないってね

そんなタークスのお兄さんが微笑ましげに私達を見ていた

「殿下良かったですね。あともうひと押しですよ」

何が後もうひと押しなのかタークスのお兄さんに聞きたい私はまだ殿下になびいてませんよ~プレゼント作戦はきっとタークスのお兄さんたちが目一杯手伝ったんだろうな

そう考えると殿下がいじらしくてかわいいとさえ思えてくる。

アレフ兄様にはもうしわけない、けど今日だけは正式の場もありアレフ兄様には我慢して家にいてもらっている。そこははーちゃんが感心してた当たり前なのにね!


「殿下一緒にいてくださりありがとうございます」

「今のボクに出来ることで良ければなんだってアンジュの力になるよ!この国1番の剣聖めざしてがんばるよ!あの夜のアンジュがすごくきれいに見えたんだ。それから考えて剣聖になればアンジュを守ってあげれると思ったんだ!」

そう言って決意をひめた殿下の顔がほんの少しかっこよく見えた 結局今回のお茶会で一番仲良くなれたのはアスクル家のロイド君とルシアちゃんと殿下の3人のみである。

あとから聞いたよればアスクル領を野盗が襲う様に仕向けたのはドラシュ侯爵らしく王様がエトワール領に来てるタイミングまで計算していたらしい。少し間違えば野盗王様や殿下が襲われていた可能性もあったわけで偶然にもアレフ兄様が騎士隊を配備したことで回避できていたらしい。アスクル男爵といえばあれから傷も癒えると早々に領地に戻り野盗の捕縛に一役買っていたそうだ。

逞しい、だからロイド君も剣の扱いに慣れていたのねと納得させられた。そんなことから殿下はロイド君をライバルと定めたらしい剣術を極めることに決意した殿下の観察眼は素晴らしいと思う。頭が良いのたろうな、はーちゃんいわく、バカ息子の子供だからきっと一緒って発想は間違いだと思う。殿下は殿下なりに一生懸命だとおもった



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