9 王族再登場
『あーなんだよ王族がホイホイ城からでてくんなし・・』
「わが家はなにかしましたか?初代様」
『してねーよむしろ助かってるっつーか』
「またあの時の夜のような事おきたらどうなさるおつもりです?」
『ちょい待ち、俺のクラフトスキルでもう少し屋敷大っきくするからこの時刻からすると絶対泊まりに来てるはず』
「マジか・・・」
「色々戻ってきたばかりで準備出来ておりません」
「隊長!王家ご到着!」
『ついたってよ!「お父様お出迎え!」』
呑気なはーちゃんと私の言葉が重なる
入口対応 はセバスチャンが卒なくこなしてくれていた
「旦那様王様が再びいらっしゃるとは聞いておりませんが!?」
バタバタと家族一同入口に立ち王族のへの謁見のように出迎えるゆっくりと来たはーちちゃんが腕組んで凄い形相で王様睨んでた。
『おい』
「父上なぜこちらに!」
『じゃねーよ!何しに来た!』
「僕がどうしてもアンジュと話がしたくて無理を言ったんだよお祖父様!」
『王城に呼ぶとかあるだろうホイホイ王族が城から出てくるなよ!』
「父上はどうなのですか?」
『俺は今神様代行の立場だろー王家と言うより違う存在だから』
「父上ばかりズルイではないですか!」
『お前何でそんななった!?』
「あ、アンジュ!」
「ごきげんようエドワード殿下」
「是非ともこれを身に着けてほしい」
そう言って差し出されたのはエドワード殿下の薄い青の瞳と同じ色した一つ石がはめ込まれた王家の紋章がえがかれている 指輪で大きさは全くあってないけどけど、チェーンに通されてたのでネックレスかわりに首にかけることにした。
「エトワール伯よそなたは今より大公を名乗るが良い」
そう言った矢先に「伝令!アスクル男爵領より緊急要請!」
の第一声が響き渡るロイド君とルシアちゃんが不安がってどうしようとオロオロしだす私はふたりにお願いして手をぎゅっと握ると淡い白い光が私の魔力に反応二人を包み込むと二人からアスクル男爵領のイメージが流れ込んでくるイチかバチかだけどふたりを介して男爵が居るであろう所に白いドーム状の場所が遠巻きながらみえたであろう
うまくいったようであるこれしかできないのがとてももどかしくもありさっきちらっと視えた、二人の優しそうなご両親が無事であること祈るしかない。どうせチートならもっとなにかできないかと頭を巡らせてみる前世でよく見た聖女のイメージは万能薬の作成と癒しと結界をはるくらい?うーんとうーんとイメージで何とかできそう物理結界と魔法結界邪を払う結界に特にに聖域展開よりは結界
をはるべきだと思った地域じゃなく兎に角男爵夫妻が無事であるよう包み込むイメージで引き続きロイド君とルシアちゃんには家族をイメージしてもらうと私は守護結界をはることにした。
『よし待ってろ』
そういったはーちゃんが姿を消したきっとアスクル男爵領に向かってくれたんだと思う
「守護結界発動!」
「「アンジュ様・・・」」
うまく包み込めたと思う二人からしっかりとご両親のイメージが伝わってきたおかげで二人を包み込むイメージがうまくできた。きっとご両親は無事だろうと確信を得たそうこうた
していると大勢の老若男女を引き連れたアレフ兄様が屋敷に到着した。
「アンジュあの時の頼んでもいいか?」
任せて!お兄様・・エリアヒール!」
「エリアハイヒール!!」
沢山の老若男女の傷がいえていく。悲しみの声が歓喜の声に変わっていく
その中にロイドくん達の顔見知りがいたのであろうあろう駆け寄って手を取り合い喜びあっていた
「「マルチネおばさん!!!」」
「ロイド坊っちゃん!ルシアお嬢ちゃん! まだ男爵様が領に!」
ひきつづきアレフ兄様が騎士たちに休める場所を作るよう指揮を取りつつアスクル男爵領へ向かう準備をすすめてい王様がいつの間にかタークスを集団で集めていた王城じゃないのに良く集まるね
『戻ったぞーねーちゃんこのふたりをたのむ』
間違いなく男爵夫妻であることが確認できた。
「「お父様!お母様!」」
明らかにぐったりしてる男爵から見ることにしたお腹数カ所刺されたり斬られていた。必至に領民を逃し婦人を守り抜いたのであろうことが目に見えてわかってしまった。
「ロイドくんルシアちゃんちょっとはなれて・・・エクストラヒール」
傷が癒えていき顔色が良くなっていく。
「エリアハイヒール!」
男爵が目を覚まし何事が起きているのか把握しようとキョロキョロとしだす
「お、王様!このような見苦しい姿を申し訳ございませぬ」
「良い良い、しっかりと傷を癒やすが良い色々と聴くことになりそうだがの」
「畏まわりました」
『おい、タークス数名連れて行くぞ』
「父上の好きなようになさってください」
はーちゃんが数名のタークス集団連れて消え去る恐らく男爵領に向かったのだろうと思った。男爵のあり得ない傷の状態を見て調査に入ることになったんだろう。それから数10分後に集団で何かを得たように戻って来たその頃のこちらの受け入れはは完了して炊き出しをして食事を振る舞っていた。領民達は安堵この先どうするかを話し合っていた。
男爵夫妻は申し訳無さそうにずっと頭を下げ続けている。こればつようやくようやく
かりはしかたないはのに・・はーちゃんが昔やったクラフトスキルというのを使って一つの宿泊施設を作り上げた『この場所問題ないよな?』そう言って日本で見かけたことのあるホテルまで行かないけど、旅館が出来上がった。確かにこの人数泊めるには王様まで居るから我が家では足りない。我が家の増築場所だけでは足りない。
ちらっと見せてもらったけど懐かしい見たことある旅館そのものだった。はーちゃんいわくこれしかわからないと言っていた
すべてが収まりようやく静寂が訪れるロイド君達は今日だけは男爵夫妻のそばに居ると言って旅館側に行っている。
ようやく落ち着き王様を上座に囲い夕食を囲もうとしていた。
『お前さぁもう来んな!疫病神かよ』
と唐突に王様に向かってフォークで王様を刺しながら口を開くはーちゃん
『思いついたら即動くじゃなくて指示を出せバカ息子』
確かに王様居るときにスタンピード起きてたし、今回のこの騒動だしまぁでも今回のお陰で爵位が辺境伯ではなくなり大公に上がったのだから良しとすればいいでしょう。アスクル男爵から伯爵へと爵位の変更をおこなった。ついでながら昨日作ったクレープを出してみるみる。オレンジの爽やかさに感動したようで王様とエドワード殿下の目がらんらんと開かれていたオペラもついでに出してみた。今までのチョコレとケーキより濃厚かつ大人な味に感動していた。
ひと通り食事を終え今度私が王宮に行く手はずまで整えてもらいはーちゃんに怒られた王様は威厳はどこへ肩を落として馬車に乗り込んで帰っていった。すかさずアレフお兄様がエドワード殿下をそっと馬車に乗せて清々しい顔で帰っていくさまを見送っていた。アレフ兄様だけが平常運転だった。
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