3


 十八年目に入ると、それぞれの役割が発表された。バーバラとアポロニアはおさ候補に、クララとサウィナは食物プラントの管理者候補に、そして驚くべきことに、私とマリナは師父候補として名が挙がっていた。

 師父になるのを指標にしたことは一度もなかった。この辺りの振り分けがどのように行われるかは明らかにされていなかったが、これまでに行った試験の結果が一つの重要な基準となるのは疑いようもなかった。例えば、共感性融和点数が高い者は長となり、逆に孤立性持続点数が高い者は師父となる、というように。

 成長する過程で、わかることは増えて行く。〈図書館バベル〉で読んだものが積み上がるにつれて、私とマリナは開示されている情報の中に、不自然な空白があることに気がついた。編纂され消去されるか、閲覧制限がかけられた項目の存在──すなわち、何らかの要因で、「見なくとも良い」と判断されたテキストたち。具体的な内容は不明だったが、心の内にわだかまりは残った。

 その発見も相まって、私は多くのことが秘匿のヴェールに覆われていると感じるようになった。古い時代の知識の意図的な偏りもそうだが、この足が踏みしめる今について、私はあまりにも知らなすぎる。

 現前するすべての物事には理由があり、ここに至るまでの過程がある。私が私たり得る所以。マリナがマリナでしかないその訳。〈万能食マナ〉の組成に、儀式の意味。私に見えているのは、それらの膨大な歴史のごく一部分でしかないのだと思う。行き過ぎた好奇は罪だというが、無知であることもまた、罪を生み出す遠因となり得るものだ。どちらがより賢明かは論じようもないが、今の私たちは、そのバランスを欠いている気がする。

 この懸念は杞憂でしかないのだろうか。あるいは根拠のない不安のようなものだろうか。周囲を見てみれば、そんなことを気に留めている子は一人も見当たらない。

 必要がないからだと思う。風に流れる雲のように、身を委ねていれば自然とすべてが決まるのだ。起床の時間、消灯の時間、食事の時間に、食べるもの。日中にやるべきこと、課せられた責務。どれも私の中で生まれたものではない。最初から外にあり、与えられたものだ。

 胸の内は空洞だ。世界に従順な私には、注がれる心を拒む術もない。

 私たちは、いったい何を選んでいるというのだろう?



 正式に師父の後継者となるにあたって、私とマリナは生骸堂カセドラルで研修を受けることになった。存在自体を初めて知る上階の部屋で、十人の使徒候補者と共に、現役の使徒の先生から〝救疫の秘蹟〟に関する講義を受ける。内容は人体の構造や機能に関するものがほとんどで、〈図書館バベル〉でも見たことのないテキストがいくつも示された。

 あの空白だ、とすぐさま理解した。〈図書館バベル〉から消された項目、それこそは、〝救疫の秘蹟〟にまつわる情報だったのだ。

 私たちが〝救疫の秘蹟〟とするものが、かつて医学、医療と呼ばれた領域だということも明らかになった。救疫生書で言及される〝病〟に当たる現象が、実在するということも。

 呪いと病は、どこか似ている。

 正常から逸脱した花の形──もしあれが病なら、と考える。外の世界を満たす脅威が、呪いでなく病であったとしたら? 人を守る〝加護〟とは、いったい何だというのだろう。〈契約コミュニオン〉と〈生餐サクリメント〉は、何を示す?

 疑問ばかりが積み上がっていく。しかし、言葉にするには、あまりにも材料不足だ。

 師父と使徒の人数のことも気になる。師父候補は私とマリナの二人。使徒候補は十人。しかし実際に師父となっているのはロクスただ一人で、使徒も半分の五人だ。

 まだ、選別は残っているのかもしれない。

 マリナも同じ考えのようで、私たちは度々そのことについて話し合った。結論の出ない問いかけだ。真実は霧の中に隠れて、呼びかけても応じてはくれない。それに、果たしてこの探求自体必要なことなのか、とも思う。何か得体の知れない、知らなくても良いことに私は首を突っこみ始めているのではないだろうか。外在する選択肢が自明に選びとられるのを、黙って見ていればいいのではないか。

 そんな考えが次々に去来して、落ち着かない。

 不安を抱え、師父と対面する機会のないまま、十九年目を迎えた。秘蹟の学びがいっそう広く深くなる傍ら、私たちは保護棟アサイラムを離れ、新たにあてがわれた生骸堂カセドラルの部屋で過ごすようになった。マリナと二人なのは変わらなかったが、バーバラら〝集会〟のメンバーと顔を合わせなくなり、代わりに使徒候補たちと交わる時間が増えていった。 

 使徒候補の中に、ラインハルトという人物がいた。彼とその配偶子パートナーであるヴィトゥスは、師父以外で初めて見る異性で、顔立ちや身体つきが私たちと似ていることに驚かされる。〈図書館バベル〉で得た男のイメージからは大きく離れ、彼らは華奢な身体つきをしていた。彼は私の内心を察したようで、照れ臭そうに頬を掻いた。

「ご存知だとは思いますが……今現在、教会には男性がほとんどいません。というより、〈聖胎マリア〉の御業によって、かつては明確だった男女の性差は、完全に埋まりつつあります。僕たちの世代では、僕とヴィトゥスがかろうじて男性というものの面影を残すのみ、だそうです。保護棟が二つにわかれているのも、古い時代の名残だと聞いています。実際、僕とヴィトゥスしか、あそこにはいませんでした」

 すべて、師父ロクスが教えてくださったことです。あのお方は、僕たちを育ててくださいましたから。

 ラインハルトは嬉しそうにそう語り、横ではヴィトゥスが感情に乏しい顔のまま頷いていた。ラインハルトと違い、彼はどうやら寡黙な性格のようで、どんな時も沈黙を貫き続けた。幾度か会話を試みたもののなしのつぶてで、ラインハルトはそんな彼について「綺麗な声をしているんです。あまり、聞かせてはくれませんが」と自慢げに語った。私も対抗するようにマリナの良さを並べ立てたが、恥ずかしがった本人に止められてしまった。

 結局、私は最後まで、彼の声を聞く機会には恵まれなかった。私はそのことを残念に思ったが、一方で、これでよかったのだとも考えた。知ったらきっと惜しくなる。だから、知らぬままでよかったのだと、そう思うことに決めている。



 十九年目も半分が過ぎた頃、マリナだけが師父に呼び出された。一人になるのは、ずいぶんと久しぶりのことだった。

 部屋を出る直前、彼女は私の手を両手で包むと、目を閉じてしばらくの間じっとしていた。緊張していたのか、不安に思ったのか、私を慮ってくれたのか。あるいはすべてかもしれないと思う。彼女は自分がどんな状態にあっても、他者を想うことを忘れない人だ。

「じゃあ、またね」

 彼女はそう言って、手を振ってから去っていった。そんな台詞初めて聞いた、と私は笑った。

 これまでのほとんどを隣で過ごしてきたこともあって、彼女の姿がない時間は喪失に近い感覚が常につきまとった。最初こそ〈バイブル〉を片手に時間を潰していたが、やがて漠然とした不安が心の内に滲んでいくのを感じて、いてもたってもいられず、部屋を出ることにした。

 螺旋階段を降りた先には、礼拝堂がある。内部を包むアーチは、改めて見ると肋に似た形状をしていて、巨大な生き物の体内にいるようだと思う。身廊を抜け、棟の接続部を通れば中枢棟ターミナルだ。保護棟アサイラムにいた頃も今もそうだが、基本的には用がないため、施設の見学を除くと、過去にも数回しか訪れたことはない。

 建物としての構造は保護棟アサイラムと変わらないが、特筆すべき点として、教会の施設で唯一外部への出口があるということが挙げられる。修道士と教会の要職を除くほとんどすべての大人たちは、普段は〈団地シェルター〉と呼ばれる住居群に住んでいて、必要に応じて中枢棟ターミナルを訪れることになっているそうだ。教会の内部に入る際には、何重もの検査と浄化処理を通過し呪いを完全に祓わねばならず、そのための施設が出入り口となる正面玄関には設置されていた。

 奥まった場所の廊下は照明もわずかで、床には自分の影がぼんやりと浮かぶ。遠くからは微かに、まだ幼い声が聞こえてくる。保護棟に住まう、次の世代の子供たちの声だ。子供は五年おきに保護棟へやってくるため、私が儀式を経て大人になった時、彼女たちはちょうどクラス分けに差し掛かることになる。

 角を曲がるところで、上階へと続く階段が現れた。二階より上には、長やその補佐役、老人たちが住んでいると聞いている。立ち入ったことは、まだない。

「──カタリナ?」

 呼びかけに応えて顔を上げると、踊り場には私を見下ろす影があった。バーバラだ。

「どうしたの、こんなところまで……」

「いや、ちょっと散歩をね」

 しばらくぶりの再会だった。奇妙なことに、彼女の傍らにアポロニアの姿はない。私自身も同じ状態ではあるが、それでも珍しい光景だった。

 バーバラは階段を下りて私の前までやってくると、視線を彷徨わせてしばし躊躇ってから、意を決したように私と目を合わせた。

「……今、時間ある?」

 本当に珍しいこともあるものだ、と私は思った。


 中枢棟二階には歓談室がある。昼間なのもあって人気はなく、向かい合って席を取り、香味添加フレーバー水を持ってきてバーバラに手渡した。彼女は「ありがとう」と言うと、コップを両手で包みこんだ。

 その表情は、どこか寂しげに見える。

「久しぶりだよね、こうやって会うの」

「まぁ、最近忙しいから」

 私は言い訳のように呟いた。水に口をつけると、柑橘系の香りが舌の上を転がっていく。一番シンプルで、慣れ親しんだ味。保護棟にいた頃、気分転換になるから、とマリナが好んでよく飲んでいた。

「それで」私は口火を切った。「何か話が?」

「ううん」彼女は首を振って答えた。

「そういうわけじゃないの。なんだか、懐かしくって。話す機会もないから」

 彼女はしみじみと言った。

「アポロニアは?」

「今日は別行動なの。最近、そういうこと多いんだ。マリナも?」

 私は頷いた。

「そっか……。みんな、こうやってバラバラになっていくのかな」

 沈鬱な面持ちで語る姿に、〝集会〟で王国の滅亡を憂えていたのを思い出す。彼女は時に悲観的になりすぎるきらいがある。私は「大丈夫だよ」と笑ってみせ、彼女の前髪をかき混ぜた。

「きっと一緒にいられるさ」

 根拠はないが、他に言うべき言葉も思いつかない。悲観するよりは、きっとましなはずだ。

 バーバラは「もう」と苦笑すると、乱れた髪を整えた。

 こうしていると、私たちは何も変わっていないのではないかと錯覚しそうになる。しかし、否応なしに変わってしまった部分があるのも、私は確かに感じとっている。

 新たな知識を得た。しかしそれは、語れないものが増えたということと同義でもある。私という存在は秘密で塗り固められ、共有できたはずの本当・・は失われていく。それを悲しいとは思わないが、過去を思えばこそ、わずかばかりの寂寥が脳裏をよぎることもあった。

 こんなやりとりも、いつかは消えてなくなるのだろう。

 別れ際の「じゃあ、またね」は、哀愁を伴って耳に残る。

 あと何度そう言えるのか、それを推し測ることすら、私にはままならない。


 部屋に戻っても、マリナは戻っていなかった。間もなく日が暮れる。生骸堂では、夕刻の祈りが始まる頃だ。

 バーバラと話して、気持ちはいくぶん楽になった。救疫の秘蹟の勉強でもしようかと〈バイブル〉を起動したところで、扉が開く音がした。

「マリナ?」

 返事はない。不穏な静けさに、背筋が冷える。慌てて顔を出すと、蒼白のマリナが壁に手をついて立っていた。

「カタリナ……」

 足取りはふらふらと不安定で、今にも倒れてしまいそうだった。「マリナ!」駆け寄って抱きとめると、彼女の手が背に回り、きつく抱きしめられる。「ふ、っぅ……」肩に押し付けられた口から呼気が漏れ、布越しに温もりを伝えた。

「ねえっ、どうしたの、マリナ……」

 その状態でどうして、というほどの力だった。「私、私は……」ぎりぎりと歯が擦れる音が耳元で鳴る。マリナはそのまま不明瞭な言葉を呟き続け、「う」と低く呻くと、勢いよく私を突き飛ばした。

「なんっ」

 混乱する間に彼女は膝を折り、腰を曲げて床に手をつく。そして、

 げぽっ

 聞いたこともない音がした。

 力なく開かれた口から、饐えた匂いの液体がぶちまけられる。しな垂れた髪の合間には、粘つく唾液が糸を引いた。床にじわじわと広がっていくのは、マリナの胃液に唾液……混じり合って、もはや判別はつかない。

 荒い息を吐くマリナを、私は呆然と見つめることしかできなかった。眼前の光景が現実と結びつかない。何が起きているのか理解できなかった。

 これは、嘔吐だ。それはわかる。初めて見た。私のよく知るあの子が、私の半身が。

 この時の私の様子は、恐る恐ると表現する他になかった。悪臭の小川を跨ぎマリナの背後に回ると、弱々しく曲げられた背に掌を当てた。生地の皺を巻きこみながら、ゆっくりと、ゆっくりとさすった。細かな震えは、私のものなのか彼女のものなのか、私にはわからなかった。

 押し殺した嗚咽が、静かに響く。

「ごめんね、マリナ……」

 自然と、稚拙な懺悔が口から漏れる。

 ずっと、理解できると思っていた。マリナのことなら、なんだって。

 なのに、今はどうだ。私は狼狽えるばかりで、どんな言葉をかければいいのかも、わかりやしないじゃないか。

 あなたの痛みがわからない。

 たったそれだけのことが、こんなにも耐え難く、苦しいなんて。

 そんなことさえ、私は知らなかったのだ。



 あの日を境に、マリナは別人のようになってしまった。彼女はひどく動揺し、恐れ、迷い、不安がった。外で気丈に振る舞う一方で、人目がない場所で私に縋り続けた。そこまで弱った彼女を私は見たことがなかった。どうするべきかわからず、私は〈バイブル〉で読んだやり方で、必死になって彼女を慰めた。抱擁し、手を重ね、背をさすって髪を撫ぜる。いったい彼女に何をしてやれるのか、皆目見当がつかなかった。ただ、私の言葉が無意味だということだけは、はっきりと理解していた。

 いつからか、マリナは私の身体を求めるようになった。それまでに経てきたスキンシップの延長で、私たちは互いを慰めあった。行為の最中の彼女は確かな温度を渇望して喘ぎ、私の背に赤い跡をつけた。私がマリナを拒絶しなかったのは、ひとえに嬉しかったからだ。求められている喜び。唯一無二の存在として必要とされているという暗い快感。それらは私の内面を蚕食した疑念を恍惚のうちに溶かし尽くし、ひとときの忘却を与えてくれた。

 けれど、それが問題の保留でしかないことも、十分にわかっていた。

 私ではマリナを満たせない。それだけが、残酷なほどに明らかだった。

 すべてが変わった。マリナは私が知らない彼女に形を変え、私は初めて己の孤立性持続点数の高さを疎ましく思った。過程、論理、結末の意味は理解ができる。しかし現在進行形で走っている思考と感情の複雑な軌跡を、私は見通すことができなかったのだ。

 マリナのことがわからなかった。彼女の言葉にならない苦悩を知ることができなかった。

 あれほど通じ合って、繋がって、感じることができていたのに。

 私の傍に、彼女の姿はもう見えない。



 十九年目の、冬を迎えた。

 マリナが死んだ。

 驚くほどのあっけなさで、彼女はその短い生に幕を閉じた。サウィナとアポロニアも、一切の予兆がないまま、同じ年に死んだ。泣きじゃくるクララと、茫然自失のバーバラを見た。空虚は絶え間なく溢れ、失われた熱の残滓は曖昧な記憶の断片と成り果てる。反芻し、どろどろに原型を止めなくなったとしても、吐き戻すのをやめられない。

 その年の内に、同世代の子供たちの数は、ちょうど半分になった。

 死因について、師父ロクスは、邪霊の拐かしを躱せなかったのだと皆に説明した。彼女の二の腕には、小さな円形の痕がうっすらと浮かんでいる。私は沈黙して、真新しいマリナの遺骸を見つめていた。

 綺麗な顔だ、と思う。

 死者を弔う行為を、私たちは〈聖別〉と呼んだ。〈聖別〉は、師父を中心に特別な技術を学んだ数名の修道士によって執り行われる。私たちが死者を見ることができるのはその直前までで、私はマリナの遺骸を前にして、最後に交わした言葉を思い返していた。


「カタリナは、生命に最後ってあると思う?」

 真っ白なベッドに潜り、月光を模した照明の下で、マリナは私の顔を見てそう言った。

 ほんの数日前の、夜のことだった。

「それは、ないんじゃないの……先生や師父の教えが正しければ、だけど」

 死は終わりではない、と大人たちは言う。死は継承のための過程に過ぎず、死者は生ある者の中で存在を保つのだと。終わりはなく、生命は輪転し、信仰も意識も永遠なのだ、と。

「もし、終わりがあるとしたら?」

「……きっと、怖いと思うよ」私は答えた。「とはいえ、今は想像もつかないかな」

 マリナの瞳に私が映る。彼女は苦笑して、「そうだね」と呟いた。

「マリナは、どうなの」

 聞かれるとは思わなかったようで、彼女は「私?」と目を瞬かせた。考えこみ、慎重に言葉を選びながら、訥々と彼女は言った。

「私は、うん……きっと、いつか終わりは来ると思う。私たちがそれを理解できるかは、わからないけど。これは、真実がどうかというより、私の願望、かな……」

 苦しいのを繰り返すのは、嫌だな。カタリナも、そうでしょ?

 切実な声に戸惑って、「私は、別に……」と言い淀む。「マリナさえいれば、私は……」

「うん、そうだね」

 今度ははっきりと、彼女は言った。「私もだよ、カタリナ」

「私が、あなたを守るから」

 そして顔を近づけ、優しく口づけをした。艶やかに濡れた唇は熱を持ち、柔らかに吸い付いて、離れていった。

 恥じらいを見せる愛らしさも、照れ隠しの温かな微笑みも、気がついた頃には、私を置いて二度と触れ得ぬ場所に遠ざかっている。対岸に見えるのは、目に焼きついた影法師だけ。

 聖別に向かう直前、閉まろうとする棺を手で制し、眠る彼女に口づけをした。唇は乾き、ひどく冷たくこわばって、私は彼女の死をもう一度知った。

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