42話 因縁の戦い VS勇者(3)

 それから二週間、ねねねたちはデイン対策を練って練習を繰り返した。


(昔のゲームにあったけど、勇者は戦士には力で劣る、魔法使いには魔法で劣る、武道家には素早さで劣り、僧侶には回復魔法で劣る、しかし、それらすべてを備えたのが勇者。勇者に勝つにはきっとこの作戦しかない!)


 そして、できることを全て終えて、ねねねたちは当日を迎えた。

 ねねねたちが放課後中庭に訪れると、その戦いを一目見ようと大勢の生徒が集まっていた。その異様な盛り上がりは格闘技のテレビ番組でも見ているかのようだった。


(志津デイン先輩は、まだ来てない……)


 ねねねは中庭でデインが来るのを待った。すると校舎の方から「きゃあぁっ!」と黄色い声援が上がった。


「やぁ、待たせたね」


 デインは声援の中、彼女を通す為に割れた人の波の中を悠然と歩いてくる。その姿はまるでアイドルか何かのようだった。


(うわぁ、私の時とはえらい違いだぁ)


 こんな人気の相手と戦うのかと思うと、緊張が増してきてしまう。


(臆したら負けだ。ここは一発ユニークで笑えるネタを……!)


 ねねねはあえて誇張するほどに胸を張り、腰に手を当てて偉そうにしてRPGの王様口調で言ってみた。


「待ってました、勇者よ! 遅れて来るとは何事だ!」

「……ぷっ! あははははは……!」


 デインはそれを聞いて大爆笑してしまう。


(狙ってたけど、ここまで爆笑されるとちょっと心外だなぁ)


 デインとは逆にギャラリーたちは不審そうな反応で、デインのファンはねねねを睨んでいた。

 デインは目じりの涙を拭きながら謝った。


「ふふ、ごめんごめん。緊張してるかと思ってたら、全然そんなことなかったね。……相変わらず面白いな? ねねね君は」

「……それはどうも」

「しっかし、凄いギャラリーだね。君も人気者になったね?」

「志津デイン先輩にはかないませんよ」

「ランキング序列三位が付人か。悪くないな」

「負けて、吠え面かかないで下さいよ! オンユアマーク・レディゴ―!」


 ねねねはそう叫んで変身した。クラウチングスタートの姿勢から光の幕を抜け、ヒラヒラの白いエプロンをつけた黒のメイド服姿になった。頭には白いカチューシャが乗っている。ステッキはホウキ形態のままで、魔法少女というより完全にメイドの姿だった。


(真菰ちゃん命名「メイドインブラック」! ……昔の映画みたいな名前だよね)

「へぇぇ。よく似合ってるじゃないか? 付き人になったらその格好でいてもらうのも悪くないね」

「……バトルに勝てたら好きにしてもらって良いですよ。志津デイン先輩は変身しなくていいんですか?」

「おっと、そうだったね。……光よ、我が下に集え! ブレイバー」


 デインが右手を突き上げるとそこに光が集約して、一気に弾けた。光の中で彼女のシルエットだけが浮かび上がり、白銀の鎧とティアラ、青のドレス、光り輝く剣のステッキ。女勇者の名にふさわしい、どこか神々しさを感じさせる装いの魔法少女に変身を遂げていた。


「さぁ、やろうか?」

「今日は負けませんよ」


 ねねねは生徒手帳から魔法模擬戦の申請を送る。デインが承認のボタンをおして、ゲートに二人は吸い込まれた。



 ねねねが目を開けるとそこは暗闇の中に炎が浮かび上がる暗黒の神殿のような場所だった。赤い分厚いカーペットの敷かれた大理石の床、視線の先には毒々しいデザインの玉座が鎮座していた。


「魔王ステージか。つくづく君はレアなのを引くね」


 スラリ、と剣のステッキを構えるデインは、さながら魔王を討伐に来た勇者のようだった。


「ここでなら俺は最大の力を発揮できる。君に負けることはまずないだろう」

「やってみないとわかりませんよ?」


 ねねねは不敵に笑ってホウキステッキをハンマーステッキに変化させる。瞬間に地面を蹴ってねねねはデインにハンマーを振り下ろす。


「スライサー!」


 デインはとっさの反応で切り裂き魔法を使った。防御ついでにねねねのステッキを切り裂こうというのだ。しかし、ねねねもその対策にハンマーステッキに障壁魔法を張ってそれを相殺した。

 ガキンッ、とハンマーステッキが剣に受け止められる。デインはそれにも驚いた。


「スライサーの魔法対策はバッチリって訳かい? 強くなったじゃないか?」

「そりゃあ、志津デイン先輩の序列ランキング一個下に来たくらいですから! んぁああああっ!!」


 障壁魔法で切り裂き魔法を相殺できるか不安だったが、これで受け止められることは証明できた。それなら遠慮はいらない、とねねねは全身に身体強化魔法を使って攻勢に出る。

 ガキン、ガイン、ギインッと素早く振るったハンマーが剣とぶつかり、金属の弾く音が響く。同時に魔法障壁と切り裂き魔法がぶつかりあって激しく魔力の光を散らす。

 ねねねは最大出力で身体強化の魔法は使ったが、デインはその速さにもあっさり対応してきた。それどころか、攻撃を仕掛けていたはずねねねが、いつの間にか反撃をされて何度か危ないシーンすらあった。


「そら! もう終わりかい!?」

「く……、うわっ!」


 剣なのに鞭のような攻撃に翻弄されて、ねねねは防戦一方になってしまう。

 ハンマーをするりとすり抜けて、剣が足元から迫ってくる。とっさに避けたが、スカートを切り裂かれ、大きなスリットを作ってしまっていた。


「ひゃっ!」

「……その長いスカートは案外厄介だね。足の一本は奪ってやろうと思ってたのに、狙いを外した」


 スカートにできたスリットから空気が流れこんできて、またのあたりがスースーしてなんだか頼りない気持ちにさせられる。


「俺とここまで打ち合えるなんて、強くなったね。じゃあ、これはどうかな? 雷よ、集え!」


 デインは手を突き出すと、その手のひらに雷を集め、雷の竜を作り出す。


(来た! その対策はしてある!)


 ねねねはハンマーステッキを鋼鉄に変化させ、天に届くほど長く伸ばすと地面に突き刺した。


「避雷針!!」


 放たれた五匹の雷の竜がそれに全て吸い込まれ、一瞬にして姿を消した。しかし、


「それは前に見た! 爆ぜろ! 雷竜ッ!!」


 鋼鉄のステッキから雷が弾け、爆発した。


「っっ!?」


 とっさに障壁を展開して防ぎつつ、ステッキから離れる。


(まさかこんな返し技を用意されているなんてッ!)


 障壁を展開した手がビリビリと痺れていた。

 その隙を逃さずデインはねねねに迫った。


「はぁぁっ! ハッ! ハァッ!!」

「くぅぅっ!」


 ねねねはとっさに予備のステッキを取り出し、斬撃魔法のかかった剣ステッキを何とか受け止めた。

 一瞬でも気を抜けばあっさり切り裂かれるだろう。必殺の一撃が何度も何度も振り注がれ、ねねねは必死に防御を続けた。


「ミ、サイルッ!!」


 バックステップで距離を取ると同時に、ねねねは腰の予備ステッキに魔力を流し込んだ。瞬間、腰に張り付いていたスペアステッキが先端はヤリ、末端はホウキの魔法ミサイルに変化し、飛び出していった。


「ッ!!」


 瞬時に距離を取るデイン。ミサイルはあらぬ方向へ飛び去って行ってしまったが、デインに一瞬の隙ができる。ねねねはそれを逃さず、ハンマーステッキを最大の長さに伸ばすとそのままデイン目掛けて薙ぎ払った。


「くっ!」


 その攻撃も受け止められるが、それがねねねの狙いだった。


「チェーン!」


 ハンマーを柄の部分を鎖に変化させて剣を絡めとった。


「ふっ、これは失策だね。雷撃!!」


 デインはつながった鎖に電撃の魔法を放った。しかし、電撃は鎖を伝わらず手元でバチバチと跳ねただけだった。


「電気を通さない絶縁素材ですっ! ミサイル!」


 鎖の逆側のステッキをミサイルに変化させて、デインに向かって投げた。


「何っ!? グ、うわぁああっっ!」


 ミサイルはデインに直撃し、大爆発を起こす。


(真菰に頼んでホウキミサイルに爆発魔法を仕込めるように改良してもらったんだ。これで決まってくれればいいけど……)


 ねねねは警戒しながら煙の中を見守る。


「ゲホゲホッ! いや、参った。本当に強くなってる」


 デインはせき込みながらで煙の中から出てきる。おそらく鎖につながれた剣ステッキから手を放し、障壁魔法で身を守ったのだろう。


「さすが、勇者ですね」

「ふん。勇者なんて聞こえはいいけどね。本当はただの化け物にすぎないんだよ? 君は十分に強くなった。俺の真の姿を見せるに値するよ」


 デインはティアラをぐいっと上げて、カチューシャのように髪を上げてとオールバックにした。


「この姿で戦うのは君で二人目だ。君以外は序列ランキング一位の星川きららだけだよ。覚悟するんだね。……雷神招来」


 デインが天に腕を伸ばすと、天井を巨大な雷が打ち砕いて降り注ぎ、彼女に直撃した。その衝撃で鎧が砕け散り、デインはドレス一枚の姿になる。天井と鎧を打ち砕いてなお強力な雷をその身にまとい、あまりのエネルギーの大きさに体からそれがあふれ出し、地面からデインを浮かび上がらせていた。


「天使……?」


 雷をまとい光り輝くその姿はあまりに神々しく、まさしく戦天使バルキリーのようだった。


「星川きららは雷の戦天使なんて呼んでたね。……このフォームになると剣がいらなくなるのは便利だね」


 デインは手を伸ばすとそこに雷のエネルギーを込め、剣を作り出す。


「さぁ、第二ラウンドだ。いくぞ!」


 宙をすべるようにデインが迫る。ねねねは避雷針になっていたステッキを地面から引っこ抜き、再びハンマーステッキに変化させて迎え撃つ。


「ぐっ! くぅぅっ!」


 雷の剣は一撃の重みが違った。電気を通さない絶縁素材にしてあるにも関わらず、凄まじいエネルギーがハンマーを通して伝わってくる。振るだけで衝撃波が巻き上がり、攻撃を受け流しただけなのにコスチュームに張られた障壁が削られ、メイド服がびりびりと破けていく。


「ふふっ、醜態をさらす前にギブアップしてもいいんだよ?」

「誰が! ぐっ……、あぅっ!」


 雷をまとったデインとの戦闘はもはや一方的だった。近くに寄れば雷の衝撃波を放つ剣で障壁を削られ、距離を取れば雷の竜が飛んできた。ねねねのくるぶしまで覆っていたロングスカートはミニスカート状態になり、上半身もブラジャーが見えそうなほど焼け焦げて、エプロンだけが頼りなく残っている状態だった。

 その無様な姿をデインが見下ろす。


「これで終わりだ。卒業まで俺の下で鍛えぬいて上げるよ。セラフィック・サンダー・レイ!!」


 デインが両腕を天に掲げて巨大な魔法陣を映し出すと、空に巨大な雷雲が召喚された。一瞬にしてステージ内が雷竜の巣に変わってしまう。視界を覆いつくし雷の柱の数々。それらが一斉にねねねを押しつぶすために迫ってくる。


「あっ、うあっ、あぁぁぁぁーーーーーーっ!」


 雷の柱をかわしきれずそれに触れた瞬間、絶縁素材を雷の熱で剥がされ、全身を焼き尽くす電撃が流れた。障壁と共にコスチュームも全て消失し、服どころかエプロンまで消し飛んだ。ねねねは下着一枚の姿にされ、遮るものは何も残っていなかった。このまま電撃を食らえば一瞬で勝敗が決まるだろう。

 八つの雷の柱が渦巻いて中心にいるねねね目掛けて迫ってきた。もはや逃げ場はない。


「きゃああぁぁぁーーーーーっ!!」


 柱が一つになり、逃げ場のないねねねを消し炭に変える。じゅっと最後に残った衣服が消滅する音だけがそこに残った。


「……勝負は俺の勝ちだね。本気を出したらあっけなかったな」


 異空間となっていたステージが元の神殿に戻っていた。デインはその手から雷の剣を消し、少し寂しそうな笑みを浮かべる。


「……消しちゃって、いいんですかっ!?」


 デインの後ろからハンマーステッキで思いっきり後頭部を殴りつけた。


「ごっ! がっ! ……な、どうやってあの魔法から!? っていうか、な、なんだいその格好は!?」


 志津デイン先輩は後頭部を殴られたよりも、新しく変化したねねねのコスチューム姿に驚いているようだった。


「め、メイドインブラック・バージョン2、です……!」


 ねねねの着ているコスチュームはランジェリーのような黒いバニースーツだった。上下別れたバニースーツで上はチョーカーとブラがつながった胸だけを隠すヒラヒラとした素材。下はガーターベルトにスケスケのパンツ。もう、その致すときにしか着ないような、そんな服だ。


(ま、真菰ちゃん、やりすぎ! こ、この恰好恥ずかしすぎるよっ! でも、志津デイン先輩にも効いてる!)


 アルトや真菰と深夜まで話し合って、眠くてテンションが上がった状態で「勇者に勝つには、魔王でも、人でもない。お色気だ!」と、そう結論付けて新たに作ってもらったのが、このコスチューム「メイドインブラック(メイド服の中は黒下着)」だった。


「そんなはしたない下着姿で……。は、ハレンチなっ!」

「わ、私だって恥ずかしいんですよっ?」


 恥ずかしそうに顔を赤くして体をくねらせるねねねの姿に、紳士なデインは目を覆ってしまう。


(でも、これを狙ってたんだ!)


 ねねねは身体強化魔法を最大限にして、隙だらけのデインにハンマーステッキを振りかぶって迫った。


「っ!?」


 剣を消してしまっていたデインは、瞬時に障壁魔法を作り出す。しかし、ねねねはその障壁魔法ごと打ち破るべく渾身の力を込めた。


「んあぁああああーーーーっ!!」


 ハンマーの後ろを推進装置のホウキに変化させて、速度と破壊力を増したハンマーステッキでデインを殴りつける。デインの張った障壁魔法を破り、コスチュームの障壁もぶち破り、青色のドレスのわき腹あたりに大穴が開けて体ごとぶっ飛ばした。


「ぐぅうぅぅっ! 剣よ!」

「逃がしません!」


 デインは吹っ飛ばされながら再び雷の剣を作り出すが、ねねねは鎖鎌に変えたステッキで剣を絡めませ、そのまま反対側をミサイルステッキに変えて空に向かって投げた。


「な! うわっ!」

「んあああああっ!!」


 剣がホウキに引きずられて身動きが取れず、あわや宙刷りになりそうになるデイン。慌てて手を離したその隙に、巨大化させた予備のハンマーステッキでロングレンジから殴りつける。


「がはっ! ……ぐ、ぐぐっ!」


 二度目のハンマーの直撃はさすがのデインも堪えたらしく、ひざを着いたまま起き上がれずにいた。しかし、その目は死んでいない。起死回生のチャンスを狙い、ねねねから目を離さない。


(勇者は手負いになってからが最強。ここで畳みかけた瞬間、反撃の必殺技が来る)


 そう思ったねねねは攻めの手を止めて、デインと同じように膝を地面について、いや手も地面につけて四つん這いになった。


「……? とどめを刺さないのか?」

「その前に、こ、これを見てください」


 ねねねはこのために一生懸命に研究したエロいポーズ、四つん這いになってお尻を突き出して顔だけをそちらに向け、十代前半とは思えない扇情的な視線でデインを見る。


「……デイン先輩? 私、デイン先輩を見ていると、なんだか体が熱いんです」

「……う、ほわっ!? や、やめるんだ! はしたない!」


 戦闘中にも関わらず再び目を覆ってしまうデイン。それはねねねの使った誘惑魔法の効果だった。誘惑されない為に本能的に防御した結果だ。


(うぅーーっ! もう、恥ずかしくてたまらないよぉ! いくら誘惑の魔法発動のためとはいえっ!)


 しかし、その効果は抜群の様子で、デインは手で覆った指の隙間からねねねから目を離せなくなっていた。


(くぅぅ、でも、これが唯一の勝ち目! そして、これがもう一つの切り札だ!)

「……ディメンション・ホール」


 そして、ねねねはデインが再び目を覆った瞬間に、先ほど雷竜の巣から逃れるために使った最大の切り札を使う。世界でも使い手の少ない時空を歪曲させる魔法、見える場所ならどこでも時空の穴と穴を繋げることができ、その時空の穴を通ると一瞬で移動することが出来るというとんでもない魔法だった。

 先日、デインに勝つための切り札を探して、真菰の家の書庫で発見した古い魔導書に書かれていた。最初は「こんな魔法、破格過ぎて嘘だ」と思っていたが、ねねねはそれを発動して見せた。アルトも真菰も信じられないぐらい驚き、二人も試したがついには使うことができなかった。おそらくは属性を持たないねねねだからこそ使えたのではないか、といいうことで結論づけた。

 ねねねはハンマーステッキを小さく変化させて地面を叩いた。すると、そこに時空の穴が開いた。行先はデインの足元だ。開いた時空の穴にミサイルステッキを投げ込む。


「……いけっ!」

「っ!? ごあっっ!!」


 その出口は志津デイン先輩の足元で、ぽっかり空いた小さな時空の穴から飛び出してきたミサイルがあごに直撃して大爆発を起こした。その衝撃でデインは吹き飛ばされる。


「これでとどめです! んあああああっ!!」


 そして、ダメ押しとばかりにねねねは再びハンマーステッキを構え全力疾走でデインに迫った。


「フル・スイングッッ!!」


 身体強化魔法と障壁・ハンマーの後ろのブースト、全て使った今のねねねの最大の攻撃力の誇る一撃を無防備なデインに見舞った。


「がっ!! あ……!」


 ハンマーがコスチュームの障壁ごと青いドレスを打ち壊し、完璧な、モデルのようなスタイルのデインはシルクの純白下着姿で宙を舞った。その様は天使が空を漂う様を思い起こさせるように神々しかった。

 どれくらいその様が続いたか、ドン、とその体が地面に落ち、デインはそのまま起き上がらなかった。

 ビーーーーー、とブザーの音が鳴り「魔法模擬戦終了、勝者轟ねねね」と機械のような声がそう告げる。

 ねねねが、ついに因縁の志津デインに勝利した瞬間だった。

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