第18話復讐準備

妖精たちだ!

なつかしーな…助けてもらったな。

こいつらがいなきゃ今頃くたばってたからな。

「元気してたかぁ?」

赤妖精は…やっぱ偉そうだな

「おかげでね」

「仲良くやってっか?」

青妖精は…無邪気だな

「なんとかね」

「元気そうでよかったですわ」

緑妖精は…上品だな

「元気…なのかな」

「…助けてやろうか?」

「どういうことだ?赤?」

「赤って呼ぶな!レッダだ!」

「初めて聞いた」

「そりゃすまんかったな」

「そんなことより、気に入らないんでしょう?あの方たちが」

「助けてくれるってどうやって?」

「僕たちも気に入らないだ!」

「そうですわ、あの方たち…」

「何されたんだ?」

「自然を破壊してますの」

「なるほど…どんな風に?」

「ゾンビ菌をばら撒くんですの」

「…それが自然に関係が?」

「木が感染してしまいますの。そしてそれぞれ感染しあい…崩れてく」

「その度に俺たちが止めてんだ」

「だから!ten!君と協力して、環境破壊する奴らを退治するのだ!」

「"神"も環境破壊する犯罪者を退治するっていう名目なら、文句は言えませんわ」

「…乗るよ、いいね、その話」

「よっしゃ来た!」

「明日早速敵の拠点に突っ込みますわよ!」

「え、それは、危なくない…」

「大丈夫だよ

       『僕   だよ。

        俺強いんだぞ

        私   ですの。

                   」

信頼できるのか…?

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