第12話 ほらね

よいしょーどっこいしょー

おもいなぁ異常に…あ、そうだ


「reverse magnet{逆磁石}」

ぶわっ


よし浮いた!割と力使いこなせるようになってきたな

ふぅ…軽い…軽いってか何も感じないわ重み


しばらく歩いたけどまだまだ着かなそう

どんなとこ行かせるんだメイドさんよぉぉ

ドスッ

小休憩。

ん?これベリーか、凄い綺麗な赤。濃い

恋の色だね(?)

あーん

ぱく

うんめぇぇ!ジューシーですわ!

ガタッ

ん?ガタッ?

え?あ?箱?

?多くなっちまう

なんだ。どういうことだ?怪しいとは思ってたけどまさか本当に…

やばいもん入ってるんじゃ…?

ガタッ

ガタッガタッガタッガタッガタッガタッ!!!

!?

あ…開けた方がいいよな…?

ゆっくり…近づいてぇ…


???「触るな!!」

!?

小汚いおっさんきたんやが

「それはわしの荷物だ…!」

隣にひょろい青年

「さぁ早く戻りなさい。お前の仕事は終わり」

いいかたひどない?

「ちょっとまってください!」

「黙れよ さっさとどっかいけ!」

「何かやましいことでもあるんですか?」

「ね、ねぇよ!」わかりやすいなおっさん


「speed{スピード強化}」


そんな冷や汗出しちまってよ!

もう察しはついてる

その箱に入ってるのは

ビュン

「!?なんだと」

「箱を返せ!」


割らせてもらうぞ

バンッ!

ほら



奴隷が入ってた

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