第10話雇われ魔法使い

クソみたいな人生だったな

一族の血に囚われて人を殺し住み着き最終的に悲しく死ぬ

親から人類は敵だってさ教えられてだんだよな。

まあ今の俺はそうは思わなないが…あの頃は純粋な子供だからなそれを間に受けて信じて

しまって。しまいには生まれて5年で人ころしちまって

…そして気づいたらこんな汚ねぇ悪魔になって…ごめん人類

だけど驚いたなぁあのガキ。

途中で覚醒して俺を倒しやがって

今は


すやすや寝てやがる



「すぅー…すー…」

「うう…あーっ!」背伸びした気持ちいいあさ…

ありゃ…体がやばい筋肉痛ぅ

ぎゃあ…足つったぁ…まずいですよ!

昨日無理しすぎた

それにしても俺すごくなかったか?いろんな属性の技ばんばん出して悪魔を倒したぞ!

最高やね

そうだあの寝巻き野郎どうなった

いきなり出てきて泣いて…

「うう…うわあん」

…?

泣いてる?近くだなどこだよてかここどこだよ!広いな!寝室か、いやなんで俺の部屋に運ばんかった!あ、鍵閉めてたんだった…

それより寝巻き女だよどこ!

「うわぁぁぁん!おぢぃだぁー!」

落ちた!?

ベットの下か!

なるほど!でも俺動けないんだよ!体中痛いのよ俺が泣きたいわ!

うわぁぁぁぁぁん(?)

ミラ「あ、起きました?」

「はいはい大丈夫ですよ泣かないでー。」

寝巻き「うう…うあ…うん大丈夫…」

ミラ「えらいね」

「あのすいません…この寝巻きの方誰ですか…?」

ミラ「こちら?お嬢様が雇っていらっしゃる魔法使いです」

雇ってんの!?何もしてなかったよ?泣いてたよ?いや、弱点は見つけてたけど!

ミラ「ten様は大丈夫ですか?」

「体中痛いです恐ろしく」

ミラ「ふふ、頑張っていらっしゃってましたからね」

魔法使い「tenっていうのね(鼻声)私は!ハルナ!よろしく」

「あ、はい…」

ハルナ「あの悪魔は弱すぎる!だから戦わなかった」

ええ…

何理論…

ミラ「さぁ!お互い知り合ったんだし朝ご飯食べましょう!」

「はい…」

ハルナ「やったぁ!」

なんか幸せそうなやつだな…

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