第8話ありがとう
はぁはぁ…頭ピリピリするぅ…なんだよこれ…
なんか思い出そうとしてんのか…?
ああくそっ!
悪魔「それごと貫くから笑」
ミラ「…!どういうこと…!」
「まんまだよ!!」
ミラ「突き攻撃!」
カンッ
ミラ「シールドなんか割れるわけない…!」
「ほらね割れてない…!」
悪魔「誰が触れただけで割れると言った?」
「はぁっ!」
ギチギチ…
ミラ「シールドが…割れて…いく」
「うs…」
パリンッ
シールドの破片が散らばる
ズシャ…
悪魔「ハハハハハ!!」
ミラ「が…はっ」
!?頭ピリピリしてる間に…!
ミラさん…!はっ…!
腕が体を貫通してる!ミラさん死んでしまう!助けないと…! でも今の俺じゃ何も出来ない…
助けられない
無力だ…目の前で人が死ぬぞでも…でも!勝てない足が動かない…
でも…!何か!何か出来るはず
このピリピリの原因…!記憶を思い出そうとしてるんだな…俺は
記憶喪失なんだな…
ピリピリ…ピキピキ…でも不快…!
こうするんだ… そうだ! 少し
ちょっと足りないな かんじて…! 手を構えろ 打ってみて
集中…! いいよ 分かってきたか?
天才…! 心に… 溜めて…
こう 想像して 魔力を貯めて
さすが! 任せろ! 完璧!
頭の中心に 見せてあげる
言葉が浮かんでくる
指に集中して…想像するんだ
シールドを…
教えてもらってた…誰かわわからないけど今はどうでもいい
ただ…ありがとう
悪魔「次…お前な?」
「そうか…」
ミラ「お逃げ下さい…!」
悪魔「黙れ…!」
グリッ
ミラ「くぅあああッゔゔ…」
「任せろメイド」
悪魔「死ね」
ピュンッッ
ビームか…甘えだぞ…!
パチン
すぅーっと魔力が入ってくるのが分かる
心地いい
「………シールド!」
ギュンッ
悪魔「!?」
「反射…だと」
「ただのシールドでは出来ないはず!」
「残念…俺ら一族のシールドは…特別豪華なんだ」
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