第3話それでは案内いたします

「それでは案内いたします」

赤青緑とはわかれた、やっと入れるのか、殺されそうになったりしたがなんとかなりそうだな

茶色いでっかい扉をあける、中はとてつもなく広く赤と黒が混ざったダークな雰囲気のいい館だお花もあるしどこにも汚れがない

「あれがこの館の当主"メリア"様でございます」

玄関からみて真正面の絵画を手のひらで示して言う

確かに子ども…ぽい

だが細かいとこまではわからないなんせ恐ろしくこの館暗い!

「お嬢様引き受けてくださるみたいですよ♪」えー、死ぬ死んだわ、いや引き取ってもらわなくても力尽きてたんだろうけど

「あ、申し遅れました、メイドの"サナ"と申します」

軽く頷く

「館案内しますね」

「案内しますねじゃないよなんで俺うけいれた?why!?」

「こちらお手洗いです」

「無視すんな、でなんでお手洗い??絶対最初に紹介する場所じゃなかったでしょ?」

「トイレに行きたそうだったので」

「ケンカ売ってる?」

「そんな滅相もない」ふふっと軽く笑われて流された…

「こちら図書室です」広い…魔力を感じる…ついでに視線も感じる…

「次食堂です」

綺麗な部屋だな…まさにこんなとこでご飯食べたら最高って場所だ。スープ?の香りがするいい香り

「エントランスもあります」最高やん!

「こちらシャワールームです」

曇ったガラスが張られている、何というかキラキラしている、清潔感満点

「露天もあります」最高っっ

「こちら牢屋です」へー牢屋ねー

俺ここで暮らす可能性あるやん…環境やばい

蜘蛛の巣はってるし、寒い…あ、寒くてお手洗い行きたい…

場所知っててよかった。

このメイド優秀だなあ(?)




そして玄関の扉に金を混ぜたような扉に案内される。

見るからに中にやばいやつがおる…扉の隙間からなんだか紫のオーラが漏れてるような…怖いっっ行きたくないんだが?え?この雰囲気のやつに引き取られんの?

「何怯えていらっしゃるの?」そりゃ怯えるでしょうがい、メイド!

「受け入れてくれるとおっしゃっているのですよ?」「殺されませんて」

「いや、わざわざ俺を引き取ります!?」

「はい、お嬢様子ども好きなので」

そのお嬢様も子どもっぽいけどね?

「失礼致します」

扉が

開かれる

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