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第4話 P.T(4)」への応援コメント

  • 「自分の小説のどこをどう直したらいいかみんなで意見交換してみようpart2」企画参加ありがとうございます。ここまで読みました。
     ざっと見た感じでは、序盤の話の筋が把握しづらいかなという印象が。

    1)どこまですんなり読めたか
    1話目冒頭まで。
    地の文章がするする入ってこない、混乱を招きやすい表現が多い印象でした。

    >彼は特筆すべきことが日常の生活においては見つからなかった。
    >悪く言うならば特徴が見当たらないといったところだろうか。

    平凡を強調、特徴といえるようなスキル無し。

    >だが、特徴が眼に見えてあるというのも生きにくい者であるから、よく言えば生きやすいと言ったところか。

    唐突に挿入される「作者の感想」

    >ただ、彼には有象無象の高校生からは頭一つ抜きんでた特技が存在していた。それは……

    特徴・特技なしと強調した前段をいきなりちゃぶ台返し。

    ・・・話の筋が追いづらい。

    他の箇所も同じく、地の文章で「描写に紛れ込む形で作者の視野での感想や見解」が随所にあったり、ああでもないこうでもないと煮え切らない表現が連なるために、この文章は何を軸に追いかけていけばいいのだろう?と

    何となく、印象が薄くなる能力や火にまつわる能力があるのは分かりましたが。

    2)どうしたらいい感じになりそうか
    「読者に提示したいコンセプト、作品の面白いところはここなんですという箇所」を明確にして、そのコンセプト以外の遠回しな部分や煮え切らない(作者の感想めいた)描写は削るといいかなと感じました。

    といっても、当事者である作者はピンとこないと思うので、いったん他人の作品を読んだりして自作品との違いを調べてみるといいかと

    3)作品の強みと弱みは
    トラウマというテーマを扱いつつも、過度に悲観的な辛気臭い話になってないのが強み。一方で、トラウマというテーマを主軸に扱ってない・・・というか、「この作品の面白いところはなんですか?」という質問に対して「こう活躍します」とか「こういう風にキャラが救われます」とかいう「一言で言える回答」が見当たらないのが弱みと感じました。何をもって読者を楽しませるのか、その筋が良く分からない。

    もっと面白さの軸を深掘りしていくとよくなると思います。