深夜のRamen Police🍜🚓
どうも、白金です。最近は依頼をこなしながら小説を書いています。今月中に小説の方は大筋を仕上げて、カクヨムのコンテストに一番良い形で出したいですね。
さて、最近は「作業→休む→作業→休む→……」とストイックにPCと向き合い続けており、生活サイクルもズレたり逆転したりと大変なことになっておりますが、自分としては意外とコレも悪くは無いなと思っています。
その中で、真夜中~早朝にかけての作業中にふと「お腹すいたなぁ」という気持ちが頭をよぎります。まあ仕方ないですよね。仕事をしてたらお腹も減るのだ。
そういうわけで、深夜は実家の台所でラーメンを作っています。パスタの時もありますが、ラーメンの方が温かいつゆもあるので、深夜で一人作業している自分にとっては嬉しくなりますね。最近寒くなったし。
それじゃあ早速、屋台十八番の醤油ラーメンでも作ろうかなぁ……
ウウン ウウン ウウン(鳴り響くサイレン)
ハッ、これは……!?
部屋が突然赤いライトで照らされて……
『おとーとくん、ラーメン警察です!』
『あなたは包囲されています、素直にラーメンを作ろうとしたことを認めなさい!』
おねーちゃんの声が拡声器で大きくなって大変なことに(ピキィ――)(音割れ)
今何時だと思ってるんだ!? まだお日様上ってないんだぞ……!
「わかった、わかったからおねーちゃん、とりあえずそれしまって」
「素直でよろしい。ではこれにておとーとくんを、深夜においしそうなラーメンを作った罪で現行犯逮捕します!」
がっちゃん(百均に売ってる手錠のおもちゃ)
「うう……おなかが空いただけなのに……」
「それでもラーメン警察おねーちゃんの目は誤魔化せませんよ!」
「おねーちゃん、昨日の夜八時から何も食べてないんだよ、お願いだよ」
「もうちょっと待てば朝ご飯の時間でしょ――」
ギュルルルル(お腹の鳴る音)
「……」
「も、もうちょっと待てば、朝ご飯――」
ギュルルルルル ガガガ
ガガガガマジシャン......(エクシーズ召喚)
「もしかして、おねーちゃんも、お腹すいてる?」
「ひいん……」
「おねーちゃんもずっと部屋のベッドで漫画読んでたじゃん」
「お、おなかすいちゃった……あうう……」
ゴゴゴゴライアス......ドドドガッサー......
あーっ、おねーちゃん泣いちゃった。どう収拾つけたらいいんだ?
「ううっ、うううっ、おとーとくんっ……!」
「はい!」
おねーちゃんは涙目になって、こう言いました。
「かりしゃくほうっ!」
「お……や、やった……?」
「その代わり!!!」
「わたしの分も、作りなさーーい!!!」
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