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伝えたい、語りたい思いがあふれる時は、割と普通の作品なのかも
こんな、素敵な作品を読んだ後は、いつもコメントに困ります
読後の余韻が、未だ胸から離れません
あんぱんの値段と髪の色の変化に、時を感じます。
からからと鳴る、引き戸の音
映写機の回る作動音……
ふくよかな上半身に、細い足
曲がった腰は、若い頃の苦労と我慢の証
この女性は、幾つの頃に恋をしたのだろうと
また始めから読み返してみて
幾つだっていいじゃない、とまた思い直して、想いを馳せて✨️
伝えていたら、別な今があったのかしら……と、叶わない想いを唱えてみたり
それでも、ずっと……通い続けていたのは
彼の映し出す、映画が本当に好きになったから
時の流れと、一時代の終わりを
あざやかに淋しげに、心に残していただきました
素敵な作品をありがとうございます✨️
作者からの返信
千世子に続き、こちらの作品にも温かな感想、レビューまで頂き本当に嬉しいです。
若々しく激動の恋も魅力的ですが、今回の話は凪のような房江の人柄の、その奥に潜む芯の部分にスポットを当ててみました。
確かなものは、自分の中にのみ存在する。そんな思いを込めました。
この度は拙作をお読みくださり、ありがとうございました。
かなわなかった恋で切ないのですが、でも、明るさを感じるラストで素敵です。映画が題材なだけに、ごく短い映画のような雰囲気を持つ作品ですね。
(天川さんの企画から来ました)。
作者からの返信
お読みくださり嬉しいです。ありがとうございました。