キモオタは覚醒してイケメン(オタク)になった。

Sou

プロローグ


この世界は科学と神秘が同時に発展した世界で

妖怪や神様もいる。

人々も大抵は異能を授かり、やがて文明を発展していった。

そんな中俺、神宮寺 丈瑠は異能を授からなからった。

そんなだから引きこもるようになり生まれてから16年後には立派なキモオタになった。

周りからは侮蔑と蔑みの視線や言葉をもらい、愛なんて何も貰わなかった。

そんな日常のなか、俺はとある三白眼の旅人と出会った。

それが俺の変わるきっかけだった。

彼は別の世界の住人で俺に戦う術を教えてくれた。

俺が彼と出会って、体感にして2年が経ち、彼が『君はもう十分強くなった、俺に教える事はもうない。』と言い、俺の元を去った。

そしてここから俺は再び、元の世界に戻ることとなった。

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この日本において、異能は怪異に対する対抗手段であり、自分の身を守る術でもある。

また上下関係を示すものとしてなりつつあり、段階が高ければ高いほど強くなる。

一人一人に段階がありⅠからⅥ段階まであり、個人の脅威度を示している。これは怪異にも適応する。

そんな中、たまに異能を持たない人間もおり、その人間は一般人より立場が社会的に下になってしまい、よく差別の対象になってしまいガチだった。

俺が高校に入って1人だけ異能がなく、他のクラスメイトからは『キモオタ』と呼ばれていた人物がいた。

かなり男子のいじめにあっていたようで、だいぶ前に行方不明になってまだクラスには姿を見せていない。

クラスメイトからは『自殺した』と聞いていたが正確には分からない。

そんなある日のことだ、急に見知らぬイケメンが教室に入ってきて、『キモオタ』と呼ばれていた彼がかなりのイケメンになって帰ってきた。







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キモオタは覚醒してイケメン(オタク)になった。 Sou @Furioso

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