震災の日、自分の近所は被害はありませんでしたが、テレビで流れる映像に言葉を失ったのを思い出しました。
物語の主人公は10歳の少女。小学生ならではの大人の言動に対する疑問や絶望がとてもリアルです。そんな中、少女に手を差し伸べてくれた一人のお兄さん。
このお兄さんのように、トラブルやピンチに陥ったとき、自分も怖いはずなのに誰かに対して優しくできる人はなんて強くてかっこいいんだろうと思いました。
最後の部分もすごくストレート。大切なことを教えてくれる、大切なことに改めて気づかせてくれる、そんな作品です。