第2話
美少女戦士ダジャレンジャー
第2話
きっかけ
ボスからの急な要請、つまり私の裏の仕事「美少女戦士ダジャレンジャー」での仕事が終わったので、また引き続き私の素性を書いていきたいと思う。
「美少女戦士ダジャレンジャー」
これを、やり始めたのは中学一年の夏休みからだったと思う。やりたくて始めたわけではもちろんない。
きっかけはこうだ。
ある日曜日の朝、私は中学生で初めての夏休みであり、開放的な気分で寝ていたのだが、暑さで口がどうにも乾いていた。
多分、今誰かとキスをしたら「チューがくせー中学生だな」って思われるな」とか思いながらも私はスヤスヤと寝ていた。
「あ〜!フトンの中って最高だー!疲れもフットンじゃうよな〜!」
だが、そんな気持ちよさも長くは続きはしなかった。
何が起こったのかと言うと、こういうことだ。
私がスヤスヤと気持ちよく寝ていた実家の前の通りにて、
おばあちゃんA(たぶん90歳)
東より現る
そして
おばあちゃんB(たぶん90歳)
西より現る
2人は出会い、そして話し始める。
お互いに耳が遠いからか、話す声がとても大きい。
それでも、聞き取りにくいのか、お互いに聞き返したりする。
さらに、おばあちゃん同士の声のボリュームは上がる。
私は叩き起こされる感じになる。
私は、おばあちゃん達に対して「お黙り!」と言う訳もなく、そのまま布団の中で過ごしいた。
そのうち、何処からか消防車のサイレンの音が聞こえてきたと思っていたら、それに合わせて近所の犬が遠吠えをし始める。
私は、なんだか鼻がムズムズしてきて、ティッシュに手を伸ばしたが、空っぽだったので新しいのを出そうと思って、布団から出て取りにいったのだが、足の小指をタンスの角にぶつけてしまった。
痛みを我慢しながら、新しいティッシュを箱から出そうとすると、上手く1枚2枚と出せずに、たくさん取り出すハメになってしまった。(なんか新しいティッシュって最初、上手く出せない)
以上に述べたことが、ほぼ同時に起こったのだ。
すると空からUFOに乗ってアイツが現れたのだ。
おっと、またボスから仕事の依頼が入ったので失礼することにする。私は織田真里(オダマリではなく オリタマリ)、そして私は「美少女戦士ダジャレンジャー」
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