洋の東西を問わず、詩には、それ単体ではよくわからないものが多いです。この作品は、詩の作者と作品の背景、読み解き方を教えてくれます。「よくわからない」まま味わうこともあるとも教えてくれます。受け止め方は人それぞれ、ということも。 解説を読んでからもう一度詩を読み直すと、なるほどと腑に落ちたり、こういう解釈もあるかも、と考えてみたり。きっと詩を書いてみたくなります。