第1話 人生初の恋愛
部活に明け暮れる僕は、高校3年まで彼女がいなかった。別に良いんだけど、周りの友達が次々に彼女を作っていて、羨ましかった。ぼんやりと彼女が欲しいなぁと思っていたけど、そんな気配は全くなかった。部活を言い訳に、何もかも中途半端だった。
高校1年の夏、それまで知らなかった同級生の女の子に一目惚れした。連絡先を聞いて、必死にアピールしたけど、高校2年の秋までに2回告白してどちらも断られた。
更にはその子が僕の部活の親友のことを好きになってしまい、傷は深いままこの恋愛は終わった。
「俺はあの子のこと好きじゃないけど、お前が好きな子を惚れさせたから満足した。」
これだけ聞くと親友がめっちゃ酷いやつに見えるね。でも、こいつはいいヤツだった。ただ、馬鹿なだけだった。
続く
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