第28話 今の話、昔の話。

 久方ぶりの顔を見る、十年前より肌の艶が幾分落ち、小皺が見える。

 しかしその野性的な眼つきに衰えはなく、皮膚に多少たるみこそ感じられるが、むしろ女としての柔らかさと凄味、深みは増しているように思える。

 だが自分と同じよう体力は落ちているのだろうと、その荒れた、深い息遣いから察した。流れた年月を感じながらその手を取り、瓦礫の中から引き起こす。

 見れば普段着――粗野なダメージジャケットと、頑丈なブーツにズボンを入れたアウトドア服だ、もちろん宇宙服仕様だがその趣味は変わっていない。三十五の自分より年上の彼女が着るにしては歳甲斐のないものだが、野性的な彼女にはまだひどく似合っていた。

 マリーは立ち上がると、壊れた建材で埃だらけの体を手で掃い、大きな穴の開いた壁と、細かい穴がそこら中に散らばるリビング、砕けた家具と家電の数々の銃痕をひと目し、それに渋面を浮かべるノーカに、悪びれることなく愉快気に笑い、

「新婚祝いの贈り物ってことで、ちゃんと弁償するわよ?」

 最初からそうするつもりだったのか、動揺など微塵も見られないそれに、

「……金で利かない物があったらどうするつもりだ」

「普通アンタにそんなものがあるとは思わないわよ。……ああ、今は違うの?」

 マリーがノーカの後ろ、二階から降り穴だらけのドアを開けてきたアンジェに目を向けた。足音がしていたのは気付いていたが、遅れてノーカもそれに向く。

 アンジェは真下で激しい銃撃戦があったにも拘らず、慌てず急がずといった様子で、ゆっくり確認するよう辺りを見回す。

 そこら中に穴が開き、四散したガラスの破片、……リビングに置かれたキャビネットごと、その中に入れられた彼女のティーセットの一部も、ただの破片に変わっている。そこで目を細めたのを、ノーカは見逃さない。

 すっかり荒廃したリビングをその破片ごとスリッパで踏みつつ、休日の部屋着姿、翼の為に背中が大胆に開いたサマードレス風の服は、彼女の美貌もあってこの上なく優雅な出で立ちだ。

 いつまでも上がってこないので着替えたのだろう、なんとも清楚な若奥様、で済むそれが、

「……そちらがお客様ですか?」

 全くの無表情で、ノーカに訊ねる。

 ノーカは、何故だか気負された。階下で行われた激しい銃撃戦に怯えるどころか、宇宙の深淵の如く感情の底が見えない眼差しに、彼女が珍しく怒っているらしきそれを感じた。

 趣味の道具を破壊されたからか、まさか裸で待っていたのにいつまでも来ず別の女といたからではあるまい。

 しかしここを限定的廃墟に変えたことを悪びれず、銃撃戦のあった場所に何食わぬ顔で入って来たアンジェにマリーも、既に女として彼女に一目置き、そして徐々に彼女が持つ神聖な美貌に目を染め、マジかと、

「……中々の肝っ玉の、……すごい美人ね」

次に、自分の隣にいる雄としてはボンクラに位置していた筈のノーカに、甚だ疑問げに、

「……どうやって口説いたの?」

「……お互い一目惚れだ」

 半ば揶揄やゆしたそれに、半ば義務的に答えた。元野犬の軍用犬のひどく不愛想な口には似合わないセリフに、マリーは大きく目を丸くし、それからわざとらしくおどけて肩をすくめると、

「……宇宙の法則が乱れてるわぁ~」

 他に何か云うことは無いのか、と、ノーカが胡乱に彼女を見つめる中。

 どういう縁かは知らないが、片づけをするのでこの惨状に心当たりがあるなら手伝って欲しいと、やんわり責任を追及され、首謀者と被害者は言われるがまま、そそくさと掃除を手伝い始めた。



 ノーカが艦船整備用の自律機械ドローンを起動し、ジャンク屋裏倉庫バックヤードから資材を持ち込み戻ると、すぐその小型機で家の壁や床の張替えを行った。塗装と壁紙に関しては、これからはアンジェの趣味の問題もあるだろうとこの際後でじっくり選ぶことにした。

 風通しがやたらよく、酷く散らかっていたリビングも歩くだけで埃が舞うことは無くなり一先ず座れないことも無くなった。しかしまだ銃弾が埋没している穴だらけのソファー、そして跳弾と直撃弾で凸凹になったテーブルはそのまま。三人はそこに微妙に居心地悪くL字に座る。

 アンジェが、無事だった茶器の一部を使い、セツコからの手習いで覚えた紅茶とビスケットを囲み、それぞれ一口……一息吐き、やはり硝煙臭さは抜けない。

 それを思いつつ、色々な意味で両者の間に居るノーカが、それぞれを知らない彼女達の為に口を開いた。

「……アンジェ、こいつはマリー、以前の職場――軍の同僚だ。で、マリー、手紙にも書いたが彼女がアンジェ――つい最近結婚した、俺の妻だ」

 その紹介に合わせて、いつになく無表情ながらアンジェは、ノーカの横で仰々しいくらい礼儀正しい会釈をし彼女に眼を合わせ、

「初めまして。アンジェと申します。この惑星に漂着したところを助けていただいた縁から、こうして夫婦として共に暮らさせて頂いております」

 いつもの調子に反して若干、翼が隠れた背中からハミ出し、威嚇のよう拳法の握りと構えのごとくマリーに向けられている。

 ノーカが背筋に緊張感を感じる中、諸悪の根源であるマリーはまた屈託なく社交的友好の笑みを浮かべ、

「――こちらこそ初めまして? あなたの旦那様が言った通り、彼の元職場の同じ部署の同じ隊で働いてた元同僚よ? 普通の生活から一番縁遠かったこいつから結婚したなんて手紙貰ったから、まあ――祝福に来たわけ」

「……祝福とはいったいどういう文化だった?」

「あったでしょ? 入隊歓迎のしきたりの奇襲迎撃訓練――バトルロイヤルを合図無しで」

「あったが。……」

 それはあくまで軍の特殊な慣例で一般社会には通じない筈だがとノーカは思う。

 当時でさえ、正規軍とは奇襲を是とするゲリラと変わらないルール無用の虐殺民族なのかと誤解しかけたそれだ。が、突発的戦闘――戦場に近しい環境下での実力を測る為、新入りのいわば採用後の適性試験……そこでビビり、文句を垂れ、万全の態勢で挑ませろ、などと宣うか、即対応するかはたまた、事が起きる前に対処しているか。ふるいだと知ったときはそれなりに納得した。だが、それはやはり新婚夫婦の訪問に持ち込む慣習ではないと思う。

 ノーカですら懐疑的な様子に、

「……マリー様はいつもこのような挨拶を?」

 アンジェは、ノーカにだけでなく他にも同じことをしているのかと。

 ノーカにであり、そしてマリーにも問われたそれに、間違いなく同じ野蛮人枠に入れられているそれをマリーは苦笑しながら、

「いや、本当にごめんなさい? こいつの他に人が――嫁がいるってこと全然勘定に入れてなかったわ。――いやこいつの言うこと信用してなかったってわけじゃないのよ? ただどうやって祝福しようって思ってたらあれよ……退役して十年、どれだけ腕が鈍ったのかそれとも変わってないのか軍人としては気になっちゃってさ?」

 何故そんなことを気にするのか、機嫌を損ねたら危険なため、傭兵ですら迂闊に不意打ちの腕試しなどしないそれを理解できないが。

 先に疑問を投げ掛けたアンジェにではなく、途中からこれ見よがしにノーカに照準合わせて言い始めたそれに、ノーカは以前は感じなかった不快なものを感じる。

「それに……」

「――それに?」

「……これくらいなら死にやしないだろうと思ってたし、案の定初弾から避けて、その後の事もすぐ本気じゃないって分ったでしょう?」

 命の心配はなかったと。迷惑だとはっきり視線で叩き付けていたノーカには逆に居直ったよう、これ見よがしに深い仲を強調するような笑みで告げる。彼女の指摘それ自体は間違っておらず、ノーカもその意見には同意する。

「……そうだな、あげく攻めも狙いも甘いかった。腕も勘も鈍ったのかと思ったがそれにしても本気さを感じなかった」

 本気ならただの木製ドアも貫けないような火薬と弾のそれは使わない、と。

 宇宙服の保護機能は最悪光速で飛来する宇宙塵すら弾く――それを貫けないから、賊でも素人でも本当に殺すつもりならそれらを無力化するアンチ装備を使う。だが何より、軍人が初撃を取るのならそれを外しはしない、たとえ初手で仕損じても次で必ず仕留める手管を手元に置いて仕掛ける。先程の状況ならノーカが体の一部ではなくその体全体を外に出し、その後、遮蔽物が近くにない状況下まで持って行くまで射撃はしない。その後も、屋内に篭り乱闘になろうものならすぐに準閉鎖環境のそこに爆発物の類を中に放り込む。

 これらにより、彼女が初撃をわざと外したのは文字通りこれから行くぞというただの挨拶で、その後の銃撃戦はレクリエーションであったと理解していた。

 その、彼女の腕が鈍ったというそれにマリーも野性的な牙を剥き出しにした笑顔を広げニヤニヤとし、

「ふーん。……てことは、ねえ、やっぱりあたしだって気付いてたんだ?」

 その嬉し気で、厭らしげな視線に、アンジェの眼はノーカへと向いた。

 もしかして過去、男女の仲だったのかと。

 それに全く気付かず、

 自身があの演習の最中、マリーという個人まで特定していたのは事実だが。それをノーカは、アンジェにこのまま自分が替わって話していいかと眼で訊ねる。

 するとややあって、アンジェの頷きが返ってから、元同僚に顔だけで向き直り、膝の上に慎ましく揃えられたアンジェの指先に手を被せ、自身の膝上に引き寄せマリーの目も憚らずに指と指でむつみ合うようにしながら、

「……ああ。足音、歩幅……見た目は少々変わったが、癖が変わっていない」

 答えたそれは、体重移動の際の重心の取り方から、多少体格や体重が変わったとしても聞き慣れた個人のそれなら判断は容易いということだった。

 仮に一般人でも家族の足音の種類くらいなら判別できるだろう。

 まして自身らは命がけの戦場や訓練、休日においてのそれも何度となく聞き続けていたのだから、たとえ十年経とうとそれくらいは身体に染みついている。

 自身のそれを当然の如く覚えていたことを理解したマリーだが、しかし明らかに嫁を優先したノーカに、むしろそこを驚きつつ、

「――ふぅん? そっか……見た目って、どんなところが?」

 笑う。それとこれとは、また、別の笑顔で。

 十年ぶりの、見た目の、どこが、どう? と。

 その目の奥で女への礼儀を仄暗く言及したそれにノーカは慌てず臆さず――何よりも用心深くを心掛け、

「……言っていいのか?」

 既に認識しているマリーの顔の小皺と顎、皮膚のたるみ――という加齢現象、女の地雷を半ば踏んでいたそれにどうにか配慮した。

 それよりおよそ三つ以上歳上のおばさんは、下手に綺麗だとか色気がどうとか言い訳のよう口にしなかったそれを内心褒め、しかし自身と同様、十年前には見られなかった一、二本の白髪と小皺……同じく歳を取っいてた年下のおっさんに、まあこちらは指摘しても気にしないだろうと思いつつ、指摘した自身がそれを踏むわけにはいかないと、良心に従い、

「……まあアンタも老けたわよね。……でもなんで前よりガタイ良くなってんの?」

「知らん。筋肉量が増えたのは、肉体労働の時間が増えて……神経をすり減らす時間が減ったからじゃないのか?」

 最後、ノーカはアンジェの事を見る。今でもしている基礎トレーニングに肉体労働の加算……だがその上に、嫁の作る飯が自分のそれより遥かに上等で食欲がはかどっているというここ最近のそれを思い出す。

 収入が安定したからとか、戦場を離れて気が抜けたから、ではなく、幸せ太り(筋肉)――という単語こそ知らないが、なんとなくそれを元同僚の前で言うのは直観で避けた。

 しかしノーカが言わずとも、その目の動きや先程から妻の手を握って離さないそんな元同僚の幸せな結婚生活(偽)くらいお察しで。

 何より、女に全く興味が無く、軍事雑誌しか読んでいなかった男のその変貌ぶりに、奇跡を通り越した何かを感じ、

「へぇー、……フン。中身は相当変わった?」

 マリーはソファーをちょっと腰を浮かせて尻を滑らせ、手の届くところでそれをペタペタ、つんつんと、服の上からノーカの二の腕と胸板を触った。それが嫌に気色悪く思わず振り払うと、同じ女の指先でも心地の良かったアンジェのそれを思い出し、ノーカは更にその隣へとマリーを避け身を寄せた。

 マリーはそれを愉快げに頬を歪める。ノーカは一体何が可笑しいのかと睨めつけるが、更に懐かしむよう彼女は微笑を浮かべる……自分が彼を揶揄うたび、そうしてしかめっ面を浮かべたものだと。

 昔を懐かしみ、

「――あっ、そうそう! あいつらとは連絡とってる?」

 それが他の同僚だと察しがつくが、

「いや?」

「だよね。教えてあげようか? あいつらもあれからどうなったか」

「必要ないが」

「じゃあ勝手に話すわね? まずね……」

 思い出が引き金となったよう、マリーは彼女以外の元部隊員チームの現在を、断ったそれをベラベラと喋り出す。半ば興味のないそれを、ノーカはかつてのよう根気強くタヌキの置き物がわりに聞き手に徹した。

 マリーは面白げに、可笑しげに、ノーカと付き合いがあった基地職員のその後を語った。それを無表情で同伴するアンジェも聞くが、その視線は、それを話すマリーではなく、それを聞くノーカの表情の一部始終をつぶさに観察するようであった。


 ノーカが軍を抜けてからの十年、同基地、同隊の人間で赴いた任務、機密に触れない範囲での作戦内容、戦場での出来事、そこで起きたトラブルや、その後の基地でのすったもんだをマリーはざっくりと話した。ノーカの後釜の補充要員があまりにも使えないとか、基地内の誰と誰が色っぽい関係になり、それを派手に揶揄ったとか、誰が辞めて誰が死んで、今も生き残っているのは誰で、という話だった。

 そこでやはり、ノーカの知っている人間は何人か死んでいた。それは珍しくも無いが、何故だか、ほんの少しの心苦しさをノーカは覚えた。

 しかし、同隊のメンバーに関してはいまだ健在で、

「ケリーは佐官か」

「ええ。今は中佐で、前線にこそ出なくなったけどあのデカいケツで毎日椅子を磨いてるらしいわ。キースは今は大尉で、どこかの部隊で現場で指揮を取る立場らしいわよ? 無駄に苦労自慢してた……何でも今『神』を自称するカルト集団とその使徒、信徒だったかしら? それの制圧と鎮圧をしてるらしいわよ?」

「ああ、宗教家は面倒だからな」

 なまじ知性が働いているように見え思考が限りなく停止している、説得が不可能な輩だ。挙句喜んで自爆特攻する相手には、元部隊員にも同情を禁じ得ない。

 しかし全員が配置換え――もう部隊は跡形も残っていないということだったが、それぞれめでたい昇進をしている様子を、いわゆる二階級特進ではないことをノーカは無表情に確認し、息を吐き出す

 そして今度はと、目の前の元部隊員に眼を移し、

「――おまえは?」

「航宙会社よ。実はアンタが辞めてからちょっとしたくらいに、あたしも退役しててね? そこでパイロットしてるわ」

「……そうだったのか?」

「――前に言ったでしょう? 結婚も意識してるって。それなら軍を辞めた方が何かと都合が良かったのよ。作戦行動中は他所との連絡は封鎖されるし、重要な仕事だったら最悪死体でも肉親すら会えないっていうのは、男の目から見ても生涯のパートナーとしては中々ねえ……。ま、同じ軍人にいい男がいなかったってのが最大の要因かしら?」

 責任転嫁かと思いつつ、確かにその通りなのだろうと思う。

 要するに彼女の不安を吹き飛ばし、その心を射止められるものがなかったのだ――という彼女の多弁さに、過去感じなかった少々の違和感を感じながらも一先ず無視し、まだ聞いていないその他の主だった人物を思い出す。

「……クライウッド大佐は?」

 軍に所属してからは親代わりのよう世話を焼き、身寄りの居なかったノーカの半ば後見人、保証人のような立場であったその行方を尋ねられたマリーだが、

「さあ? あの人に関しては何も? 基地から異動したらしいけど。……お偉いさんになったとかそういう話も聞かないわねぇ……。まあ一番喰えない人だったから、多分大丈夫でしょう?」

「……まあ、そうだろうな」

 戦隊を預かる立場にあり、上の立場に居ながら、射撃、艦船の操縦技術はいわずもがな、近接格闘、隠密行動、それぞれに於いて基地に居た超一流の専門家と渡り合える豪の者だ。ノーカも、何度か戯れに訓練場に顔を出したそれと模擬戦をしたが、反則技か盤外戦を駆使しない限り勝ち星を拾えなかった、技巧と経験の極地に立つとああなるという見本であったと思う。

 能力からして一流の戦士であり、有能な司令官である。しかし何より、その素性に関して極めて不明瞭な人物で、その経歴、来歴はあれど本当にそこに居たのかどうかは分からない――

 少なくとも、何度かその書き換えが行われたらしき形跡があると、キースが趣味ハッキングで覗いた挙句に顔を青くして震えていたのは覚えている。

 現在その情報が聞こえてこないということは、やはりなんらかの情報封鎖が必要な立場、もしくは任に当たっているのだろう。

 ノーカの戦場の師の一人で、自身を軍に採用し、身元引受人のような真似をしてくれ、そして引導を渡してくれた人物であるため、健在かどうか気になると言えば気になるのだが、しかし分からないなら分からないでいい相手だ。

 それら身近な者のその後について一通り聞かせて貰うと、今度はマリーがノーカに訊ねる。

「――で? そっちは?」

「……ああ、そうだな……」

 ノーカは、それがここ最近の結婚以外の生活、軍を出てからの、この土地でのこれまでの状況の推移、おおよそ十年分の概略をであることを理解する。こちらがそこそこ好奇心を満たしたように、彼女もそれなりに気になるのだろうと。

 曰く、ただひたすら地味で地道な毎日を、滔々とうとうと、二人の女性の前で語り始めた。

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