応援コメント

コラム③ 言葉の定義、レトリック」への応援コメント


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     僕はこの手の言葉は、「美辞麗句」だとなんか美しい感じがするだけで足りないように思うので、「聴こえのいい欺瞞」と呼んでいます。
     「騙し」と言っても差し支えないもので、まあ非現実の流布が本分である創作の分野じゃあ、非常に有用なのですけれども。
     願わくば、これを創作の外に出さないでおいて欲しいものです。
     現実と創作の区別がつかない人、というのがよく槍玉に挙がりますけど、実は大半の人がそうなんじゃないかって疑ってます。

    作者からの返信

     現実か創作かにかかわらず、昔から耳にしているとレトリックに疑問を抱かなくなってくるのでしょうね。ある意味では、社会の「当たり前」をいちいち疑問に思わなくなることが「大人」になるということかもしれません。
     とはいえ、「当たり前」は常に疑われるべきものですし、過度の一般化や無根拠な楽観、それらによる思考停止や価値観の押しつけ合いは、本文にも書いた通り、悲惨です。
     偉そうにこんな記事を書いた僕としても、レトリックに惑わされない注意深さを養っていきたいものだと思っています。