小説の創作話①

 今回は雑記です。


 初めて書いた小説、「日ノ国物語」にはモデルがいて、許婚が戦死して独身を貫いた「みわ先生」です。


 昭和お見合い時代、許婚が亡くなっても結婚する人多し。田舎なので、未婚者は都会と比べ逆風だったように思います。お見合い結婚した母も不思議そうにつぶやく「死んじゃったんだから、別の方と結婚すればよかったのにねぇ~」小学生はみわ先生に「なんで結婚しなかったの」ってストレートに聞いていました(-_-;)はい、戦争を知らないわたしたち、とても失礼です。

 しばらくして定年退職されたので、その後はわかりません。


 先生は厳しくて凛とした先生だった。あえてその生き方を選んだように、子どもながら思った。一生、その人を想いながら戦争のない時代を生きていく――。どんな男の人だったんだろう……。妄想好きなわたし「もしも許婚が生きて帰ってきたら」と、ハッピーエンドにしたくて考えた小説です(*^-^*)小説なんて初めて書くのにどうして書けれると思ったのか謎ですが(笑)


 最初はリアル戦争話を書き進めようと妄想してもやっぱり死んでしまうのです。じゃあ、ファンタジーにすれば死なないのかもしれないと思い、しかも強い半獣のイケメン龍にしました。なんなら「みわ先生」が助けたかったんじゃなかと考えて、治癒師という架空の職業を作ってしまいました( *´艸`)


 ……まあ、稚拙すぎて書いた作品は読み返していないですが、「先生ハッピーエンドにしましたよ」と自己満足。そして、もうひとりモデルがいます。


 そうです、令和を生きる自分の娘です(*^-^*)

 小説を書いていた時期は二年前。娘は当時、小学三年生。好きな男の子がいて、恋バナ大好き娘です。学校から帰ると息継ぎしているのか心配になるくらいよくしゃべる娘さん。


 小説では主人公である小五の美和ちゃんにお見合い相手が決まったところから物語が始まります(*^-^*)❀ 娘、小三だけど、どんな反応するか知りたくて娘に聞いてみた。


 桃子 「ねー、ねー。もしもさあ「千と千尋の神隠し」に出てくるハクみたいな龍のイケメン男子と結婚相手に決まったらどうする?」


 娘 「やばっ♡♡」


 ほほう! (・∀・) 夢見がち(密かにプリキュア観てる)小学生女子はすんなり受け入れるのだなって思いました!( *´艸`)


 あれから二年たち――。


 「日ノ国物語」の冒頭、小五の秋、美和ちゃんにお見合い相手が決まった。現実の娘も小五、秋冬になったので、もう一度同じセリフで聞いてみた。


 桃子 「ねー、ねー。もしもさあ「千と千尋の神隠し」に出てくるハクみたいな龍のイケメン男子と結婚相手に決まったらどうする?」


 娘 「キモっ……」


 えー( ゚Д゚)キモだった……。

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