第7話 退職金が羨ましい

市民病院を辞めてちょっと惜しいことが二つある。共済貯金と退職金だ。



共済貯金は当時の利率が2.7%もあった。私はやってなかったが、住宅用の財形貯蓄もあり、そちらは利率は同じだが、住宅購入に利用するなら利息が非課税というものだった。超お得な制度。今もあるのかは分からないが。


あとは退職金だ。今いる医療法人の退職金はホントにやばい。中途採用の私は定年までいても、ちょっといい車が買えるくらいしか出ない。公務員だと定年退職金と自己都合退職で掛率が違う。定年だとなかなかいいらしい。退職金がない会社もあるのはわかっているが、やっぱり羨ましいのだ。退職金のことを思って転職を少し考えてしまうくらいには。包括にいると自分の老後が心配になってしまう。お金はホント大事。



仕事を探す時に月給やボーナス、休みなど福利厚生は確認するが、意外と退職金は気にしない。採用担当に聞いても教えてくれないとは思うが、つてがあるならぜひ確認することをオススメする。少なくとも入職後早めに確認するべきだ。調べずに、イメージで定年なら1000万くらいあるだろうと思っていると、後々がっかりすることになる。(私のことだ)

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