キャラクター紹介 5
ウィリアム(ウィル)
標準職『フリーター』。毎日レベルカンストを繰り返している。数多くの職業をカンストし、最近では毎日の職業が上級職になっている。
学園生活や街の運営ともに順調に進んでいる。
古代魔法もかなりマスターし、スキルを使わずに飛行や転移、アイテムボックスも使えるようになった。もちろん通常の魔法や武技も使える。メリットとしては並行使用ができること。炎の魔法を使いながら、剣技を繰り出し、回復もするということもできるようになった。
最近は見捨てられた地の探索を趣味にしている。珍しい植物があれば鑑定して、美味しい場合は栽培できないかを試したりしている。
3年生になった時、こっそり一人称を『僕』から『私』に変更した。
カシム・ソニア
ウィルのサポートに大忙し。
カシムはウィルの代理として街の問題に対処しながら、騎士として腕を磨いている。最近は交流のできたバンパイア勢にトレーニングを付き合ってもらっている。
ソニアはメイドとして学園と街を行き来している。なお、カシムとの仲は進展し、現在お付き合いをしている。公にするとカシムファンが恐ろしいため、まだ周囲には黙っている。
メル・ミル・マリベル・ミレーヌ・ディーン・トーマス・ミリア・リィナ・ムラーノ
いつもの街の面々。
忙しいながらも元気に暮らしている。
街の規模がダンジョン内外合わせると王国トップクラスの大きさになっている。
中街は平穏だが、世界を揺るがすような装備がポコポコ作られるため、何を外に出すかの選定だけが問題。ミレーヌが日々走り回っている。
外街はどんどん人が流入してくるため、街の整備、ルール作り、他の都市との交渉、トラブル対応など常に忙しい。仕事のできる人材も多く入って来るがスパイも多く、採用の選定も難しい。
特に冒険者の街バルベンとは立ち位置が近いため、険悪な関係。嫌がらせ等もあるが、やられたら10倍返しをモットーに対応している。最近はバルベンに嫌がらせをするだけの余力も失くなり、立場はウィリアムの街の方が上になっている。
なお、ウィルの持ち込んだ見捨てられた地の植物の栽培にも成功している。それはウィリアムの街の新たな名産品となり、またムラーノの料理への探求心を刺激。試したいアイデアが多過ぎて時間が足りないと嬉しい悲鳴をあげている。
リクソン・ヘンケン・タチアナ
新しくウィリアムの街に加入したメンバー。
当初は戸惑っていたが、今では馴染んでいる。
ウィリアム騎士団は人数を500名ほどに増やし、訓練と土木工事や街道整備に励んでいる。外街の発展には大きく貢献しているが軍隊らしいことはまだしていない。
ヘンケンは隠居の身らしく、要所要所で顔を出し、存在感を示すだけで、日々妻と仲睦まじく暮らしている。美味しい物を食べ過ぎて太ったので、妻に痩せろと言われるのが最近の悩み。
タチアナは地味にハードワークをこなしている。現在では、ミル、ミレーヌ、タチアナの3人娘が街の心臓と言われている。ミルやミレーヌの経験不足な面をよく補っている。
クラリス・リディア・カレン・エリュートロン・モーリン・レオン・キース
ウィルのクラスメイトたち。
無事に強化合宿が恒例行事になった。
3年生の時に、エリュートロン、モーリン、レオン、キースが上級職に転職をはたし、全員上級職となっている。(カレンは勇者で伝説職だが、上級職の魔剣士と偽っているため。)
全員がレベル50を超えて、最強集団となっている。装備もウィルが趣味で作った特別装備のため、かなりハイスペック。エール王国内では敵無しの無双状態。
ウィルを含めて、この8人が成績上位を独占している。なお、1位2位は入学時から変わらずウィルとクラリスがキープしている。
レオンは戦闘職ではないが能力が上昇し、戦闘職の学生にも引けを取らない。スキルも充実し、かなりの注目を集めている。レオンをきっかけに非戦闘職のレベルアップの重要性が見直されつつある。
オデロ・マリアンヌ・エリック・ローザリア・アルガス・アルマ
ドラクロア伯爵とその家族。
ウィルの影響もあり、ドラクロア領は大いに繁栄している。ウィリアムの街の発展はもちろん、鉱山都市コンラッドから連れてきた奴隷たちの開拓村も軌道にのり、開拓も大いに前進した。
帝国の侵攻は再び行われたが、見事に撃退。王国内では不動の地位を得ている。ただ、リクソンとの演習では五分五分の勝率となっている。一度、アルガスがウィリアム騎士団と戦いたいと言った時には瞬殺された。
領地の開拓や戦争での功績からアルガスに新たな爵位を授与することが内定している。これによりエリックだけでなく、アルガスも爵位を子供に引き継げることが可能となり、安堵している。
アルマは学園も学園に入学した。もちろんA 組。可愛く素直なアルマはドラクロア騎士団のアイドル的な存在となり、騎士団全面協力のもと、入学前から回復職ながらレベル30に達している。入学後、ウィルたちの強化合宿にちゃっかり参加し、上級職『ヒールマスター』に転職。レベルも52になっている。もちろんA組。教師陣もウィルの妹だからと納得している。
マードック学園長・ハワード先生・カタリナ先生
ウィルに従来の学生の振舞いを求めることは諦めた。ウィルのもたらす偉業にも馴れてきた。勇者カレンの育成に関しても想定を遥かに上回る進捗に、途中からウィルにお任せ状態になっている。
現在はウィルと一緒に学んだクラリスたちの急成長に着目し、他の生徒の育成にも活用できないかと検討している。
国王・フルブライト公爵
当初はウィルの存在に困惑していた国王であったが馴れた。今ではウィルという存在との折り合いをつけている。内政力アップのため、非戦闘職のレベルアップを進めている。貴族でも非戦闘職はレベル10前後が普通である。それをレベル20を目指してレベルアップしていくプランを策定。各部署から少数を集めて、ドラクロアダンジョンで短期間でレベルを上げるという流れになった。
これにより文官とドラクロア家という武官の筆頭が結びつきが強まり、文官と武官の連携が向上するという効果も出ている。
フルブライト公爵は業務の大半を息子のロナルドに任せている。ウィルのことを非常に評価しており、時々ウィルと食事をともにしている。悪目立ちしているウィルだが、ドラクロア伯爵の息子でフルブライト公爵のお気に入りと貴族の間では認識されているため、手出ししてくる相手はほぼいない。
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