第4話策を練る神様

美樹と神様は帰宅した。終始無言であったが美樹が言う。

「神様、今日はなんだったの?男らしいの意味が違うし、既婚者だし」

神様はしょぼくれて、

「鉄男は男の中の男じゃよ!」

「分かった分かった、他に男はいないの?」

神様は目を閉じた。

しばらくすると目を見開き、

「ねえ、美樹ちゃん」

「何々?見つかった?」

「ウンコしたい」

「ば、バカ野郎」

神様がトイレを済ますと、美樹に言う。

「細マッチョのいい男がおる。28歳独身。趣味はチェス」

「大丈夫でしょうね?」

「もちろんじゃ」

「明日は夜勤だから、夜勤明けの昼過ぎにセッティングしてよ!」

「あぁ、今回はイケメンじゃよ~」

「ア~楽しみ」

2人はチェスのルールをスマホで調べた。

翌日、美樹は夜勤に向かった。



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