黄昏のD〜令和を生きる者

第1話 令和を生きし者

…世の中は新型某ウイルス、財政悪化、戦争。

令和になってから、混沌とした毎日であり一向に経済が悪化していく今日この頃。

この物語は、ごく一般に生きるとある20代の物語である。

-----------------------山田　大七（ヤマダ　ダイナ）

令和〇〇年4月

「またやらかしたな、何やってるんだ！！」

オフィス内に怒号が響く。

「すいません…！確認不足でした」

とある若い社員が怒られているようだ。

そう、怒られている彼がその主人公である。

25歳、彼女なし。

〜経歴〜

某鉄道会社　　　半年で退職

（失敗続きでうつ病になり、退職）

某外資メーカー　1年半で契約満了

（正社員試験に脱落、契約満了）

某建築会社　　　1年3か月で対象

（毎日怒鳴られ続けて自信喪失、退職）

〜そして、現在〜

彼は、某大手企業コールセンターで働いている。

「ちっ、クソが…。」

仕事終わりに、ブツブツ文句を言いながら、ストロングを嗜んでいる。

彼はお酒が好きだ。仕事終わりのストレスをお酒で発散することが趣味らしい。

「明日で終わりかぁ…、久々に黄昏に行くか」

そう彼は呟いて、彼は家で酔い潰れて寝た。

黄昏にいく…、彼は一体何をしようとしているのか…。

　　　　　　　　　　　　　　　第一話　終劇