002_前世絡みで 3つの質問に答えてみた

宗ちゃんです。サクラ堂です。


今回も2人で進行しよと思ってたら…お題が「座右の銘」なんだけど…ある?


俺にもあるけど。ちなみに俺の名言もあるらしいよ。


(ガン無視) 

さて、前世から座右の銘は聞き出せないだろ~って思われる方も多いかと思いますが…年代違っても各々に心に刻んでる座右の銘はあるものです。


そうそう。あるある。


もちろん宗ちゃんにもあるのは知ってるけど、今回は前の元禄の女性の座右の銘を取り上げたようかな。時間があれば聞いてあげるね、宗ちゃん。


はいはい…。でさ、元禄の女性って有名人?


違うよ。旦那が有名人・堀部安兵衛。その嫁。


あぁ彼女ね。


知ってた?


同じ系列の前世だから知ってるさね。


では、今回は赤穂浪士四十七士・堀部安兵衛ほりべ やすべえ(堀部武庸ほりべ たけつね) の嫁の座右の銘を紹介します。

前置きが長くなりましたが… 堀部嫁の座右の銘紹介です。



1 あなたの座右の銘、あるいは心に残っている名言を教えてください


梓弓あづさゆみためしにも 引け武士もののふの 道は迷はぬ あとと思はば

堀部安兵衛 辞世の句




2 それはどこで見た・聞いた言葉でしょうか?


今生の人が読み物の中で見つけました。




3 なぜその言葉を選んだのでしょうか


夫・安兵衛様は討ち入りすることには積極的な人で、同志を集め討ち入りのための準備などに奔走していました。何を置いても討ち入りする!そう言ってた安兵衛様がある会合から戻った時にふと漏らした言葉がありました。


「討ち入りが成就した我が身が罪に問われるのは構わないが、家族や身内も諸共に同様の罪を背負うことになるんだろうなぁ…」


いつもなら、何についても積極的な安兵衛様が討ち入りを躊躇した唯一の言葉でした。安兵衛様が迷うなど考えられないこと。その頃には吉良屋敷の屋敷図も手に入って本格的な討ち入り計画を楽しそうに話ていた頃でした。


妻や身内の存在を気にして討ち入りに行かなかったら絶対後悔する人。だと思ったので「少しだけ時間を下さい」とお願いして自室に下がりました。


妻が夫の本懐を邪魔するくらいなら自ら命を絶って、夫の本懐を遂げる邪魔をしないようにと自害しようとしていました。


ところが、ゆっくりした動作で準備に時間がかかっていました。

最後の文をしたためいざ自害しようとした時、それに気づいた安兵衛様が急いで入ってきて自害を止めました。


あの時、躊躇した安兵衛様が最期に「道は迷はぬ」と残してくれたことを

とても嬉しく誇りに思っています。


余談ですが、嫁には仔細あって元々は大納言家関連の神官?をしていた様です。

「梓弓」は「ひく」などの枕詞ではありますが、他にも「神事などで使われる弓」の

意味もあるようです。本当に弓を持っていたことを知っていたので、

それも踏まえて作られたのだと勝手に解釈して喜んでます。


ちなみに、妻が使っていた梓弓を壊したのは浅野内匠頭あさの たくみのかみ…( ̄▽ ̄;)

安兵衛様は知らないはずです…



こんなに長く答える人もいないだろうし、こんな駄文で人様のページを埋める訳にはいかないので


主催者様、お気遣いなく…。




俺の座右の銘も聞いてくれよ~


宗ちゃんのは「願わくは 花の下にて春死なん その如月きさらぎ望月もちづきの頃」だね。

そうそう。


桜好きだからだよね。じゃ、そゆことで~


お、おぃ!またガン無視かよぉぉ!

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