第5話 自分と向き合うことの困難さ
かなり前から
アダルトチルドレンと言う言葉が出だした。
信田さよこ氏の本を漁るように読んだ。
正体は明らかになった。
さて、しかし、どうしたらいいのだろうか。
自分と向き合うのは難しい。
初対面の人には、敵か味方かを判断出来るまで、必要以外は話さない。
そのせいで、怖いとかぶっきらぼうだと思われてしまう。
それでも、声をかけてくれる人には徐々に慣れていける。
次はどこまで受け入れてくれるかを揺さぶりかけてみる。
それに付き合ってくれたら、一気に安心できる。
何故にこんな事をやるのか?
自分でもわからなかった。
最近になり、愛着障害の本を読み漁り、
成程、私の事だと思えた。
弱い人を見れば、他人と自分の境目を無くして溺れていく。
力になれなかった時の敗北感はすざましく自己嫌悪を引き起こす。
2年毎に燃え尽きて、どうにもならずに
逃げ出したい要求に勝てずに、職場を辞めた。
たまたま、上司や同僚に恵まれたから
3ヶ月くらい経つと復職する。
よくまあ、こんな人間を雇ってくれたと思う。
もし、あの当時にカウンセリングを受けられたら違っていたのだろうか。
愛着障害 @nanohananoositsi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。愛着障害の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます