第9話 敵か味方か

 お昼休みに長山さんとカフェに行くと、何故辞めようと思ったのか理由を話してくれた。それはとても酷いものであったけれど、事前に彼の生い立ちはある程度の把握はしていたので、その点については驚きはなかったし、彼についての対応が変わるとかは全くなかった。それで彼に今日の帰り時間あるかと言うと、ありますと言ったので、弁護士事務所行くので一緒に行って証言を頼むことになった。その時にわかったのだが、僕に野村さんのことを連絡してきたNと言う人物は長山さんだった。詳しくは彼のお母さんの携帯を借りて送ってきたらしい。それで彼には僕は君の上司でもあるから、僕は君を守ると言ってやると、辛かったのだろう涙を流していた。そのあとは、スッキリした顔をして秘書業務をこなしていた。


 仕事が終わり弁護士事務所に向かう時、会社の人に見られないように念の為弁護士事務所近くの主要駅ホームの一番前の階段付近で待ち合わせをした。そこからは一駅行ったところに弁護士事務所がある。二人で弁護士事務所に入って行くと、伯母さんは驚いた顔をしていたが、先に彼がこれまでの不正について、証言してくれることになったこと。そして彼がこれまでに受けた仕打ちなどを話をした。伯母さんは涙ながらに聞いていた。

 しばらくすると実誠も到着し、同じように長山さんがいることに驚いていたが、不正を証言してくれるというと、ありがとう頼むよって言っていた。

 弁護士が先に長山さんからの証言を許可を得て録音しときおりメモしていた。その後はあまり遅くなるとお母さんが心配するだろうからと先に帰らせて、あとは三人で弁護士と話すことになり、持ってきた印刷物を渡した。


 弁護士との話が終わり大掛かりに動かなければならないこともあり、映像のデータもほしいとのことだったので後日お渡しすることになったのだが、何かここにいると言い知れぬ不安を感じてしまった。何故だろうと思っていたが、この時はまだわからなかった。それで帰ってから防犯カメラの映像をもう一度確認することにした。

しばらくして海外の永島から連絡が入った。

「そっちはどうだ?」

「取り敢えずは頑張ってるよ。毎日覚えるの必死だけどな。それよりさあ、実誠何か不正に巻き込まれてるんだって?」

「そうなんだよ。あいつから聞いたのか?」

「まぁな。またこっちで協力できることあったら言ってくれよ。」

「わかった。ありがとう。」そして電話を切った。

そして実誠にも永島から連絡あったことをメールした。

実誠からはまぁ頑張るように言っといてと返事がきた。

その後伯母さんが離婚でお世話になった弁護士さんに連絡をし、ある問い合わせをし明日アポイントをとった。


 翌日仕事に行った時、実誠にお昼休憩に時間が欲しいと連絡をとった。実誠は昨日の弁護士事務所に行った時のことだろうと思っていたとは思うが、これからのことを考えて、伯母のところか家にこさせる為だ。なるべくなら伯母のところにいてほしいと思っている。

 長山さんが今日のスケジュールの確認にやってきて、昨日永島から電話来ましたと言われたので、こっちも連絡来てたよと話すと、そうですかと答えていたのでそのまま業務に戻ろうとすると、メール画面を見せてきて『昨日に話をした内容を聞かれました。けど今放心状態だから覚えてないと答えました。』それを見てそれでいいよと答えた。その後午前中は変わらず業務をこなしていた。


 昼休みになり、実誠と近くのカフェで話をすることにした。

「昨日、永島に弁護士に会ったことや不正に巻き込まれてること話したか?」

「いや、話してないがそれがどうしたんだ?」

「そうか、永島には心配かけないようこっちのことは黙ってよう。」

「えっ?あっ、そうだな。その方がいいな。」

「それと、弁護士を変えようと思う。今の弁護士へは適当に引き伸ばす。そして、目処がついたら断りを入れる。いいな。」

「えっ、どうしてだ?」

「何となく、その方がいい気がしてる。」

「…そうか。わかった。」

「それと、お前は伯母さんのところか、俺のところに引っ越せ。できれば、伯母さんのところがいいと思うが、あそこは誰にも知られてないだろ。」

「…そうだな。引っ越しか、わかった。そしたら伯母さんに連絡してみるよ。」

「荷物はなるべくそのままに必要最低限で引っ越せ。永島にも引っ越すことは内緒で。こちらの情報は心配するから絶対に言うな。僕は伯母さんの時の弁護士さんに相談に行く。」

「わかった。」そして、昼食を軽く済ませて職場に戻った。


 昼から仕事に戻ると、八反さんが声をかけてきた。手伝うことありませんかと声をかけてきた。僕は弁護士とか知り合いでおられますかと尋ねると、伯父が大手法律事務所におりますと言われたので、僕は驚いて今日伯母の知り合いの弁護士に再度相談する予定だったんですけど、アポイントとれますかと言うと聞いてみますと言ってもらえたのでお願いしますと返した。

 勤務時間中は仕事に集中し、システムの不具合がないかなど見て行くのだが、今日は気が気でなく何か落ち着きがなかった。そして業務が終了するとすぐに伯母の知り合いの弁護士のもとに向かった。


 弁護士の方と話をしたのだが、他の弁護士かと考え込んでおられた。そしてこちらでも探してみるので、もしいらっしゃったらご紹介くださいと言って事務所を出た。

 事務所を出て駅に向かっていると、八反さんから連絡があり、今から時間ありますかと言われたので、指定された場所まで向かうと、行きましょうと行ってあるお宅に入って行った。

「八反さん、こちらは…。」

「あっ、すみません。伯父です。弁護士をしている。」

「えっ、あっ。」

「幸人言ってなかったのか?」

「いや、僕が既に会社を出た後だったんだと思います。今日はお時間を頂きありがとうございます。」

「フラワー法律事務所の八反と申します。幸人がお世話になっております。」

「いえこちらこそ、八反さんには色々お世話になっております。また今回もご協力頂き感謝しております。」

「ではお話し伺いましょう。」そして今現在の状況をお伝えした。依頼する予定だった弁護士のことについてもお伝えしたところ、そこは何とも言えないが守秘義務があるので第三者には…と言われた。それで、実誠と一度会って打ち合わせをして、すぐに着手できるよう、明日の同じ時間にこちらに連れてきてくださいと言われた。八反さんの情報だと事務所はうちと取引している会社があるようなので、目立たないよう配慮してくださったようだ。そして僕はお二人にお礼を言い、先にこちらを後にした。八反さんは伯父さんと久々なので、もう少し話して帰るとのことだ。


 僕は今日の昼に拓実に言われたことを伯母さんに相談する為に、仕事帰りに伯母宅に立ち寄った。伯母は突然の訪問に驚いていたが、すぐに家に通してくれた。

「何かあったの?」

「うん、拓実に伯母さんと暮らすか拓実の家で暮らすかした方がいいって言われたんだ。後、弁護士も変えるって。」

「えっ、またどうして。」

「変えた方がいい気がするらしい。」

「そうなの?拓実くんがそう言うならそうした方がいいのかもねぇ。そうしたら実誠くんは伯母さんところにくる?」

「そうさせてもらってもいい?」

「いいわよ。それで弁護士さんは?」

「今拓実が動いてくれてる。」そして伯母と話して、明日簡単に荷物をまとめて、車で引っ越すことにした。元々あまり荷物もないし、持ち出すものもほとんどない。友人が借りている状態なので、僕の手続きは住民票を移すくらいか。

伯母さんは、衣装部屋にしている一部屋を空けてくれるらしく、明日来るまでには片付けておくわと言ってくれた。そして拓実には明日伯母のところに引っ越すよとメールした。


 八反さんの伯父さんのお宅を出ると、実誠からメールが入っていた。明日伯母さんのところに引っ越すとあったので、電話をすることにした。

「実誠、今まだ伯母さん家?」

「うん、メールの通り明日あっち出るよ。荷物は明日出勤する時に持って出る、そんなにないし。」

「そうか、それで弁護士なんだけど決まった。明日実誠をその人のところに連れて行くことになってる。」

「わかった。一旦伯母のところに行ってからでもかまわないか?」

「伯母さんのところからだと、車で二十分程だから大丈夫だよ。けど、自家用車で来るのはやめておけよ。場所は…僕も帰りに伯母さんとこに寄って合流するわ。」

「わかった。」そして僕は電話を切って、家路についた。


 翌日会社に行くと、八反さんが僕の耳元で直接向かいますと言ってきた。そして僕は頷いた。今日のことは八反さんと実誠と僕しか知らない。誰にも言うつもりもない。何処で誰が聞いているかわからないからだ。

それから僕はいつも通りの業務がスタートした。長山さんも部屋に入ってきて、スケジュールの確認や秘書のミーティングで話されたことなどを伝えてくれた。

 最近は本来の業務を八反さんや佐々木さんに任せることが多くなっている。新人も段々と育ってきていて、戦力になりつつある。そして新しいシステムも動き軌道に乗ってきているので、あのことが片付いたらこれからのことを考えてもいいのかも知れないと思い始めていた。


 昼休みも終わり会社へ戻ると、専務に声をかけられた。

「東浦さん、新人の加納さんはどうですか?」

「彼、もう戦力になりつつありますよ。」

「そうですか。東浦さん、何か困ったことはありますか?」

「えっ、どうしてですか?」

「眉間にしわがよってますよ。何か困ったことがあったら、言ってください。僕が出来ることは多いと思いますよ。」そう言って笑いながら去って言った。専務には今はまだ話をすることはないので、時がくれば話をしようと思う。


 情報システム部に戻ると、加納さんがぼうっとしていた。声をかけると、大丈夫ですと言いながらもぼうっとしている。そこでそばにいた木宮さんに聞いてみると、

「実は昼休みに、加納の一つ上の営業の奴に絡まれてたんです。おたくって。それで、加納にとったら先輩でもあるので、そうですねーと流していたようなんですが、そいつしつこくて、おたくは彼女もできないだろとか、色々絡んできて疲れたみたいです。近く通りかかったので、おたくで悪かったなと肩叩くと僕にはビビってましたけどね。」

「そうなのか。わかった。」そして部長室から営業部長に指導をお願いした。そして部長の許可を得て、灸を据える為に少しそいつのパソコンに不具合を発生させた。


 しばらくすると、営業部より不具合の連絡があり加納くんを呼んで僕と一緒に向かった。

「どうかしましたか?」

「パソコンがフリーズしてしまって。」そして彼のパソコンを覗くと加納さんに声かけた。

「加納さん、こう言った場合はどうする?」

「再起動です。」

「そうだね。」

「君、こんな誰でもわかる初歩的なことで呼んだの?」

「…えっ。すみません。」

「これね、僕みたいなおたくじゃなくてもわかることだよ。」

「…あっ、えっ。」そうして加納さんを睨んでいたので、再度向き直りこう伝えた。

「あのさ、教えてもらってその態度はないんじゃないか。君、後輩って何をしてもいい存在だと思ってる?一歩間違えばパワハラになるけど覚悟はできてるか?」

「いえ、そんなつもりは…。すみません。」

「では、彼に何て言うんだ?」

「申し訳ありませんでした。」

「よし、今度からそういうことのないように。加納さん行こうか。」そして僕は彼の肩を叩き、営業部長に挨拶をしてから営業部を後にした。その後営業部長からも指導しておきましたと連絡があったので、この件は片付いた。加納くんもいつも通りに戻っていたのだが、木宮さんには様子を見るようには言っておいた。


 仕事が終わり直ぐに伯母のところに電車で向かい、僕の持っているデータのコピーも含めて準備し、伯母も行きたいと言っていたので、実誠の到着を待ってタクシーを呼び、八反さんの伯父さんの家に向かった。八反さんは僕らの後に到着し入ってきた。

「初めまして、植野です。」弁護士の八反さんは僕らを見て驚いていたので、双子で両親が離婚しておりましてと話すと、なるほどと納得されていた。

「八反さん、こちらは僕らの伯母です。」

「伯母でございます。この度は甥達がお世話になります。」

「いえ、こちらこそ、甥がお世話になっております。」お互いそのように挨拶を交わした後は、持参したデータをお渡しし、実誠とまずは銀行の件について話をしていた。そして後日に銀行にアポイントを取り、実誠とともに銀行に行くことになった。ただその時に会社を遅刻しなければならないのでどうするかと話をしていたが、伯母さんが、私から連絡あって病院に連れて行ってたでいいんじゃない?と言っていた。それで、そっか一緒に住んでることはまだ伝えてないんだっけと言うと、今日引っ越しだからねと笑っていた。会社への変更は住民票変えてからだからなと話していた。じゃあついでに変更もしてしまいましょうと言うことになった。データについてはこちらですべて画像も含めてチェック入れますと言って頂けたので、一週間後に再度こちらに集まることになった。


 僕らは八反さんのお宅を出て、タクシーで伯母のところに戻り、伯母さんが行く前に準備をしてくれていた晩御飯を温めてくれている間に、実誠の荷物の中に盗聴機がないか念の為調べておいた。その後食事を頂き、僕は自宅に帰った。


「伯母さん、今日からまたお世話になります。」

「はい。伯母さんは嬉しいわ。また一緒に暮らせて。」

「そうだね。僕も嬉しいよ。」

「それより拓実くん、何か隠してる?」

「えっ?やっぱりそうなのかな。僕にはまだ何かわからないけど。」

「まぁ、拓実くんのことだから、悪いようにはならないと思うけどね。」

「そうだね。」その後は伯母さんのウォーキングの話をしたりしたけれど、明日も仕事なのでお風呂に入ってから、伯母の用意してくれた布団に入り眠りについた。


 翌日仕事をしていると、拓実から昼休み一緒にしようと連絡があった。僕は了解と返事をした。その後部屋をノックして野村さんが入ってきて、スケジュールの確認と言ってきたので対応した。

パソコンを立ち上げると、何か違和感があったので、拓実にまた状態を確認してもらった。すると、新たに僕のパソコンに書き込みがあるとのことで、拓実がデータを取り出してくれた。また野村さんが勝手にアクセスしたのかと思い、どうしたものかと考えていた。


 実誠から連絡があり、パソコンに違和感があると言うことで見ると、また追加で情報入力がされていたのと、ウイルスが入っていたので、すぐに対応した。佐々木課長に社内のシステムについても、確認作業をお願いした。そして僕は社長室に行き、代替えのノートパソコンを渡すことにした。社長室へは、八反さんを一緒に連れて行った。変に勘繰られないようにする為だ。そして僕は社長室をノックした。

「失礼します。」

「ああ、来てくれたのか。」

「社長、こちら代替えのパソコンです。こちらをお使いください。現在のデスクトップは一旦回収させて頂きます。」

「ああ、わかった。ノートか。」

「あと、外出の際は、情報システム室の僕か八反へお預けください。あと、パスワードの設定を今までのものとは違うものに変更願います。」

「わかった。ありがとう。」そしてLANケーブル等を外したあと、挨拶をして社長室を出た。社長室を出たところで、野村さんとすれ違いざまに声をかけられた。

「あれ、そのパソコン。」

「えっ、ああ。不具合です。失礼します。」そう言って僕らは情報システム室に戻った。


 拓実達がここを出てしばらくすると、野村さんが入ってきた。

「失礼します。社長、パソコン不具合ですか?」

「ええ。それで情報システム室に連絡をいれました。」

「それで、その新しいパソコンはパスワードとか変えられたんですか?」

「君が気にする必要はないだろ?」

「…そうですが…」そう言って次の言葉が出てこないようだったので、業務中だから出てくれないかと言って部屋の外に追いやった。


 社長室のパソコンを確認すると、アクセス時間が分かったので、八反さんに警備室にある社長室の画像データを保存してきてもらうように依頼した。しばらく社長室のパソコンをチェックしていると、野村さんが情報システム室にやってきた。

「失礼します。社長室のパソコンの不具合はどんな感じですか?」

「ウイルスが入ってますね。今社内のシステムも確認してもらってますよ。」

「ウイルスですか。それってどこから。」

「メールで送られてくる場合もありますが、USBとかも他のウイルスが入ったパソコンからデータ移す際に入ったりとかまぁ今言ったのは一部ですけどね。」

「そうですか。それは大丈夫なんですか?」

「今大丈夫なように、パソコンを見てるんですよ。仕事の邪魔なので、出て行ってもらえませんか。」

「あっ、えっ、すみません。」

「用事はそれだけですよね?他に何かあるなら聞きますが。」

「社長のパスワードは新しくされますか?」

「それは社長でないとわからないよ。それに社長が使うパソコンだから、野村さん関係ないでしょ。」

「いや、何かあった時の為に。」

「それは、野村さんが知る必要はないよ。何かあればこちらで対処できるから。」

「そうですか。」

そう言って、肩を落として僕の部屋を出て行った。


 野村さんと入れ違いに八反さんが入ってきた。そしてそのデータと今日のアクセスした時間のデータも併せて八反さんの伯父さんにお渡し頂くようお願いした。

 社内のシステムの状況については、影響が出る直前だったようで、間に合ったようだ。そしてこの内容について専務にも報告をした。専務は部長会議の時に周知徹底するように話をしましょうと言うことになり、何処から見つかったのかは伏せることで話をした。社長のミスではないものの、社長室のパソコンから見つかるのは問題であるので、その点は専務も同意していた。それで専務が秘書が社長のパスワードを知らないのは不都合あるけれど、何か事情があってのことだとは思います。ただ、同じパソコンで社長のパスワードを二つ持つことができるのではと話があった。その時にハッと気付かされたことがあり、直ぐに社長室に向かい設定をした。そしてアクセスが可能な方をAとし、重要なものはBに入れるように実誠に伝えた。その後専務に話をして、このことは内密にして頂くようにお願いした。


 午前中ウイルス関連で動き回っていたので、午後から急遽ミーティングをすることになった。ウイルス対策強化について話し合った。今回の件は社長室で起こったことだが、社長が今朝立ち上げた時に違和感にすぐ気付いたこと、また社長はシステムの件についても詳しい人間なので、こんなミスは通常起こさないことを伝えて、それも含めて調査するので、今日のことは他言しないようにお願いしますと伝えた。ミーティングが終わり片付けている時、八反さんからメールを見せられた。銀行に行く日時だった。そしてそれを仕事が終わり帰る時に、実誠に伝えてもらうよう伯母さんにメールをした。実誠は僕が帰る時にまだ社内にいたのでメールを控えた。


 家に帰ると、祖父から家にくるようにと連絡が入ったので、一旦服を着替えて行くことにした。


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