第122話 黎明の魔女、ドロシー
夜風が、木々の葉をざわめかせている。
深夜。丘。俺とフェリシーは、二人並んでそこに立っていた。
学院から出て、街からも出て、それなりに進んだ先の丘だった。名を、穏風の丘。出てくる魔物も、ゴブリンなど問題にならない連中ばかりだ。
そこで風に吹かれながら、俺たちは一心に時計を見つめていた。カチ、カチ、と秒針が時間を刻む。刻々と時間が迫っている。
「そろそろだね」
「ああ、そろそろだ」
フェリシーが言い、俺が頷く。ヤンナはあの性格だ。きっと律義に時間を守って、俺の頼んだことをやってくれる。
俺は、指を鳴らした。
「装備セット、魔法使い改め―――浪漫砲」
俺の装備が、大図書学派のドルイド装備に一新される。大図書学派のローブを纏い、顔には宝石瞳の崩れ仮面。懐にアクセサリ群。右手にはキルケーの杖、左手には無数の短杖の束。
俺はスノウに勢いだけで買ってもらった短杖の束を思いっきり空にぶん投げ、キルケーの杖を翳した。
「杖衛星」
束をまとめていた紐が千切れる。55本の短杖がおのおの散らばり、風を纏って俺の周囲に展開される。
フェリシーがぴょんと俺の背に飛び乗った。足まで俺の腰に回して、しがみつくスタイルだ。そして翅を生やし、いざとなれば俺ごと飛べる体勢を取る。
時間がもうすぐにまで迫る。あと五秒。俺は深呼吸をする。残り二秒。フェリシーが静かに目を閉じ、開いた。一秒。ゼロ。
フェリシーの魔法が、壊れる。すべての記憶が戻る。俺は幻覚にフェリシーがぶれて見えたから、自分の頭を叩いて修正する。
直後、フェリシーが言った。
「空から、フェリシーちゃんたちを見てる目がある」
「衛星か? なるほど、やっぱあの人SFだわ」
そう俺が言った時、闇の中から影が現れた。
「ゴット君。ここに、謝罪させてもらう。ボクは、君のことを侮っていた」
宙に浮かぶライトを点したスパイダーのドローンを従え、とんがり帽子の先っちょと毛皮の肩掛けの毛先を風に揺らして、ドロシーは現れた。
「一体、どうやってボクを出し抜いたんだい? 記憶がない状態で、どうやって『ソレ』と共謀できた。どうやってボクに対する対抗策を練られたのか、ボクの頭でも分からないよ」
「ドロシー、アンタには分からないさ。強いて言うなら、愛だよ、愛」
俺がそう冗談めかして言うと、フェリシーが「フェリシーちゃんも、ゴットのこと大好きだよ……♡」と囁いてくる。いやあの、気が散るからやめて。
ドロシーは鼻で笑って、答える。
「ボクだって愛情深い人間のつもりだけれどね。けど、やはり、侮っていたんだ。最も新しい、君という英雄を。……英雄になるような人間を、侮るべきではないのにね」
自嘲げにドロシーは言って、鋭い目で俺を見つめてくる。
「お仲間は居ないのかな。それとも、今回はあえて用意しなかったか」
「今回は、これで良いんだよ。何せドロシー、アンタのための専用ビルドだぜ。アンタの本気がどの程度になるか、昔の資料から想像して、それに対策してきた」
「それは、光栄だね。ますます、侮れない」
俺たちとドロシーの間に、静寂が張り詰める。風が走り、ざわめきが耳を覆い、心臓の鼓動がうるさいくらいに聞こえてくる。
ドロシーが外套を翻した。
「畏怖の世代の立役者が一人。『森の賢者』総長。黎明の魔女、ドロシー」
俺はキルケーの杖をくるりと回し、地面をトンと突いた。フェリシーが俺の首をぎゅっと抱きしめる。
「最も新しい英雄。勇者、ゴットハルト」
「秘密の女王! 無敵のフェリシーちゃん!」
名乗りが交わされる。火蓋の切れる音がする。
ドロシーが、かすかに笑った。
「君たちを、文明開化の陽射しが焼くだろう」
俺たちは勢いよく宣言する。
「「さぁ、悪いことしちゃうぞ」」
戦争が、始まった。
ドロシーはまず、「スパイダー」と命令を出した。
「召喚陣を構築」
言うが早いか、ドロシーのポケットから無数のスパイダーが這い出た。
ドロシーの背後で、ガチガチと金属音を立てて、見る見る内に巨大な魔法陣らしき形がスパイダーで形成されていく。その間、約0.5秒。
ドロシーは言った。
「サモン、アトラク=ナクア」
スパイダーの召喚陣が光りだす。
そこから這い出てきたのは、全身を機械化された、強大な蜘蛛の悪魔だった。ギギギ! と激しい音を立てて強大な機械の蜘蛛が全身をこの丘に現す。
俺は言った。
「え? 魔女ってそういうこと?」
「ああ、そうだよ。悪魔を呼び出して戦闘、屈服させ、機械化していつでも取り出せるようにしてある。スパイダーたちはすべて、アトラク=ナクアの子どもたちさ」
普通魔女って悪魔に恭順を示してなるものなのだが、力量差次第ではこんな事もできるらしい。悪魔も大概人間の扱いがむごいが、悪魔をどうこうする人間もまーむごい。
「さて、ボクはもう君を侮らないと決めたからね―――最初から、全力で攻めさせてもらおうか」
ドロシーは俺を指さし、言った。
「ナクア、出産。スパイダー、対象を襲撃」
蜘蛛の悪魔から、無数のスパイダーたちが出産される。それらは瞬時に俺たちに向かって距離を詰めてくる。
俺は笑って言った。
「まずはこれだろ」
左手で指を鳴らし、アップデートした大ルーンで、大狼の大曲剣単体を呼び出す。俺は足を踏み鳴らして、ルーンをなぞった。
【影踏み】
無数のスパイダー軍団が、地面から突き上げた影の一撃で全滅する。
「わお。やるねぇゴット君」
言いながらも、ドロシーはどこから取り出したのか、機械製の箒のようなものにまたがって宙に浮いていた。影踏みは地面を起点にトゲで攻撃するから、宙に浮かれると届かない。
「ま、そのくらいしてくるよな。じゃあ次は俺から行かせてもらうぜ」
俺は杖を振り、魔力消費無効の秘薬を飲んで、短縮された魔法詠唱を口にした。
「衛星斉射」
俺があらかじめ宙に待機させていた短杖たちが、一斉に光を宿す。ドロシーは目を丸くさせ、「なるほどね」と口にした。
55の砲門が、一斉にドロシーを光線で射抜く。
四方八方からの斉射は、ドロシーに光を集め、眩しいほどだった。連鎖する熱が空気を燃やし、小爆発を起こす。
大抵の敵ならば、これで沈む。だが――――
爆発の煙が、風に流される。現れたのは、無傷のドロシーだ。半透明のバリアのようなものが、ドロシーを包み、守っている。
バリアにすら、何も傷らしいものがない。威力を逸らす仕組みがあるのだろう。攻撃を滑らせるように、霧散させるようにして、壁そのものに傷がつかないようになっている。
「かなりいい攻撃だったよ。ボクじゃなきゃここで終わってた。つまり、畏怖の世代じゃなければ、勝てていただろうね」
「はー……これで倒せるとは思ってなかったが、よりにもよって無傷かぁ……。想定してた中じゃ、最悪のシナリオだな」
防御力がシンプルに高い相手、というのはいつだって厄介だ。しかし、想定内ではある。
何せ、俺たちはドロシーがこの戦闘で核を落としてくる想定で動いている。直撃すればここ一体は焦土だし、学院含む帝都ごと半壊する。
それを俺たちだけに押しとどめる、つまり帝都に被害を出させない仕組みはあるだろう、と想定していた。それが、あのバリアだった、という事だろう。
俺たちがしなければならないことが、段々と明確になってくる。
攻撃においては、核に耐えるだろうあのバリアを抜くこと。
防御においては、核に耐えること。
困難だ。普通の方法では敵わない。
つまりは、普通の方法ならば、だ。
俺は、首に回されるフェリシーの手が胸元を叩くのに気づく。
「いつでもできるよ」
「ああ。だが、まだだ。ここぞというタイミングで、度肝を抜いてやらなきゃな」
「うんっ……!」
フェリシーは深呼吸して、集中を高めている。
空中から、ドロシーは言った。
「さて。じゃあ一方的に殴らせてもらおうかな。―――ナクア」
ドロシーは、命じる。
「第一の禁を解く。その子を、食べていいよ」
「キシャァァァァアアアアア!」
強大な蜘蛛の悪魔、アトラク=ナクアの拘束が外れた。口に当たる部分の鉄覆いが地面に落ち、蜘蛛の悪魔が俺たちに襲い掛かってきた。
ナクアの触肢は伸縮自在のようで、数え切れないそれが瞬時に俺たちに向かってきた。だから俺は杖を振るう。
「衛星掃射」
55の砲門がナクアを狙う。だが、ドロシー同様にバリアが杖衛星のビームを逸らし無力化する。
「こっちもバリア持ちかぁ。ったくズルいよなぁ。相手のパンチが届かないところから、一方的に殴るなんてさ」
俺はフェリシーの手に触れる。フェリシーは待ってましたといわんばかり、ナクアを指さした。
俺は言う。
「そういうズルいのは、俺たちの領分だってのにさ」
【影狼】
「ミッシング・オブジェクト」
俺はルーンで大きく前に移動する。ナクアの触肢がすべて俺たちの背後に突き刺さる。
それだけなら、次なる手を繰り出せばいいだけだ。だが、ナクアは、僅かに体を傾げた。自分が狙っていた獲物が、まるで消えたかのように困惑している。
「ん、あれ? な、ナクア? 思いっきり懐に入られてるよ? ナクア?」
上空でドロシーが困惑した声を上げている。俺はそれを無視して、にこやかに言った。
「さぁて、ありがとな~ナクア~。俺、お前がバリアで覆われてなかったらどうしようかと思ってたよ~!」
言いながら、俺は地面に大曲剣と杖を地面に突き刺し、指慣らしで大ルーンの書を呼び出した。
「フェリシー、守ってくれ」
「うんっ。ミッシングオブジェクト、フォゲット、パーミッション」
最近俺との訓練で初めて使い方を覚えた魔法を使って、フェリシーは俺をドロシーに見失わせ、直後に『見失った』ということを忘れさせ、さらにその忘却を許させる。
「……ん……? 今のボクの心の動き、妙だったな……」
すると姿を消す魔法という事実を忘れるから、ドロシーは本気で俺を見失う。ドロシーは様々な魔法に通じているだろうから、候補が多すぎて俺たちの手札を絞れない。
ついでに、赦しの魔法も僅かに時間を稼いでくれるというわけだ。追加数秒の時間稼ぎだが、これが俺たちの命運を分ける。
「さぁて、悪いことの時間だぞ~」
左手に大ルーンの書を開き、右手でバリアに触れる。すると発動していた大ルーンが、書の空白ページに自動で大ルーンを記述していく。
分析、解読、再現。俺が祝福後に構築した、新しい大ルーン。
たっぷり十秒。それで大ルーンの自動書記は完了した。俺は「うん、上々だな」と言いながら新しい二つの大ルーンをなぞって発動する。
「なら―――君たちは、まだそこにいるッ!」
同時、ドロシーはその聡明な知性で俺たちの居場所を割り出した。この十秒の思考でここまでやってのけるのだから恐ろしい。しかも思考の慣れで次はより早く対処してくるのだ。
「ナクアッ! 彼らは君の足元だ! 地面めがけて足を振るえッ!」
また振り上げられた触肢の切っ先が、俺たちに向かう。今度こそ避けられない位置だ。大曲剣も今掴みなおして消したから影狼でも逃げられない。
が、逃げる必要も、もうない。
俺は笑う。
ギィィンッ! と激しい音を立てて、ナクアの触肢が弾かれた。フェリシーが「あ、見つかった」と呟く。
ナクアは何度も触肢で俺たちを攻撃する。だがその攻撃は、一つも意味をなさない。一方ドロシーは、俺たちを見て、瞠目していた。
「その、それは、ゴット君、まさか」
「ああ、その通り。ご明察」
俺は剣と杖を掴みなおしながら、答えた。
「ドロシーのバリア、パクらせてもらったよ。この場で大ルーン構築して、いつでも作動できるレベルでな」
大魔法、【黎明の防御壁】。
俺たちの周りを、半透明のバリアが覆っている。ドロシー、ナクアたちを覆うそれ。これでもって、俺たちはやっと対等になる。
だが俺はズルいので、対等では終わらせない。
俺は効果が切れたので、再び魔力消費防止の秘薬を飲む。それからキルケーの杖を振り振りしつつ、詠唱する。
「裁きは壁を越えて撃ち貫く。纏うは黎明の終わり。より鮮烈な光が、敵を襲う」
言いながら、俺は大ルーンの書が輝くのを見る。まるでお手本のような純魔仕草だ。左手には本、右手には杖。最高だね。
「ゴット君、君は、君は―――」
動揺するドロシーに向け、俺は唱えた。
「裁きの光。衛星斉射」
キルケーの杖の先から、俺は極太ビームを放つ。杖衛星のビームが膨大なエネルギーに光を屈折させ、追従するようにドロシーに向かう。
激しい音と共に、ドロシーのバリアにヒビが入った。通常なら意味をなさないはずの攻撃。だが俺が並列発動させた大ルーン、【抗・黎明の防御壁】が、威力の霧散を許さない。
―――仕組みが分かれば、その仕組みを貫く方法だって分かるよなぁ!
「まずは一撃だぜ、ドロシー」
破壊音を響かせて、ドロシーのバリアが爆ぜた。ドロシーはとっさに何かを唱えて防御を取るが、僅かに遅く、そのまま墜落する。
「わっ、勝った! 勝ったよゴット! 魔女さんに勝った!」
「待て待てフェリシー。それはな、フラグってもんだ。それに―――この程度で大英雄が負けてくれる訳ないだろ」
「え?」
丘の上で、俺たちから十数メートル離れた場所で、ドロシーの小さな影が動いた。僅かに身を焦がしているようだが、大した怪我もなく起き上がる。
「一応シアエガにトドメを刺した魔法なんだがなぁ」
ゲームでも純魔といえばこれ! という魔法なのだが、この程度はドロシーには序の口か。
ドロシーはパンパンと汚れを払いながら立ち上がる。それから、ため息と共に言った。
「……年を取るのは嫌だね。知識は増えるし、体の老いも止めたけど、心がやはり老いていく」
ドロシーは俺たちを見る。まっすぐな目で、真摯な目で。
「侮らないと言ったのに、ボクはこの期に及んで君を殺す覚悟を決められていなかった。可愛いスノウ姫の婚約者だから。新しい英雄の後輩だから。色んな理由をつけて」
はぁ、とドロシーはため息を吐く。
「本当に強い攻撃手段も、使う勇気が出なかった。アレは被害が出過ぎるから。考えることも多いよ。地域の汚染。悲惨な近隣住民。ボクはかつて地獄を見た。今でも夢に見る」
老いたよ。とドロシーは言う。
「昔は、違った。どうでもいいことは、すべてどうでもよかった。大切なもの以外のすべてを切り捨てて生きてた。みんな以外のすべてを皆殺しにする覚悟が、当時のボクにはあったんだ」
俺は生意気に言い返す。
「だから本気じゃなかったって? 言い訳にしか聞こえないぜ、ドロシー」
「……うん、言い訳だよ。しかも、本気じゃなかった、なんて言い訳じゃない。昔ならできたっていう類の、一番情けない言い訳さ」
今はできない。言いながら、ドロシーは外套の中から錬金フラスコを取り出した。
「……ドロシー?」
「今はできない。つまり、昔は出来たんだ。知識は増え、体も当時のままだけれど、心が老いた。老獪になり、周りが身内の子供だらけになって、丸く、優しくなり過ぎた」
ドロシーは、きゅぽん、と音を立てて錬金フラスコのコルクを抜く。
「知識は多い方がいい。そう思っていたけれど、そうでもないことがある。浅慮と短絡は勇気と言い換えることもできる。ボクは老い、深慮になるとともに臆病になった」
だから、とドロシーは俺を見た。
「忘れることにする。昔のボクはもっと短慮で、勇気があった。君たちも、きっと会いたいだろう? 全盛期のボクと」
「―――――」
ドロシーは、止める間もなく錬金フラスコの中身を飲み干した。
こくこくと喉が鳴り、「ぷはぁっ」と元気よく息を吐く。それから、ぽいっとその辺にフラスコを捨てた。
ドロシーは、無邪気に大声を上げる。
「あ―――――何か体の節々がいたーい! っていうか肩重い! 何この肩掛け! ウザイ!」
不機嫌そうに装備を取り払って、ポイポイとその辺に捨てていく。外套も脱ぎ捨て薄着になり、「んっんー♪」と首を回し、「さてっ」とドロシーは爛々とした目で俺を見る。
「よく分かんないけど、君、敵だよね? まさかボクのバリアをパクッてくるようなのが出てくるとは思ってなかったけど~、未知との遭遇は常に興味深いよねっ」
にし、と本当の少女のようにドロシーは笑う。それから「ま、とりあえずは」と言いながら、ドロシーは指を鳴らす。
「スパイダー、ドローンモード! 空中に魔法陣を大展開!」
周囲に隠れ潜んでいたスパイダーたちが、プロペラを生やして空を舞う。それらは数匹でナクアよりも小規模な魔法陣を組み、空中に魔法陣を構築する。
そしてドロシーは、言うのだ。
「サモン・アトミックボム」
無数の魔法陣から、弾頭が顔をのぞかせた。一発で都市一つを滅ぼす核爆弾を、このドロシーは数十個単位でこの帝都付近に落そうとしている。
俺は息をのむ。フェリシーが「この人ヤバイ」と震えた声を上げる。
「さ、戦いを続けよぉうっ!」
ドロシーは、テンション高く宣言する。若者らしい短慮どころではない。こんなの、理性が蒸発している。
「お相手は引き続き、このボク、燼滅の魔女ドロシーが務めさせていただきますっ!」
ドロシーは歯を見せて笑う。その姿に、俺は思わず、ごくりと唾をのみ下した。
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