第14話
微笑んだ顔で顔でテイジは深々とお辞儀をして、
「女神様、姉上様、お久しぶりでございます。」
同時に無言で金髪の女性と青い髪の少女が無言でテイジの目の前に歩いてきた。
苦笑いでテイジは頬をかくと、
「えっと・・・」
「私[わたくし]は他人行儀みたいなことは貴方には一切教えてません!ちゃんと名前で言って下さい!」
「テイジよりも年上だけど、前に呼び捨てでいいと言った!」
同時に怒られ睨まれテイジは動揺した。
近くからクスクスと笑う2人笑う声が聞こえ、振り向くと岩の上に金髪の天使と顔立ちが同じで白いチャイナドレスを着た13歳は名前は[ユエ]で相当な実力者であり、もう1人のユエと+同じ歳の少女は顔立は瓜二つで銀髪で小麦色の肌で、黒い過激に露出でビキニで後ろはOバックでお尻が見えてる少女は名前は[ネメシス]と言う。
「ユエさん!ネメシスさん!」
いつの間にか、ユエもネメシスもテイジの後ろに立って、
「長い間孤児院から離れた事で、遅れた反抗期じゃない?」
「主らのテイジに対する、愛が足りんかもしれぬな~♪」
「この後にワシと一緒にベットでワシが手とり足とり大人の階段を上がるか?」
「!・・け、結構です。」
肩をポンポンと叩きユエは何度も頷き、肉食動物が獲物を狙う感じでニヤニヤしネメシスはぎゅうと腕をしがみついて胸がムニュと潰れて柔らかく、テイジは顔を真っ赤にして裏声で言い切った。
固まった表情の金髪の女性は四つん這いなり、
「そんなテイジの親代わりに育てたのに反抗期・・・・成長してるのね♪」
「流石、私[わたくし]のテイジね♪」
立ち上がり、キラキラと目を輝かせた。
その不思議顔でネメシスは、
「なんじゃ、あれ?」
「かまない方がいいじゃない・・」
「そうじゃな。」
かかわると面倒だと思いユエは言うとネメシスは同意してするした。
真っ赤な顔でいるテイジのニヤニヤしたままネメシスは、
「うぶじゃな♪」
「じゃが、そこが主の可愛いところだがな♪」
「そうそう、可愛いね♪」
微笑みユエも空いてる手にぎゅうと抱いてきて、真っ赤な顔で湯気が出てテイジは固まった。
後ろから青い髪の少女が冷えた殺気を出し地面の一部が凍り付くと、
「ユエ様、ネメシス様、ほどほどにテイジが嫌がってる。」
「シュイは怖いのう。」
「そう睨まないでちょっとしたお茶目じゃない♪」
これ以上は危険だと判断して素直にユエもネメシスも手を放した。
直ぐに青い髪の少女がテイジの後ろから大事そうにぬいぐるみを抱き、丁度青い髪少女のメロン並に大きい胸の位置にテイジの後頭部が埋まる形になった。
「むー」
「おお~♪」
「胸を枕にすとは、大胆じゃな♪」
青髪の少女のシュイは睨むように見てるが、ユエとネメシスは、楽しそう微笑んだ。
離れた木の枝にフクロウがこちらを見ていた。
※ ※ ※
辺り一面霧に包まれた場所で屋敷の庭で白い机と椅子に座った人物は机にある物に映し出された映像にはテイジ達が映っていた。
微笑んだ口調で人物は、
「おや、面白い状況だ。」
≪かみ合わなくなるのでは?≫
「確かに『総指揮官』の言うとだね♪」
≪はっ、いかがなさいます?≫
「この件は私の方で処理する。君は引き時を頼むよ。」
「期待してるよ♪」
≪仰せのままに。≫
机にあったある物をしまいポケットにしまうと、
「これから始まる。混沌なる時代のテイジ君達の試練を始めよう♪」
微笑んだ口調で喋った。
※ ※ ※
洞窟前の少し離れた岩からテイジ達は何かの音が聞こえた。
ピシ
岩よりも少し高い場所の何もない空間に亀裂が入って、固まっていたテイジもただならぬ気配に気付き、
「ん!」
「なにこれ?」
シュイもテイジを放し右手の腕輪を青い大鎌に変わり両手で持って、テイジも
テイジの成長に抱擁していた金髪の女性は我に返り、金髪の女性は少し驚いた顔で、
「こ、これは!」
「あれが!来るからネメシスは時を止めて!」
「了解じゃ!」
焦った顔でユエは指示をだしてて、
「我ここに 世界の理に反して 時間を停止を行う者なり」
「時よ停止なのじゃ!」
風が吹く中でネメシスは早口で詠唱しと言うと、葉っぱがテイジの横で奇妙に止まっていた。
さっきよりも・・・
ピシ、ピシ
ミシ、ミシ
音をたって・・・
パリーン
ガラスが割れる音が響いと同時に、その空間からソレは出てきた。
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